ビックマムは再度カイドウと敵対するのか?
ワノ国編前に、ビックマムはワノ国へ麦わらのルフィが向かっていると考え、ワノ国をナワバリにしているカイドウへ今から行くと電話しました。
カイドウはビックマムが来たら、殺すといいますが、結果的に言えば両者は本当に再会し、そのまま殺し合いを始めました。
そして、勝負は付かず、そのまま驚愕の世界最悪の海賊同盟へと突き進みました。
故に火祭りでは、特別ゲストとしてビックマム海賊団の息子娘達がゲストとして招待されました。
殺し合いから一転して意気投合したビックマムとカイドウですが、果たしてうまく同盟が事を運ぶのかという事です。
今回はこの世界最悪の海賊同盟がもしかすると、火祭り当日に決裂する可能性があるという事を考察していきます。
ビックマムとカイドウの海賊同盟を決裂させようとする人物
実はこの海賊同盟を快く思っていない人物がいます。
その人物こそ、ビックマムの最初の子供であり、80人を超える子供たちの長男であるシャーロット・ペロスペローなのです。
何故かというと、ペロスペローはどうやら最初から海賊同盟に全く乗り気ではないようでした。
恐らく、ペロスペローとしては、自分達を足蹴にしたキングの事が気に入らないのもありますが、管理人としては以下の理由があると考えられます。
それは、前章ホールケーキアイランド編で、ビックマム側からしてみれば、まさかの裏切りを受けたのです。
それも三者の人間です。
一人は、麦わらの一味操舵手海峡のジンベエ、彼は二年間の間、ビックマムが魚人島のお菓子を貰う代わりに名前を貸していました。
ジンベエはその間、ビックマムに従っていましたし、魚人島の騒動後もビックマムが住むホールケーキアイランドにやってきました。
しかし、ジンベエは心の底から麦わらの一味に入りたいと考えていたので、いうなれば脱退という名の裏切りと言ってもいいでしょう。
ジンベエはそのまま盃を返上し、脱退しています。
そして、二人目はルークの称号を与えていたにも関わらず、最初からビックマムの首を獲るつもりだったカポネベッジ。
奴が二年間の間、ビックマムの首を獲る為だけにずっと従っていました。
ある意味、ジンベエ以上に称号ルークを与えていた以上、信頼していたと思っています。
そして、三人目は特にビックマムに対して、忠誠心が高かったぺコムズです。
ぺコムズはビックマムに従っていましたが、兄貴分であるペドロの死を切っ掛けにそれまで忠誠を誓っていた海賊団へ単身反旗を翻しました。
この様に、一日にビックマム海賊団はジンベエ、カポネベッジ、ぺコムズの裏切りを目にしているのです。
これがあるから、ペロスペローは自分の身内以外の人間を一切信用していないという事です。
ペロスペローの大暴れが、カイドウ側を苛立たせる
そもそもの話、ペロスペローが単身鬼ヶ島へ向かっている前に、ルフィ、ゾロ、キッドとキラーが巻き込まれる形で、騒動を起こしています。
更には、ナミ達もビックマムやプロメテウスに見つかってしまいました。
既に潜入とは言えない立場の人間が増えています。
ハッキリ言って、まだ事態の収拾が出来ていません。
ですが、暴れているのは麦わらの一味なので、ビックマム側が暴れている訳ではありません。
ですが、此処にペロスペローが乱入の形で、鬼ヶ島で百獣海賊団を襲い始めればどうなるのでしょうか?
只でさえ、麦わらの一味に怒っているのに同盟相手の人間までもが、暴れるとなると、当然同盟は即座に決裂にすると考えます。
しかも、ペロスペローは7億越えの賞金首、その強さは飛び六砲に迫るものです。
となれば、たった数日で世界最悪の海賊同盟は潰える事になります。