今回は、
・ゾロvs狂死郎が激突へ!
・ローvsホーキンスが恐ろしいことに…
・アシュラ童子が仲間入りに!
・ビッグマムvsクイーンの”女王”対決がついに!
・おリンの重要な役割が明らかに…
・クイーンも”龍”の能力であることが確定!その意味とは?
これらについて、お伝えしていきます。
945話「おリン」について、みていきます。
まずは、詳細なネタバレについて、お伝えしていきます。
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945話「おリン」ネタバレ考察!
前回までのあらすじはこちら。
⇛944話で鎌ぞうの正体がキラーと分かり、キッド海賊団全滅の真相
場面は、ワノ国「花の都」での乱闘からスタートします。
「羅刹町から離れろォ」
「乱闘だ―――!!!」
「羅刹町牢屋敷」前で起きた乱闘により、
「花の都」は騒然としていた。
また、輿で担がれ城へ逃げ帰るオロチも、
“出あえ”と言えば“康イエに味方する者も全員わしの敵じゃ!!!”
と指示を出す。
こうしたオロチの命令に、
「花の都」の住人は必死に口を塞いでいた。
「ひっ捕らえて打ち首にせよ!!!」
そう言っては、人々に触れを出し「オロチ城」へ逃げ帰るオロチ。
「待てオロチ!!!」
こうして「羅刹町牢屋敷」前の乱闘からオロチが逃げだす最中、
「羅刹町牢屋敷」近くではゾロが狂死郎と刀を交えていた。
狂死郎はゾロ十郎にやめるように言うが、
それを傍らで見ていた住人はゾロが狂死郎と渡り合っていることに驚いている。
対し、ゾロは狂死郎の強さを不気味に思っていた。
するとここで、狂死郎が不敵な笑みを浮かべる。
直後、「オロチお庭番衆」が姿を現した。
福ロクジュの手には、幾重にも束ねられた手配書があり、
それを見てはホーキンスの報告通り相対するのが
麦わらの一味であることを口にする。
続けて、
“誰でも一人を捕まえて口を割らせれば目的が知れる”
と福ロクジュがすれば、
花魁姿のくノ一“忍法地獄琵琶”と琵琶の柄から銃を放った。
これにゾロが身をかわしこれを避けると、
サンジは走り掛けにウソップへ謝罪する。
片や、ウソップは「任しとけ!!!」と言えば恐竜に気を付けるよう注意し、
おトコを抱え涙ながらに逃げ去った。
そこでドレークは、ウソップがおトコを連れ逃げだしたことを
指摘し侍達に追うよう命令する。
ウソップの腕の中では、
おトコが泣き声をあげていた。
そうした中、ついにサンジとドレークの戦いが始められる。
サンジvsドレークへ!
足を構え臨戦態勢のサンジに、
ドレークが吠え声と共に噛み付こうとサンジに襲いかかった。
だが、サンジにそれを避けられると、
ドレークは尾を使いサンジが対応できないスピードで、
サンジを思いっきり地面に叩きつけた。
また、サンジのことを“おそばマスク”かと尋ね“情報は入手した”とすれば、
サンジがヴィンスモークの血筋であることを指摘する。
しかし、サンジにとってその名は忌み嫌うもので、
サンジの怒りを買うこととなった。
「その名を……」
「二度と口にするな!!!」
ドレークが“ヴィンスモーク”の名を口にしたことで、
声を荒げるサンジは静かに瓦礫から立ち上がるのであった。
そうしてサンジとドレークが相対し、
ウソップがおトコを連れ逃げようという頃、
日和とブルックはこれを見守っていた。
おトコが連れ去られてしまったことを案ずる日和に対し、
ブルックは仲間ゆえ安心するように言う。
また、愛用のギターを手に取り日和に逃げるように言えば、
ギターを鳴らし自身を霊体化させて「オロチお庭番衆」に襲いかかった。
これにお庭番衆は逃げ惑うが、
唯一兜をかぶった忍者は冷静で雷刃と風刃に
密かに逃げる女を追いかけるよう命令する。
そう、兜をかぶった忍者は逃げた女が
