947話では、
・レイリーが駆使した流桜の正体が明らかに…
・ルフィが流桜を駆使できている真相
・ビッグマムvsクイーンの結果…
・ビッグマムの真の怖さが明らかに…
・948話以降で明らかになる重要な伏線とは?
など、947話「クイーンの賭け」のネタバレ考察見ていきます。
947話「クイーンの賭け」ネタバレ詳細を一挙解説!クイーンの賭けとは一体…
前回、946話でのネタバレ考察はこちら。
⇛ワンピース946話でビッグマムの驚異の実力が明らかに…
947話は、回想シーンから始まります。
「シャボンティ諸島」にて、
人魚のケイミーに取り付けられた、爆発する奴隷の首輪。
これに、チョッパーとブルックは慌てるが、
その一方でレイリーはケイミーの首に取り付けられた首輪を掴むと、
「大丈夫だ じっとしてなさい」と静かにケイミーに声をかける。
ついで、驚くルフィの目の前でレイリーは覇気を纏わせた手に力を込め、
ケイミーの鳴り響く首輪を破壊し投げ捨てた。
時は戻り、「囚人採掘場」。
ルフィの目の前には、
ビッグ・マムが迫っていた。
腕を前に突き出し構えるルフィは、
シャボンティ諸島でレイリーが見せた技を思い返しており、
先ほど自分がしたことが同じものであると確信する。
しかし、ルフィは必死であったことから、
どういった方法でその力を出したのか覚えていない。
一方、ヒョウ五郎はルフィが見せた新たな力の片鱗が、
ヒョウ五郎の教えようとする“流桜”を超えていたことを理解していた。
そのため、ルフィがビッグ・マムの放つ打撃を止めてははじき返し、
自分たちの命を救うことができると信じていたのである。
片や、これを見守る看守たちは、
ルフィがビッグ・マムの拳を受け止めようとしていることに驚いていた。
迫るビッグ・マムの拳。
対し、ルフィは先程の新たな力を発動するため、
覇気の流れを確認している。
「力むんじゃなくて…」
「覇気を……拳に…」
自分を信じ微動だにしないヒョウ五郎を背に、
ルフィは覇気を拳に流した。
ビッグ・マムの拳が襲い掛かる中、
その手を構え続ける。
だが、それも空しく、ルフィはビッグ・マムの拳を
受け止めることができず、
振り抜かれるがままに殴り飛ばされてしまった。
ルフィの叫び声とともに、鳴り響く衝撃音。
それとともに、崩れ落ちる「囚人採掘場」の岩と巻き起こる粉塵。
これに看守たちは唖然とし、
お菊とチョッパーもルフィ身を案ずる。
このように一同の注目を集める中、
粉塵が晴れそこに突き刺さったルフィとヒョウ五郎の姿があらわになり、
そうした二人の姿に看守らは衝撃を受けた。
しかし、ルフィはせき込みながらもすぐさまそこから脱出し、
突き刺さったままのヒョウ五郎を助け出す。
すると、ヒョウ五郎は流桜でガードしていたことで、
致命傷を免れていた。
一方、ビッグ・マムは自分の攻撃を食らったにもかかわらず、
2人が生き残っていることに怒りをあらわにしていた。
それは、持ち帰るはずであったおしるこをルフィ達が
食べてしまったことによる逆恨みである。
ビッグ・マムが歩み近寄る中、
ルフィに助け出されたヒョウ五郎はせき込みながら、
自分が教えられるのは外に大きく纏う覇気であることや、
新たな力の性質について語りだした。
それによると、外に纏う覇気は“見えない鎧”のように防御となるとともに、
攻撃にも役立つ強力なものだという。
続いて、そのもう一つ上の段階になると、
纏った覇気が対象の内部に届き内側から
それを破壊するというのだ。
さらに、先ほどの首輪もルフィの放った覇気によって
内部から破壊されたと説明する。
「もうできているんだ!!」
震えながら、そのように言うヒョウ五郎。
続けてヒョウ五郎は、ルフィがすでに“大きく外に纏う覇気”を
無意識ながらにも体得していると指摘した。
だが、ここでヒョウ五郎は力尽き意識を失ってしまい、
ルフィはヒョウ五郎を大声で呼ぶ。
