ゴムゴムの実 考察

もはや知らない人の方が少ないくらいであろう、ワンピースの主人公、モンキー・D・ルフィが食べている「ゴムゴムの実」。

そんなゴムゴムの実が、連載24年目にしてまさかの注目を浴びる展開が描かれ始めました。

この設定はいつから決まっていたのか、それは尾田先生のみぞ知るところですが、今更と言われてもおかしくないこのタイミングで一体どのように本編に絡んでくるのでしょうか。

今回はゴムゴムの実が今後、ワンピースの物語においてどのような役割を担うことになるのかを考察してみたいと思います!

目次

ゴムゴムの実にスポットがあたった瞬間

まずはゴムゴムの実にスポットがあたった瞬間のことをおさらいしてみましょう。

ジャンプ派の方は記憶に新しい、第1017話「号令」でのフーズ・フーの発言ですね。

12年前…

政府の船で護送中の”悪魔の実”が奪われた

ーそして2年前…

”麦わらのルフィ”が頭角を現した時おれは驚いた…

あの時奪われた「ゴムゴムの実」を

”麦わら”が口にしていたからだ!!!

フーズ・フー

我々の記憶でも24年前の出来事(正確には描かれていないですが)ですが、作中でもどうやら12年前の出来事のようです。

かなり昔ですね。

そしてこの話ではそれと同時に、フーズ・フーが元CP9であったこと、そしてこのゴムゴムの実護送の任務を失敗したことが原因で投獄されていたことも明かされています。

政府の暗躍機関「CP9」を使って護送するほどのものであり、しかもその任務に失敗した者を投獄してしまうほどの重要な任務だったよう。

一体その裏にはどんなやり取りがされていて、どんな秘密があったのか。

考えるだけでも鳥肌モノですよね!

今後、フーズ・フー関連でゴムゴムの実の話は出るか

ここまで非常に重要な情報を教えてくれたフーズ・フーですが、今後もまだ重要な情報を教えてくれることはあるのでしょうか。

フーズ・フーとルフィはまだ面と向かっては出会っていないので、個人的にはあったらアツい展開だな…とは思っています。

とはいえフーズ・フーはジンベエに負けたような描写がありましたからこれからルフィと相対する可能性は低いような気がしますが、可能性くらいは考えてみましょう。

①フーズ・フーは復活し、ルフィの前に現れる(戦いはしない)

1つ目の可能性としては、フーズ・フーは復活して今後も物語上に重要な情報を撒き散らしてくれる可能性です。

とは言えジンベエに刃が立たなかった男がルフィと戦う意味はないでしょうから、もし復活したとしてもあくまでもモブ的なキャラとしてになってしまうのではないか、と思います。

(フーズ・フーファンの方申し訳ございません)

もしありえるとしたらタイミングはどの辺りでしょう。

ルフィvsカイドウの戦いがある程度決まったタイミングくらいでしょうか。

あるいは、鬼ヶ島がワノ国本土に着陸するくらいのタイミングでしょうか。

はたまた、オロチが城に放った火がまわり、気絶していたフーズ・フー達が意識を取り戻し始めるタイミングでしょうか。

何度も言いますが個人的にこの可能性はほぼ無いと思いますが、もしあるとしたらこの辺りのタイミングなのかな?と思っています。

②ワノ国の戦いが終わった頃、去っていくルフィに向かってなにか言う

どちらかというとあるとすれば、ワノ国辺終わり辺りで意識を取り戻したフーズ・フーが、カイドウに勝利したルフィに向かって何か言うような展開ではないでしょうか。

フーズ・フーの性格上、負けた相手に素直に何か助言を上げるような爽やかな性格ではないでしょうから、ポロッと独り言の様な形で何かを言うのだと思います。

近くにはCP0もいますから、その独り言が実は言ってはならない内容で、それをCP0に聞かれてしまうとしたらまた面白い展開になりそうですね。

CP0はそもそもフーズ・フーを消すつもりで来ていましたから、頂上戦争後のモリアのように、この戦いの後にフーズ・フーがこっそりと消されてしまう展開は実は結構ありえるのかなと思っております!