ゾロと一緒に居たことを見逃さなかったのだ。
ローvsホーキンスで衝撃の展開が明らかに…
一方、街は乱闘騒ぎで騒然としており、人々は叫びつつ逃げ惑っている。
するとここで、ホーキンスが何かに気が付いた。
仲間を助けるため、
ローが“博羅町牢屋敷”にやってきたのである。
「現れると思っていた」
「トラファルガー」
そう言っては、ローと相対するホーキンス。
「船長!!!」
その時、牢の方から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
そう、自分を呼ぶペンギンとシャチの声である。
しかし、そこにベポの姿はなく、
ローはホーキンスを静かに見据え
“シロクマが居たはずだ”と指摘した。
対し、ホーキンスは余裕の笑みを浮かべており、
ローの能力ですぐ外へ逃がされてしまうことを挙げては、
「“人質”全員を目に見える場所においておくのもバカな話」
と答える。
次いで、ホーキンスがローに“お前にもその檻に入って貰う”と言うと、
ローは「おごるな」とぶっきらぼうに返した。
だが、ホーキンスは変わらず余裕の表情を浮かべており、
「学習能力はねェのか?」と尋ねてくるローに
「貴様はどうだ?」と問いかけてくる。
これにローが理解できずにいると、
ホーキンスは徐に鞘から藁備手を抜き、
なんと自分の腕を斬りつける。
「お前におれは倒せない」
直後、なんとシャチの腕に傷が現れ、
そこから血があふれ出た。
その状況に、ローは事の重大さに気が付く。
「おれは今四つの命を持っている」
「お前がおれを斬れる時は…3人の部下を殺した後だ」
救いに来たはずの仲間の命は、
ホーキンスの手によりホーキンス自身の“命の保険”とされていた。
これにローは、衝撃を受ける。
「きゃあ―――!!!」
するとここで、突如女の叫び声が町中に響き渡った。
サンジの“美女レーダー”はこれをすぐさま察知、
美しい女性が襲われていることを確認すれば、
自分に向かって噛み付こうとするドレークの牙を避け、
美女のもとへ向かおうと走り出す。
だがここで、後ろから誰かが走り寄ってきた。
そして、男はそのままサンジを抜き去り女性を襲う雷刃風刃から女性を守り、
これにより女性を捕まえようとした風刃と雷刃は吹き飛ばされ、
のけぞってしまう。
女性とそれを救った男。
そう、サンジを抜き去り女性を救ったのはゾロであり、
風刃雷刃に襲われたのは日和であった。
対し、こうしたゾロの挙動に風刃はゾロが女の仲間だと察し、
それを口にした。
また、ゾロは日和を抱きかかえその場から離れようと走り続けるが、
その中で捕まりかけていた日和を叱りつける。
それに日和は大人しく謝罪するが、
それとともに顔を隠していたことを付け加えた。
片や、そうして勢いよく去っていくゾロと日和を見送るのはサンジで、
美しい女性とゾロが無関係でなさそうであることを察すれば、
ショックで顔をゆがめ心内でゾロをひがむのであった。
「おいどん達を落とし入れようとしたんか!!!」
このようにゾロが日和を救出し、
これにサンジが衝撃を受けていた頃、
「博羅町」のその外れでは酒天丸ことアシュラ童子の怒号と
誰かが殴られる音が響き渡っていた。
アシュラ童子が錦えもん達と和解し仲間へ…
「頭山は燃やされたんだど!!!」
そう言ってはアシュラ童子が殴りつけたのは錦えもんで、
これにより錦えもんは地べたに倒れ込んでしまう。
また、その後ろにはイヌアラシ公爵がおり、
怒るアシュラ童子を諌め「我らが悪かった」と謝罪していた。
さらに、殴られた錦えもんもアシュラ童子達をホールデムとぶつけようと画策したことを認め、
「初めから土下座もいとわず頼みこむべきだった」と謝罪する。
続けて、20年という歳月の経過による心境の変化を考慮せず、
“主君の為”という大義名分にかまけて、
