ゾロの刀変遷
ロロノア・ゾロはこれまで三本の刀を駆使する三刀流を扱ってきました。
しかし、ゾロはイーストブルーローグタウン編に入るまでは、たしぎの形見和道一文字とそれ以外の二本は無銘刀でした。
早い話、和道一文字以外の刀は、アーロン編で折られてしまい、ジョニーとヨサクの刀を二本渡してもらい、六刀流のハチを撃破しています。
さて、そんなゾロですが、流石にその二本はジョニーとヨサクに返し、イッポンマツが経営している武器屋で刀の調達に向かいます。
これが後に数年以上続く、和道一文字、三代鬼徹、雪走の誕生でした。
これは長らく、二年前のゾロを象徴する組み合わせになります。なにせ、ワンピースのアニメが始まったのが1999年で、それからローグタウンでゾロが上記の三本を手に入れてから、ゾロのメイン武器として活躍しました。管理人としては、ゾロの刀三本はこの組み合わせが一番印象に乗っています。
ゾロは一度に二本の業物が手に入り、ウィスキーピーク編では酒を楽しみつつ、ウィスキーピークの賞金稼ぎ相手に、雪走と三代鬼徹の試し切りする程、その実感を噛み締めていました。
そして、飛ぶ斬撃煩悩砲、二刀流弐斬り、阿修羅一蕪吟等を編み出しました。
ところが、ゾロの刀雪走は海軍本部大佐、シュウによりサビサビの実で錆びられて崩れました。
これにより、ゾロはスリラーバーグでリューマのゾンビと戦う際に、二刀流という本気ではない戦い方を強いられ、五分の戦いを制し、秋水を手に入れました。
この秋水によって、ゾロはスリラーバーグからワノ国に至るまで、新世界編のゾロのイメージを構築しました。
ハッキリ言えば、管理人としては、これで最終章に行くと思いきや、亡きおでんの愛刀閻魔を手に入れるとは思いませんでした。
亡きおでんの形見閻魔、亡きくいなの形見和道一文字、そして三代鬼徹も…
なんだか、形見というか、前の持ち主の刀を持つことになったゾロ。
しかし、そうなると、三代鬼徹の格落ちが出てきます。ハッキリいって、閻魔は三代鬼徹よりもヤバい刀ですから、格上感がハンパないです。
となると、管理人としては、三代鬼徹はこのまま折られる可能性があるかもしれないのです。
何故かというと、刀鍛冶のヒテツが二代鬼徹を所持しているからです。
ワノ国終了後、和道一文字、閻魔、二大鬼徹→????
今回の考察の肝は、ゾロの最終的な三刀流、要するに最後の敵世界最強の剣士ジュラキュール・ミホークを倒す際にどんな三刀流になっているかという事です。
管理人はヒテツがいった、黒刀に成るというのが、刀として最大の硬度と考えました。
要するに、黒刀夜、秋水、閻魔はミホーク、リューマ、おでんが武装色の覇気で強化させ続けた結果、黒く変色したのです。
これにより、刀の位列が変わるといわれます。
つまり、最上大業物12工は恐らく武装色の覇気で黒く至った刀達と思います。
となると、ゾロは三代鬼徹を折られ、ヒテツに二代鬼徹を譲られ、ミホーク戦の前に武装色の覇気が二代鬼徹に渡り、初代鬼徹になるという事です。