944話のネタバレについてお伝えしていきます。
944話「相棒」では、キッドの相棒が登場します。
その人物が一体誰なのか明らかになりますが、
結論から言うと、キッドの仲間である、キラーです。
仮面をかぶっていたので、素顔を見せたら全く誰なのか分かりませんでしたが、
間違いなくキラーなのです。
詳細なネタバレについて、944話「相棒」についてお伝えしていきます。
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944話ネタバレあらすじまとめ!
前回までのあらすじはこちら。
⇛943話で、SMILEの真の意味が明らかに!
「下手人ゾロ十郎だァ!!」
「反逆者サン五郎だァ!!!」
処刑されようとしたおトコを庇うかたちで、突如現れた二人。
これに侍達が、すぐさま2人の名を叫んだ。
対し、ゾロとサンジは互いに“お前につき合ってるヒマはねェ”と、
いつものように言い合っており、
その間ではおトコが父である康イエの死を悲しみ泣き笑いをしている。
また、日和はおトコの命が救われたことに驚きつつ、
どこからかサンジが現れたことも含め動揺していた。
一方、ドレークも探し求めた2人を目の前にし、
怒りを込みあがらせてはその姿を変えようとしている。
そして、おトコの処刑を邪魔されたことにオロチも怒り、
おトコを“大罪人”とすればゾロたちをネズミの仲間呼ばわりし、
役人たちに「処刑の邪魔をする者も全員殺して構わぬ!!!」と命令を下した。
これに侍達はこたえ、銃に弾を込める
すると、ゾロはサンジにおトコを預けた。
片や、これを見守るかたちになったウソップやゾロたち。
ゾロが都にいたことに驚くウソップの後ろで、
フランキーが“騒ぎ”になったことを指摘するが、
フランキーはそれとともにこれを仕方ないとゾロたちの行動を称賛する。
次いで、その横ではしのぶが、
「“康イエ様”を連れ出さなきゃ」
「ご遺体を晒させやしないわ!!」
と泣きながらに口にした。
続けて、ナミが“これに関われば自分たちが都にいられなくなる”ことを指摘すると、
ロビンが集合場所を決めようと提案する。
「“二刀流”」
このようにナミとロビンが参戦する前提で話をする中、
ゾロは静かに刀を構えた。
これにサンジは、康イエの行為を無駄にしかねないことからゾロを止めようとする。
しかし、ゾロは静かに怒りを燃やしており、
オロチに向け殺気を放ってはオロチを驚かせた。
その脳裏には笑顔で「えびす町」の由来について話す頬被りをする康イエの姿があり、
耳には泣き笑いをするおトコの声が聞こえてきている。
「“七百二十煩悩鳳”!!!」
そう言って次々と放たれるゾロの斬撃はオロチに向かっていき、
これに周囲のおなご達は叫び声をあげる。
勢いよく迫る斬撃がオロチに届こうとしたその時、なんと狂死郎が割って入りそれを止めたのだ。
ゾロvs狂死郎の決着はいかに!?
これに驚くゾロに、狂死郎は不敵な笑みを浮かべており、日和もこれをハッとしたように見つめる。
このように騒然とした事態に、周囲の人々がどよめきだち叫び声をあげる中、
狂死郎はオロチの前に立ち「油断が過ぎます」とオロチに苦言を呈していた。
それにオロチが、ゾロが本気で自分を殺そうとしていたことを口にする。
対し、ゾロはそれを静かに見据えているが、そんなゾロにサンジは「どういうつもりだ」とすれば「頭を冷やす」よう叱りつける。
だが、ゾロは何気ない表情でオロチを見据え続けていた。
その時である。
そんな2人の背後から恐竜の姿となったドレークが雄たけびとともに襲いかかってきた。
サンジvsドレークへ!決着はいかに!?