時間の無さも相まって強硬手段に出てしまったと弁明。
その上で、作戦はまだ生きていることや、
康イエがその命を賭してオロチ達の目を欺いてくれたことを説明し、
その証拠として月の刺青が流行り模様ではないことが、
捕まっている侍達にとっては明らかであることを指摘する。
加えて、火祭りの夜に“鬼ヶ島”へ自分たちが向かうことや、
都の侍達もこれにより解放されれば必ず力を貸してくれることを言えば、
共に戦うようアシュラ童子に訴えかけた。
するとどうだろう。
アシュラ童子は、手に持っていたひょうたんで酒を口に含むと、
必死に頼みこんでくる錦えもんたちに、
次のように言うのであった。
「ついて来い……」
「見せてェモンがある……!!」
アシュラ童子のこの言葉に、
錦えもんたちは驚き、疑問に思うのでした。
そうして、錦えもんたちがアシュラ童子に土下座し共闘を乞うている頃、
「兎丼」の「囚人採掘場」では巨大な破壊音が響き渡っていた。
また、それに合わせて辺りには、
「正面入り口の“門”」が破壊されたことや、
続けて第二ゲート第三ゲートも破壊されたことを伝える声も放送されている。
こうした中、ついに人々の目の前に門を破壊した正体が姿を現した。
その姿に看守たちは、目を疑いどよめきだつ。
しかし、彼らの目に映ったのは紛れもないあの人物であった。
「ビ…!!!」
「ビッグ・マム………!!!?」
そう、現れたのは四皇が一人ビッグ・マムである。
遂にビッグマムの登場!
自分の名を呼ばれたにもかかわらず気が付かないビッグ・マムであったが、
さすがのクイーンも驚きで目を見開き、
ルフィも「夢でも見てんのかおれは!!!」
と度肝を抜かれたかのように驚いた。
また、その場にいた看守たちも“カイドウと肩を並べる海の皇帝”が目の前に居ることに驚愕し、
恐怖で震えているのだ。
それもそうだろう。
クイーンも、「ビッグ・マム海賊団」の船が沈められたという報告を受けており、
ルフィも命からがら逃げてきたのだから無理はない。
片や、ビッグ・マムは“おしるこ”を食べる気満々で、
お玉を誘っては“おしるこ”の香りがすると鼻を動かす。
対し、お玉はこれに戸惑っており、
チョッパーも無いと思っていた“おしるこ”があることに困惑していた。
さらに、お菊が扉が開いたことに驚いていると、
その横でお玉が「これでアニキを救出できる」と喜んでいる。
しかし、ここでお菊がお玉とモモの助に
ここで隠れて待っているように言う。
これにお玉とモモの助が抗議すると、
お菊は「当然です」としては、とりわけモモの助が絶対に見つかってはならないことを理由に挙げた。
次いで、ほっかむりをしては「兎丼」を仕切っているのが
“大看板クイーン”であることを指摘し、
「心して行きましょう!!」と気合を入れチョッパーに声をかける。
これにチョッパーは、そのようにほっかむりをして気合たっぷりのお菊に、
「お前らのほっかむりへの信頼は何だ!!」と突っ込むのであった。
「”おしるこ”と言ったな!?」
そうして、ルフィ救出に向けチョッパーたちが密かに話を進めている傍らで、
クイーンはビッグ・マムの“おしるこ”という言葉に反応していた。
小刻みに震えそう言うクイーンに対し、
ビッグ・マムことおリンはそれを認め、
「ここに来ればいっぱい食べられると聞いて遥々来たんだ!!」
と腹を鳴らし言葉を返す。
だが、ビッグ・マムのその言葉にクイーンは「フザけるな」と怒りをあらわにし、
自身の身体を変形させ始めた。
こうしてクイーンが怒る一方で、
おリンはそれを不思議そうに聞いているが、
クイーンの怒りは収まることなく、
『「おしるこ」はおれの大好物と知っての狼藉か!!!?』と声を荒げる。
これを見ていた看守たちは、
変形をし始めたクイーンに恐れおののいていた。
そうして、おしるこをめぐってクイーンとおリンが相対する中、
