910話ではルフィ達がようやくワノ国に入り、
ナミ、 サンジ、チョッパー達とはぐれてしまい、その後陸に上がると、いきなり「狒狒」が登場します。
突然すぎる展開ですが、ワノ国で一体何が行われるのか・・・
・新キャラ「お玉」登場
・お玉がエースと何を約束したのか?
・光月家がどうしてワノ国でそこまで嫌われるのか?
・エースがワノ国に来て一体何をしようとしていたのか・・・
・真打ち「バジル・ホーキンス」の実力は?
・カイドウはワノ国で工場排水を流して何を作っているのか?
など、今回も盛りだくさんです。
911話「侍の国の冒険」ネタバレ考察みていきます。
>>ワノ国に隠されたすべての未回収伏線と回収される可能性のある伏線を考察した記事はこちら
ルフィがカイドウの部下と一騎打ちへ・・・
前回のあらすじはこちら。
→910話ワノ国編での激動の展開へ・・・
ルフィは目を覚ましてから、どうしてこの海岸にいるのか思い出しています。
横では、狒狒と狛犬が戦っていますが、
全く興味がありません。
思い出したところによれば、前回910話の「ワノ国」の海域に入った際、
鳴門海峡のような渦潮に巻き込まれてしまい、船が飲まれてしまいました。
ルフィが気づいたら海岸で目覚めており、
何が起こったのかよく分かっていませんでした。
ただ、ルフィが何が起きたか思い出します・・・
滝を登った後で、そのままだと船が飲まれてしまい、
全員溺れる可能性があったため、ルフィの腹を使って全員が島に先に放り出されたのでした。
これで、ルフィが他の一味とバラバラになってしまったことが確定です。
ルフィもサニー号がら脱出しようとしますが、
(ルフィが「後で必ず見つけるからな」と伝えてますが、
サニーがちょっと嫌な顔をしています笑)
その際に、船に乗ってきたタコがルフィの体に絡みついて、
外に行かせようとしません。
タコと一緒にルフィは渦に飲まれてしまったのでした。
そこで気がついたら、ワノ国の海岸沿いで、
何が起こったのか把握できてません。
そして、ルフィにとってショッキングな出来事が起こります。
それが、ビブルカードを無くしてしまったことです。
これはレイリーとルスカイナ島にて一緒に修行した際に、
使っていたものだと思われます。
それを無くしてしまったのかもしれません。
そして、場面は少し変わり、
光月一族の「侍者」として捕まっている女性がいます。
しかも、捕らえている人物は明らかにカイドウ一派の人間です。
動物のような格好をしており、角がついてます。
(カイドウの部下達の多くは何かしらの動物系能力者の可能性もあります)
気になる発言として、
捕らえられている女性が光月家の侍者(使える人間)だという点です。
そのために、「遊郭」に売られるか、何かしらの処分を受けるというのです。
それほどの重罪であり、大きな罪だと言われる程、
光月一族というのは、ワノ国では忌み嫌われているということでしょう。
そして、カイドウ一派の人間は「真打ち」と何かしらの会話をしています。
ルフィめがけて何かしらの攻撃をしようとしていますが、
見聞色の覇気でルフィはすぐさま逆に相手に攻撃を仕掛けていって、返り討ちにしてしまうのです。
「真打ち」とはそこで会話が途切れてしまいます。
真打ちはそこで異常事態に気づき、海岸沿いに向かうのでした。
狒狒がその後でルフィを襲おうとしていましたが、
ルフィは「なんだお前」と一言言って、狒狒は黙ってしまいます。
ルフィに対して全面的に服従してしまったのです。
これはルスカイナ島でレイリーと修行していたときに、
ルフィがありとあらゆる動物・怪獣達と戦ってきて、
手懐けてきた経験があるので、狒狒に対しても同様に覇王色の覇気をちらつかせるだけで、
言うことをきかせることができたのだと思います。
話は戻って、ルフィは狒狒を手懐け、
カイドウの部下から「お玉」を解放します。
結局何が起こったのかと言うと、町に買い物にでかけたお玉が、
帰り道に狒狒を連れた、カイドウの手下に捕獲されます。
それを助けようと狛犬が狒狒と戦っていたので、
たまたまルフィが目撃したという状況のようです。
ただ、その際にお玉が自分が持っていた米などの荷物を全て奪われてしまい、
「光月一族の人間が帰ってきたら覚えてろ」
という暴言を吐いてしまい、それで捕獲されそうになったのでした。
サニー号の船は崖横に置いておいて、
一旦は避難させてます。
これで敵にはバレません。
食料が船に残っていると思いきや、全く残ってなかったようです。
ルフィ、お玉の2人は狛犬の狛ちよ、狒狒のひひ丸の二人を仲間を引き連れて、
お玉が住む山の中に戻っていくのでした。
ちなみに、お玉が住むところは、師匠と二人暮らしであり、
将来的には、妖艶な女忍者(くの一)になりたいと考えているようです。
ルフィはお玉の家に案内されて、米をごちそうになりますが、
