くまVSフランキーの行方
ルフィ達の恩人はたくさんいます。
レイリー、ロー、はっちゃん、デュバル一味等々、トキには敵だったりした面々がルフィ達に協力してくれています。
しかし、ここで気になるのが、バーソロミュー熊のことです。
くまといえば、かなり変わったキャラでして、今回はその事でフランキーとぶつかると考えていきます。
くまの一貫しない行動
まず、くまは王下七武海として登場していました。
ただ、同じ時期に出たドフラミンゴと違い、静かにバイブルを読む巨漢の大男にしか見えませんでした。
実際に、くまの身長は6m92cmという小さい巨人族の様なものです。
実際に信号機が5mとすると、それよりも高いという事です。
そんな大男が、本編で初めて動きを見せたのが、スリラーバーグでの出来事でした。
ルフィはスリラーバーグ編に入る前に、サイファーポールナンバー9最強の男、ロブルッチを倒した事により、いよいよ世界政府は麦わらの一味を抹殺するしかありませんでした。
何故なら、ロブ・ルッチの強さは、歴代最強といってもいい戦闘力の持ち主だったからです。
その信頼性は熊の言葉からして、敗北はあり得ないとしていました。それ程の実力者だったのです。
しかし、ルッチが負けた事により、くまが抹殺指令に受けなければいけない程に、世界政府は迫られていたと言えます。
かくして、スリラーバーグでの戦いはそもそも、モリアとオーズを中心にゾンビ軍団に力を使い果たしてしまい、頼みの綱のルフィも完全に気を失っていました。
ルフィはそれまで影100体とトドメのギア2とギア3の重ね技であるギガントJETシェルで完全に力を使いきっていたのです。
ところが、ゾロが身代わりに応じてくれたおかげでルフィは一命を取り戻すことが出来たのです。
フランキーとの因縁?
こう書くと、ルフィとゾロに因縁がありますが、フランキーとくまはお互い身体をサイボーグとして生きている二人なのです。
フランキーは廃船から、むりやり体を改造しましたが、くまはベガパンクからサイボーグ手術を受け、今の体になりました。
黄猿のレーザーと頑丈な体を持つくまは、戦争でも大きなダメージを受ける事なく、戦争まで生き延びていました。
正し、問題はここからで、くまはシャボンディ諸島でルフィ達を始末するどころか、島の外側まで逃がし、更に、くまは一年間シャボンディ諸島でサニー号を守り続けていたのです。
命を奪う行為と命を救う行為、これは完全な矛盾です。
要するに、スリラーバーグでの抹殺指令は自分の意志ではなく、命令された意志だったのでしょう。
フランキーとくま
フランキーはくまのことをサニー号を守ってくれた大恩人とスリラーバーグでの抹殺指令を受けたのに、違和感を覚えていたと思います。
特に、フランキーはくまと同じような鋼鉄の体を持っており、もしかするとしなくても、くまのことを一番分かるのかもしれません。
制御されたくまとフランキーの戦いは近い将来ありうるかもしれません。