ワンピースの物語にゴムゴムの実はどのように関わってくるか

それでは最後に、ゴムゴムの実が今後、ワンピースの物語においてどのような役割を持つことになるのか、について考えてみましょう。

①政府と戦うトリガーとなる

そもそも政府がCP9を使ってまで手に入れようとしていたゴムゴムの実ですから、今後も政府が狙ってくる可能性は全くないとは言えない、むしろ十分にあると言えるでしょう。

問題は政府の誰が欲しがっていたのか、ですが、CP9を動かすことができるほどの人物を思い出してみましょう。

ウォーター・セブン編〜エニエス・ロビー編でCP9を潜入させ、古代兵器プルトンの設計図を手に入れようとしていたのは五老星でした(スパンダムの直談判により、五老星がスパンダムに一任)。

ということは、もしかするとゴムゴムの実を当日欲しがっていたのは、五老星なのではないでしょうか?

一体なぜ、五老星ほどの人物がゴムゴムの実を欲していたのでしょうか?

その理由は次の項で考えるとして、ルフィを狙って政府が再びルフィを狙う展開は十分にあり得ると思います。

特に1028話では、CP0が今後のワノ国に関わってくることがわかりました。

CP0の長官は、ルフィと因縁たっぷりのロブ・ルッチです。

今のCP0の狙いはロビンですが、そこからルフィも一緒に狙う展開は簡単に予想ができますね。

もしかしたらこれこそが、世界を巻き込む大きな戦いのトリガーなのかも知れません。

②最新種の悪魔の実であり、ルフィが人間国宝とされる

先ほど上でも触れた「なぜ五老星がゴムゴムの実を狙っていたのか」にもつながりますが、もしかしたらゴムゴムの実は、悪魔の実の中で最新の種類なのではないでしょうか?

理由としては、ルフィの能力を初めてみた時にそのほぼ全員が「なんだあの能力は!?」と少し驚いたような反応をしているからです。

特に極め付けだったのは、エネルがその存在を知らなかったことですね。笑

当時は、「空にゴムが存在しないからエネルが知らないのは当然」という話になりましたが、ちょっと待ってください。

エネルといえば、空島でしか暮らしたことがないであろうにも関わらず、悪魔の実のことにやたら詳しかったですよね。

”超人系”という、作中ではあまり直接出てくることのない言葉もエネルの口からは出てきました。

それこそ、空島に超人系の能力者はいなかったはず…(いたらごめんなさい、教えてください!)

ということは、別にエネルの知識というのは空島内のことだけにとどまっているというわけではないように思います。

なんなら悪魔の実のことについては作中のキャラの中でもかなり詳しい方なのかと。

ということは、ゴムが珍しいというよりは、ゴムゴムの実が珍しかったということは考えられないでしょうか?

もしかしたらゴムゴムの実はまだ図鑑にも載っていないような最新種で、だからこそ五老星も狙っていたし、シャンクスも狙っていた。

そしてそれをたまたま食べてしまったルフィは、もしかしたら今後人間国宝のような形で、初代ゴムゴムの実の能力者として語り継がれていくことになるのかも知れません。

もしかしたら他の悪魔の実についても、初代の能力者ってすごく重要なのかも・・・?

③ゴムゴムの実の覚醒が関係してくる

あとやはり気になるのは、ゴムゴムの実の覚醒でしょう。

私は覚醒すると、戦闘以外にもその能力が使えるようになる場面が多いと考えています。

特に超人系は、その能力で操れる化身を作り出すことができるようになるパターンが多いように感じますので、ゴムゴムの実が覚醒したらゴムでできた巨大な戦士を作り出すことができるようになるのではないかと考えています。

それを使って、例えば古代兵器を使用することができるようになったり、多くの人の命を守ることができるようになったりもするかも知れません。

使い道としてはおそらくルフィっぽいものになるのでしょうから、攻撃に使うというよりは人々のため、人々を守るために使うようなパターンも十分に考えられますよね。

よく言われているのが「ラフテルに行くためにはゴムゴムの実の覚醒した能力が必要」というものですが、これに関しては私は少し違うように思っています。

ラフテルへはロードポーネグリフが読めれば行けるということがイヌアラシの口からも明かされていますから、おそらくラフテルまでは行くことができるのでしょう。

問題はロジャー達がラフテルにたどり着いた後、「俺たちは早すぎた」という言葉の真意です。

それこそが、ロジャー達にはなし得なかったルフィ達オリジナルの冒険の物語であり、もしかしたらそこにゴムゴムの実が関係しているのではないでしょうか。

もしゴムゴムの実が最新種だとした場合、ロジャーが生きていた時代には存在していなかった可能性もありますから、まさに”早すぎた”ということになります。

悪魔の実がどういうカラクリで生まれるのかは明らかになっていませんが、世界で一番新しい”ゴムゴムの実”が覚醒した時、世界をひっくり返すことができるのかも知れません。

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