素手ゴロについて
ワンピースの世界の武器を使わずに、肉体のみで戦うキャラが少ないようです。
主人公ルフィ、サンジ、ロビン、チョッパー、ジンベエ、ルッチ、コアラ、ジャブラ、バレットなどは武器を使わずに戦っています。この中で、いえば、非能力者にも関わらず、立ち回れているジンベエやコアラは凄いですね。
さて、そんな中で、カイドウについてなのですが、カイドウは初登場時、サシでやるならカイドウと言われていました。
その由来はカイドウが凄まじく武闘派という事もありますが、理由は他にもあると考えられます。
金棒を失う時が来る
カイドウは金棒を使う人型と炎、雷、竜巻などの自然災害をもたらす龍形態で戦います。
通しで見ると、純粋な腕っぷしはどれ程のものかと考えてしまいます。
実はカイドウが直接攻撃するシーンは必ず金棒で殴っており、素手で戦うシーンがないのです。
まあ鬼に金棒といいますが、カイドウの強さを象徴するのがこの金棒ではないでしょうか?
この金棒、カイドウ本人の方が傷付いており、まだ無傷なのですが、流石に金棒もいつか壊れると考えています。
武器破壊はボスをじわじわと追い詰めていく要点
ボスが使っていた武器破壊というのは、ボスが撃破されるまでのタイムリミットといえます。
例えば、キャプテンクロの猫の手はルフィを切り裂いたりしていましたが、キャプテンクロの速度に慣れていき、終いには、そこらにあった岩でガードされ、折られてしまいました。
この猫の手が折られたキャプテンクロは流石に後が無いと考え、杓死に移りました。
しかし、三年間のブランクと体力を杓死で消耗し過ぎた結果、ルフィにゴムゴムの鐘で撃破されるに至りました。
クロコダイルも、特徴的な鍵爪を持っており、一戦目では、能力ではなく、串刺しで止めを刺しました。
そして、地下祭殿で今度はルフィにへし折られ、ナイフ形態に移行しました。
丁度、ナイフ形態に移行した後、すぐさまゴムゴムのストームを大量に浴びせられ負けました。
他にもクリーク戦でも、大戦槍をへし折り、ボウツキ爆弾にまでダウンさせました。
ボスが使う武器というのは強さの象徴を現しており、それを破壊することはボスの撃破までカウントダウンを進めるということです。
カイドウの拳でやる
そんなカイドウはいまだ金棒が折れておらず、このまま戦いは引き続いて続きそうです。
正し、ルフィの攻撃を全く喰らっていないという訳ではありません。
既に内部には相当数なダメージが届いており、撃破までそれなりに進んだといえます。
しかし、ビックマムとカイドウという世界最強の海賊を相手にする以上、これまでの正攻法では勝てないでしょう。
となると、従来の正攻法をより発展させた攻撃で戦うしかありません。
ルフィといえば、基本的に殴りなので、トドメにはやはり殴りが憑き物でしょう。
しかしそうなると、カイドウもいよいよ追い詰められ、金棒を破壊され、しのご言わず、拳で対応していきそうな気配があります。