「許さないよ~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
そうした中、2人のもとにたどり着いた
ビッグ・マムが襲いかかってきた。
これにルフィは飛びのきつつそれを避け、
ヒョウ五郎も寸でのところで目を覚ましとっさに避ける。
「健闘を祈る!!麦わらの人!!」
こうして、ビッグ・マムの攻撃を避けつつヒョウ五郎から
覇気の新たな段階について聞かされていた頃、
隣接する「囚人製銑場」では看守たちが外部と連絡できないことで
混乱状態に陥っていた。
混乱する”兎丼”内部…
そこで上司にあたる看守が、通信ができない理由を部下に尋ねると、
部下は“親分スマシ”が消えてしまったと報告する。
また、上司が地響きの原因について尋ねようとしたその時だった。
けたたましい衝撃音とともに門を破り、
ビッグ・マムが現れたのである。
これに、その場にいた看守たちは必死になって逃げ惑い、
少し離れたところに居た看守たちはいきなりビッグ・マムが現れたことに、
驚いていたのであった。
そのように、「囚人製銑場」にビッグ・マムが現れ
看守たちがパニックに陥っていた頃、
その模様は「囚人採掘場」にいる看守たちからも見て取れた。
こうした中、看守の1人が「囚人製銑場」に溶鉱炉があることから現状を嘆くと、
別な看守が「囚人製銑場」がパニックであると報告する。
これに別な看守が、クイーンが敵わなかったことを挙げては
自分たちには止められないと、諦めの言葉を口にした。
「「ワノ国」はカイドウさんの“ナワバリ”だ」
その時である。
動けずにいたクイーンが、いつの間にか起き上がり、
看守たちの言葉に割って入った。
対し、看守たちがクイーンが起きたことに驚き見上げると、
クイーンは「あのババアの好きにはさせねェ」と声も絶え絶えに言い、
作戦があることとチャンスは一回きりゆえよく聞くように口にする。
ビッグマム捕獲作戦へ!
「いいかビッグ・マムは………!!“猪”だ!!」
次いで、クイーンがビッグ・マムをそのように例えると、
「まっすぐに兎丼を進み必ずここへ帰ってくる!!」と作戦の説明を始める。
その傍らで、ビッグ・マムは相変わらず暴れており、
クイーンや看守たちは散り散りになって逃げ回っていた。
また、ルフィも暴れるビッグ・マムから逃げるべく走り続けている。
そうして、ビッグ・マムの暴れる地響きが「兎丼」中に響き渡った後、
しばらくしてビッグ・マムはクイーンの予想通り「囚人採掘場」に戻ってきた。
片や、クイーンはプラキオサウルスに姿を変え待ち構えている。
すると、そこへビッグ・マムが近づいていたことを部下が知らせてきた。
これにクイーンも気が付き、そこでクイーンはビッグ・マムに気づかれないよう、
崖上から密かにビッグ・マムを見下ろしては何と、
そのまま崖から飛び降りたのだ。
看守たちはこれを陰から見守っており、
クイーンは変わらず猛スピードで落下し続けている。
ここで、ビッグ・マムがまたもやおしるこの大鍋を見つけた。
それにより、ビッグ・マムの意識はおしるこの大鍋に向いており、
クイーンが頭上から迫っていることに一切気がつかず、
嬉しそうに大鍋の蓋を開ける。
それと同時に、ビッグ・マムの頭上にはクイーンが迫っており、
これにはさすがのビッグ・マムもクイーンの存在に気が付いた。
次いで、とっさに頭上を見上げるが時にすでに遅く、
クイーンの必殺技がさく裂する。
「“無頼男”“爆弾”〈ブラキオボムマ〉!!!」
これにより、ビッグ・マムの脳天にはクイーンが急落下、
そのまま直撃する。
一方、看守たちはクイーンの技が命中したことで勝利を確信したように喜び、
「クイーン様万歳~~~~!!ワノ国の救世主!!!」ともろ手を挙げた。
対し、ビッグ・マムの頭上からは“メキメキ”“ミシミシ”と嫌な音が聞こえてきており、
ビッグ・マムは白目をむいている。
これにクイーンは、ビッグ・マムの頭上にのしかかりつつ様子を見ていたが、