これにサンジが、おトコを抱えつつも瞬時に振り向き後ろに飛びのくことでドレークの攻撃を避けると、
周囲の住人たちも2人の戦いに巻き込まれまいと一目散に逃げ始める。
こうして、ドレークとサンジの戦いの火蓋は切って落とされた。
まず、サンジは攻撃してきたドレークに反撃するため、ドレークの横頬に思いっきり蹴りを入れる。
すると、これに侍たちがドレークの助太刀をするため銃をサンジに向けると、ゾロの「頼む」という言葉と共にフランキーが割って入っては仁王立ちしサンジの盾となった。
一方、得意げに笑みを浮かべるフランキーが銃弾をもろともしないことに侍達が驚いていると、フランキーはそうした侍達に容赦なく“ストロング右”をお見舞いする。
また、その隙にゾロがどこかへ走り去っていった。
このように、突如始まった乱闘状態に牢に繋がれた人たちが理解できずにいる。
そうした混乱のさなか、フランキーは康イエの身体をその場から持ち去り、
侍達が慌てて銃を向け追いかけていた。
その離れたところではウソップが巨大パチンコ“カブト”駆使し、
また別なところではロビンが腕を構え、ナミも天候棒を駆使しそれぞれに応戦をしている。
そうした中、侍達が「将軍を城へ!!!」という言葉と共にオロチを輿に乗せ逃がそうとしており、オロチも輿から顔を覗かせては自分に盾突く者は一人残さず殺すよう念を押すように命令、その場を後にしようとしていた。
さらに、この傍らではゾロが狂死郎と刀を交えている。
「どけよ!!!」
怒りとともにそう言うゾロに対し、狂死郎はそれを断る。
「拙者 将軍の犬ゆえ」
不敵な笑みを浮かべる狂死郎に、怒りと苛立ちをあらわにするゾロ。
「全員出あえ!!」
そこには、「羅刹町」にて反逆者たちが暴動を起こしていることや、将軍の命によりこの者達の生死は問わないといった旨の伝達と人々のどよめく声が響き渡っていた。
このように、ゾロとサンジがおトコをオロチの凶弾から救い出し、ナミやロビンたちも戦闘を開始した頃、「兎丼」の「囚人採掘場」では“光画タニシ”により、「羅刹町牢屋敷」前の映像が映し出されていた。
康イエの遺体が救い出され、ゾロやサンジまたウソップやフランキーたちに次々と侍達が倒されていくことに、囚人たちは沸きだっている。
また、ルフィも仲間たちの活躍を大声で応援しているが、これにヒョウ五郎はルフィの仲間かと尋ねれば「マズいぞこれは」と指摘した。
対し、クイーンはルフィの反応やヒョウ五郎の指摘から、彼らがルフィの仲間であることを察すれば、明らかにオロチを狙う彼らの行動を面白がり笑っている。
「クイーン様“花の都”より「罪人」が到着しました!!」
するとここで、罪人の到着を知らせる通信がクイーンにもたらされた。
これにクイーンは首をかしげ、ババヌキに囚人が誰か尋ねると、これにババヌキは将軍の任務を果たせなかった“人斬り鎌ぞう”だとしては、
その処分がオロチより任されていると報告する。
そうした中、“人斬り鎌ぞう”本人が看守に連れられてきた。
人斬り鎌ぞうの正体はキッド海賊団のキラー!
看守の「“人斬り鎌ぞう”連行しました!!」という言葉と共に、入ってくる“人斬り鎌ぞう”は大笑いしている。
また、周りからは人斬り鎌ぞうをからかう声や、
“脱獄者は死刑”だと言う声が聞こえてくる。
だが、その後ろには思わぬ人物がその歩を進めていた。
そう、脱獄したはずのユースタス・キャプテン・キッドである。
看守が“道中で捕らえた”と自慢げに言う中、「囚人採掘場」に入ってくるキッドの姿にルフィが驚きの声をあげると、クイーンは早々に捕らえられたキッドをからかった。
そこでキッドを捕らえた看守は、そうしたクイーンに、キッドが叫びながら近づいてきたところを2・3発殴ったことや、その結果キッドは逃げる素振りも見せずに捕まったことを得意げに話す。
続けて、看守が「海楼石の錠をつけてる事忘れてたんですかね」と笑って見せた。
対し、キッドはうなだれ口を閉ざしており、ルフィはキッドの自ら捕まったとも取れるその行動に驚きを隠せずにいる。
「お前よォ……」「その笑い方が嫌いで……」
「いつの頃からか……」「大笑いすることをやめたよな」
こうした中、それまで沈黙を貫いていたキッドが口を開き、人斬り鎌ぞうに向かって語りかけ始めた。
人斬り鎌ぞうは相変わらず笑い続けている。
そこでキッドは、彼の笑い方を笑ったやつを半殺しにしたことや、いつからか素顔もマスクで隠すようになったことを挙げ、言葉を続けた。