一瞬で無くなってしまいます。
ルフィは腹が減ったといいますが、ここから衝撃の事実が明らかになります・・・
それはお玉自身が何日も米をまともに食べてなく、
腹を空かせてしまっているのです。
そこにお玉の師匠が登場。
完全に見た目が「天狗」です。
山の中にいる、ということでやはり「天狗」を意味しているのかなと思われますが、
ルフィに対して一見冷たいように見えますが、
これこそ、お玉に対しての愛情の現れだと思います。
お玉は米を入手するために、傘を織ってなんとか米をもらおうとしていましたが、
そこで手に入れたお米をなんとルフィに全部振る舞ってしまっていたのでした。
その事実を知り、驚くルフィ。
なぜなら、お玉が何日もご飯をまともに食べていない状況の中で、
米をせっかく食べれると思って、町にでかけていきました。
しかし、日銭暮らしの毎日であり、人ひとりの生きていくのがやっとの状況です。
そこでようやく、米を食べれるということで、
必死に働いて作った傘で米を買ったのですが、
それを全てルフィに捧げたのです。
もちろん、ルフィはそのことは一切知らなかったのです。
そして、お玉は腹が減っている音が恥だと考えて、
川の水を飲んでごまかそうとしています。
しかし、川の水というのは、カイドウが作った工場の汚染水で汚れており、
飲むだけで体がおかしくなってしまうのです。
体調が悪くなり、お玉が寝込んでしまいます。
お玉がどうしてここに住んでいるのかと言うと、
エースという海賊との約束があったから、
というのです。
エースが以前にワノ国に来て、お玉と約束をしたようで、
それを果たすまでは例えカイドウがいる危険な工場といえども、
そこに住み続けているのです。
エースとの約束というのは一体何なのか、エースは一体何を目的にワノ国に来ていたのか、
後ほど考察しています。
バジル・ホーキンスが登場!
最悪の世代の一人、バジル・ホーキンスが登場しました。
これはビッグマム編にて、カポネが登場したのと同様、
最悪の世代が四皇の下についている、と思わせて反旗を翻すのではないかと予想をしています。
そもそも、キッド、ホーキンス、アプーの3人は海賊同盟を築いている、
というニュースがありましたが、キッドは現時点でカイドウに捕獲されています。
ホーキンスが現在捕まらずにいるのは、カイドウの下につくことで、
従っているふりをしているのではないでしょうか。
ビッグマム編のときと同様に、
結婚式のときにビッグマム暗殺を企んでいたように、
ホーキンスもカイドウを倒すのをもくろんでいるのは間違いないと思われます。
キッドを裏切り、カイドウの忠実な部下に入ったふりをして、
カポネのような、大爆発をもくろんでいるのだと思われます。
マザー・カルメルの写真立てを壊して、
ビッグマムの弱点を突きましたが、カイドウの弱点もゼロではないはずです。
まず、ルフィたちはホーキンスを倒すなどを経て、
ホーキンスを味方につける必要があるのだと思います。
つまり、最悪の世代では、
ルフィ、ロー、キッド、ホーキンス、アプー
の5人が手を組んで、カイドウと戦うというような構図になるのではないかと予想をしてます。
また、今回は更に特殊な傾向として、
「ビッグマムがルフィを殺しにワノ国にやってこようとしている」ことです。
普通なら、ルフィたちが訪れた島の敵が場所を変えて、
ルフィを追いかけてくるということはありませんでした。
ただ、そこは流石に四皇ということで、
ルフィvsビッグマムの戦いがワノ国の舞台で繰り広げられるのかもしれません。
・ルフィvsビッグマム
・ルフィvsカイドウ
・ゾロvs最強の剣士
・麦わらの一味vs剣豪集団
・侍vs光月一族
など、これらはほんの一部ですが、
新しい戦いが繰り広げられていくのかもしれません。
エースはお玉とどんな約束をしたのか?
そもそも、エースはどうしてワノ国にやってきたのか、
というところが注目ポイントです。
以前、頂上戦争編にてオーズに傘をプレゼントしていました。
これはエースがワノ国に訪れて、
傘の編み方を教えてもらいました。
この傘の編み方というのを教わったのが、お玉だと思います。
お玉に傘の編み方を教えて、関わりを深めたのがエースなのでした。
エースがワノ国に来たのも、カイドウを倒すことを目的としていたのだとすれば、
それが途中だったときに、黒ひげがサッチを殺して、
黒ひげを追うことになってしまったのかもしれません。
オーズがこの島から解放されたのだとすれば、
他にも超巨大な生物が眠っているのかもしれません。
カイドウのシルエットも鬼、オーズも鬼、日本神話に出てくるのも鬼、
だとすれば、鬼のような敵が登場するのかもしれません。
カイドウとは別で、超強力な鬼のようなキャラが出てくるとき、
めちゃめちゃ強い可能性もあるでしょう。