衝撃とともにビッグ・マムの脳裏にはある映像が浮かんでいた。
(ここからビッグマムの回想シーン…)
それは、ぺロスペローが自分を“ママ”と呼ぶもので、
ビッグ・マムはハッとした様子を見せる。
加えて、突如として激しい頭痛がビッグ・マムを襲い、
それとともに自分が海に落ちたことやみんなとはぐれたこと、
また薄汚い町に行ったことが思い返された。
鼓動とともに、全ての記憶がよみがえる。
「そうだ……全部………思い出した………!!」
片や、クイーンは自分の渾身の大技を食らったにもかかわらず、
平然と立っているビッグ・マムに愕然としていた。
「………おや~~~~?」
「お前はカイドウんとこの……“クイーン”だね………」
これまでとは段違いの迫力とその豹変ぶりに、クイーンは驚きつつ絶望し、
看守たちもその雰囲気に自分たちの死を覚悟する。
誰もが自分たちの死を覚悟した、その時だった。
何と、突如ビッグ・マムは倒れ込み、
そのまま眠りに落ちてしまったのだ。
予想だにしないこの展開に、クイーンは思わず固まってしまったが
すぐさま気を取り直し、
必死の形相で“純度100%の海楼石の錠と鎖”を持ってくるよう看守たちに言っては、
「体中に100回巻き付け猛獣用の麻酔を100本」
これを打つよう命令した。
また、これに看守たちがこたえると、クイーンは船の準備ができているかを尋ね、
さらにこうしたクイーンの問いかけに看守が「できてます!!!」と返すと、
次のように号令をかける。
「必要最小限の看守を残し全員船に乗り込め!!!」
「怪物が再び目覚めたら我ら命はないと思え!!!」
「一刻を争う事態だ」
「超厳戒態勢でビッグ・マムを「鬼ヶ島」へ運ぶ!!!」
こうしたクイーンの命令に、
看守たちも元気よく答えては慌ただしく動きだした。
次いで、クイーンも出航に備えるため、
非常用ゲートで「兎丼」を封鎖し囚人たちを牢に入れるよう指示、
またババヌキに「兎丼」を任せる。
対し、ババヌキはこれを引き受け、
それとともに気になる人物がいることを相談しようとするが、
クイーンの耳に入ることはなくクイーンは出発の号令を出し、
「囚人採掘場」を後にした。
そして、クイーンとそれに連なる看守たちはそのまま船に乗り込み出航、
全速前進で「鬼ヶ島」に向かう。
囚人採掘場で、残されたあの男…
一方、「囚人採掘場」の門前では、
お菊の言いつけ通りお玉とモモの助が身を隠していたが、
目の前で門が閉じようとしていることをお玉が案じると、
モモの助は「いたしかたない」と返した。
しかし、お玉はいてもたってもいられなかったようで、
モモの助の言葉にも関わらず「行こう!!」と発すれば、
モモの助を驚かせたのであった。
そうした中、場所は戻り「囚人採掘場」では、
ババヌキの指揮の下、「兎丼」のゲートがすべて閉じられていた。
また、ババヌキは通信の状況を部下に尋ねるが通信は未だ戻っておらず、
“何かあったら誰にも伝える術がない”という結論に至ってしまう。
「だったら暴れ放題だな!!」
するとここで、ビッグ・マムから逃げ延び身を隠していたルフィが姿を現した。
これにババヌキは、イラついたように「誰だ」と口にするが、
ルフィは「「ビッグ・マム」も「フーセン」もいなくて張り合いねェけど」
と構わず言葉を続ける。
そうしたルフィにババヌキが、
「そうだコイツが今自由だった」と一言漏らすと、
ルフィは意気揚々と言葉を続けた。
「おれはずっと自由だ」
「「兎丼」貰うぞ」
そう、なんとルフィはクイーンやビッグ・マムのいないうちに、
ババヌキから「兎丼」を奪おうというのである。
このようなルフィの言葉に、一同は驚きを隠せずにいた。
ルフィの大逆転劇が、今始まる…!
948話に続く…
ビッグマム海賊団の全メンバー一覧はこちら。
⇛ビッグマムのメンバー一覧まとめ!
黒ひげが22億ベリーになった真相とその実力について!
⇒黒ひげが22億ベリーになった真相、その意味とは?