その言葉は、さも人斬り鎌ぞうを知っているかのようである。
「―――なのにどうしちまったんだ!?おれと離れた後カイドウに何をされた!?」
「みんなはどこへいった!?」「答えろよ!!!」
「キラー!!!」
そう、驚くことに人斬り鎌ぞうは、キッド海賊団の1人でキッドの右腕的存在であった、あのキラーだったのである。
以前会ったキラーの面影がないことから、ルフィが驚いては声をあげると、ヒョウ五郎も驚いた様子でいた。
そうした中、看守たちも笑い続けているが、キッドは怒りで表情をゆがめていた。
「何をされたらここまで変わり果てる」
「誰がおれの相棒をこんな目に逢わせたんだ!!!」
そう怒鳴り声をあげるキッドと、キラーの変わり果てた姿に愕然とするルフィ。
その横ではヒョウ五郎が、キラーがSMILEの犠牲になったことや、それを知らないキッドが彼を救い出そうとして捕まってしまったことを察し憐れんだ。
その後、ついにキッドとキラーは死刑執行のため水責めにかけられてしまう。
宙づりにされた状態で、容赦なく水に頭を突っ込まされてはあげられ、苦しそうにする二人。
これに周囲を囲む看守たちは、死刑囚が増えたことや2人の苦しそうな様子に笑い声をあげ楽しげである
しかし、一部の侍たちはあまりにもひどい処刑方法に思わず「むごい…」と言葉を零した。
対し、クイーンは上機嫌で笑い続けており、苦しそうにする二人を見ては「面白れェゲーム思いついたぜ!!」と言う。
「沈めろ――――!!!」
クイーンの号令とともに、容赦なく水に沈められるキラーとキッド。
それと同時に、クイーンは“大相撲インフェルノ”の再開を宣言する。
続けて、ルフィ達が土俵の外に出た瞬間に首輪の針により死ぬことを再確認しては、さらに残酷な条件を付け加えた。
その条件とは、“ルフィ達が生きている間キッドとキラーは水の中に居る”というもの。こ
れにより、キラーとクイーンまたルフィとヒョウ五郎どちらかの死は確実となってしまった。
そうした、どちらかが必ず死んでしまうクイーンの常識外れな言葉に、ルフィは“2人は関係ない”と抗議する。
だが、クイーンはルフィの意見を肯定しつつも、ルフィが動揺していることを指摘してはその理由について尋ね、“同じ時代を戦う戦友ゆえか!?”とすれば“ルフィ達がすぐに死んでやるのも手だ”と、追い打ちをかけた。
加えて、“悪名重ねて数億の賞金首になっても全ての人間はたったの5cmの水でおぼれ死ぬ”と言う。
すると、こうしたクイーンの心無い言動にルフィの怒りは限界値を超えてしまう。
「だったらお前が土俵に上がれ!!!」という言葉と共に腕を伸ばし、クイーンを殴ろうとするルフィ。
しかし、ルフィの拳はクイーンにより簡単に受け止められてしまい、それどころか拳を掴まれてはそのまま投げ飛ばされてしまう。
これにより危うく場外に出てしまいそうになったルフィであったが、何とか受身を取り踏みとどまった。
だが、ルフィに攻撃されたことで、これまで上機嫌だったクイーンは苛立った様子を見せる。
「調子にのんじゃねェよ小僧共」「何を勝手に“希望”抱いてんだ?」
「本気で生きて帰れると思ってんのか?」
このように、明らかに不機嫌な様子を見せるクイーンの言葉を、
ルフィはクイーンを睨み付け聞いており、クイーンの部下はクイーンの機嫌が悪くなったことに怯えつつその理由を、
“今日おしるこを食べていないから”とした。
「死ぬんだよお前らは一人ずつな!!!」
そう、怒鳴り声をあげるクイーン。
この間にも、キラーとキッドは必死に息を止めこらえている。
これに対し、ルフィもさらに怒り、反論した。
「うるせェ!!おれの死に場所は」
「おれが決める!!!」
その時である。
ルフィの言葉と同時に、地響きとも言える凄まじい音とともに衝撃が辺りに響き渡った。
これに人々はどよめき立ち、クイーンも苛立ちと共に部下に「何の音だ!!?」と尋ねる。
そこで部下は、門の外から聞こえていることを告げれば、
門番と通信が途切れてしまっている旨を報告した。
クイーンの言葉を遮る巨大な音と衝撃。
その正体は、おしるこを求めはるばるやってきた“おリン”であった。
「おしるこ・・・」
不気味な笑みとともによだれを垂らし、「囚人採掘場」の門前に立ちはだかるビッグ・マム。
ルフィ達が水責めと大相撲インフェルノにより窮地に立たされる中、
ビッグ・マムが波乱をもたらす・・・!
945話に続く…