錦えもんの実力について

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錦えもんの実力はこれでは終わるのか?

管理人は錦えもんについて、かなり渋い評価を出さざるおえません。

なにせ、この男は登場から既に9年経ちますが、本当に役立った、目立った様な純粋にカッコいいシーンが無いのです。

あるとすれば、スライムを焼き切った、ドラゴンをブルックと共に斬ったぐらいでしょうか?

というか、これはパンクハザード編の話なのですが、麦わらの一味と比べると、強敵を倒したような描写が無く、ビジュアルも相まっていまいち人気が集まっていません。

そして迎えたカイドウとの決戦はいわばこれまで登場したおでんの集大成な戦いなのですが、今や治療して隠れている始末なのです。

しかし、管理人としてはおでんの意志を引き継ぎカッコいい錦さんが観たいと思い、彼の実力について考察していきます。もしかすると、錦さんの活躍が見られる根拠が見えてきそうだからです。

炎に対して強い侍、錦えもん

まず、この錦えもんンというキャラは兎も角、炎を斬ることを極意とする狐火流の使い手なのです。

早い話、炎を斬ることに関して言えば、作中唯一だったのですが、ゾロが見て覚えましたので、唯一無二では無くなりました。

まぁ、カイドウはボロブレス、ビックマムはヘブンリーファイヤーを使うので、炎が斬れる事には関して言えば、多い方がいいでしょう。

しかし、考えてみると、管理人としては錦えもんの唯一の専用スキル”焔斬り”がゾロに使われるとなると、錦えもんの立場からすると、非常に苦しいものです。

この非常に苦しいというのは当然、出番というものです。

確かにゾロの方が断然人気がありますが、錦えもんの晴れ舞台と言うかメイン戦場は、今まさにドクロドーム頂上なのです。

ベガパンク研究所、ドレスローザの街、ゾウでもない、これまで歩んできたエリアではない、このワノ国編こそが錦えもん最後の戦いなのです。

それをゾロが奪ってしまっているといえます。

こうなると、錦えもんはゾロの人気をある意味捧げたスケープゴート的な人気だったと考えます。

もっとメタ的に考えると、錦えもん自体に人気が無いと活躍の軌道修正と強さが変えられた

今気づいたのですが、上記の様に錦えもんの活躍はある意味パンクハザード編に集約されていますし、目立っていたのはパンクハザード編なのです。

初めて出る生きている侍キャラ、パーツが分かれて、揃うまで読者が気掛かりなキャラ、(というか、パーツが揃うまでの方が読者の気掛かりが一番大きかった。)、炎を斬れる侍キャラとパンクハザード編はキャラの数が多くなく、目立っていました。

実際に焔裂きのカットインはカッコいいです。

ところが、問題はこの後なのです。ドレスローザ編がいいでしょう。

この時、錦えもんはドレスローザに侵入し、カン十郎を助ける為です。

なのですが、錦えもんの恰好は半分程が変装した格好であり、着ぐるみを着ている始末。あれ可笑しいと思いませんか?

それにおかしいのは、錦えもんはドフラミンゴにやられ、他のキャラが目立っている中、ドンキホーテ・ドフラえもんになっていました。後、助けたカン十郎と共にトリカゴを押していました。

確かにパンクハザード編よりもドレスローザ編はキャラが多いのですが、パンクハザード編で目立っていたと思われる錦えもんとドレスローザ編は落差があります。

これは簡単です。錦えもんよりも扱いがよく目立っていた男がプッシュされていたからです。そう、トラファルガー・D・ワーテル・ローその人です。

というか、明らかにドレスローザ編のローは主人公そのものといっても目立ちブリ、過去回想、ルフィのアシスト。これはどう考えても、ビジュアル的な人気が最初にキテイマス。

男性ファンからも、ローの人気は高く、POPでもローはワノ国和装ローを今月プレミアムバンダイから発送されています。錦えもんはPOP出ていません。

結論を言うと、錦えもんはゾロとロー、しかも刀を使うキャラの人気の割を食い、いまいち目立てず、恐らく編集部からも、「錦えもんは減らして、ローを出させてくれ。」となったのでしょう。

 

 

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