ルフィがここで声をあげる。
そう、キッドとキラーを助けるためだ。
「おい待てお前ら!!」
「そんなことしてる間にギザ男たちが溺れ死ぬ!!」
「あいつらをまず引き上げろ!!!」
キッドとキラーの沈められている井戸の方を指さし、
そのように言うルフィにクイーンは「何がそんなことだ……!!」だと、
変形しつつ静かに怒りを向け、ついに変形を完了させる。
「おしるこは大量にあるが全ておれの物…」
「一滴たりともやるかババア!!!」
その姿は巨大な恐竜そのものであり、
高圧的にものを言うクイーン。
それもそのはず、クイーンは
「リュウリュウの実古代種モデルブラキオサウルス」なのだ。
こちらが、ブラキオザウルス。
首が非常に長いのが特徴的です。
こうした中、お菊とチョッパーがおリンやルフィのいるところまで
密かに向かっていた。
突如、聞こえてきた怒鳴り声に、チョッパーが恐がる。
その一方で、チョッパーの脳裏にはあるイヤな予感が横切った。
「もしかして“おリン”は優しくなったビッグ・マムだから……」
「凶暴な敵にイジメられたり……!!」
だが、チョッパーたちの目の前に飛び込んできたのは、
その予想を上回るものであった。
「いいから!」
「おしるこを……!!」
「よこしなよォ~~~~!!!」
巨大な体とは裏腹に、地面を蹴っては宙に舞うとクイーンの頭をわしづかみにし、
そのままクイーンの頭を地面にめり込ませたビッグマム。
これにより周囲に居た看守たちも巻き添えになるかたちで
吹き飛ばされてしまう。
また、チョッパーやお菊は驚きで目を見開き、
これを見ていた看守たちはクイーンの名を呼んだ。
記憶喪失のビッグ・マムとクイーンの、おしるこをかけた戦い。
その傍らで、水につけられたままのキッドとキラーに、
未だ首輪をつけられたままのルフィとヒョウ五郎。
果たして、彼らの運命はどうなるのであろうか。
946話に続く…
考察その1:映画「STAMPEDE」に登場するダグラスバレットについて
2019年に公開予定のワンピースの映画「STAMPEDE」ですが、
こちらに登場する、「ダグラス・バレット」の能力が、
ガシャガシャの実であることが明らかになってます。
インペルダウンレベル6に幽閉されていて、
2年前の頂上決戦編の直前に、
黒ひげの手によって脱獄に成功。
元ロジャー海賊団の一味であり、
“鬼の跡目”と呼ばれていて、
左肩に怪我をしているのも特徴的です。
軍人として元々活躍していたが、
その際にロジャーと”ある事件”を機に、出会うことに…
(この事件の真相についてはまだ明らかになってません)
異名である「鬼の跡目」
というのは、
海賊王ゴールドロジャーが「鬼」に例えられていたという話もありましたが、
跡目ということはロジャーの何かしらの”跡”を感じさせてるのかもしれません。
また、気になるのが、現在ワノ国編を描いていますが、
そのワノ国のボスである、「カイドウ」が対になる対象です。
つまり、はっきり言えば、バレットはカイドウと同じくらいの実力者ではないか、
ということです。
もしバレットに戦って勝つことができるのであれば、
ルフィも最凶であるカイドウとの戦い方も見えてくるのではないでしょうか。
考察その2:タイトル「おリン」の意味について
945話はタイトルが「おリン」となっていましたが、
これは、ビッグマムの本名である、「シャーロット・リンリン」から来たものと思われます。
リンリン→おリン
となっていて、今回の945話後半部分では、
おリンの独壇場となっていました。
→最新938話でモモの助の妹日和が登場し怒涛の展開へ…
ビッグマム海賊団の全メンバー一覧はこちら。
⇛ビッグマムのメンバー一覧まとめ!
黒ひげが22億ベリーになった真相とその実力について!
⇒黒ひげが22億ベリーになった真相、その意味とは?