魔術師の最期か?
魔術師バジルホーキンスは元々、ノースブルー出身の海賊でした。
ルフィ達と同じように、リヴァースマウンテンを超えて、シャボンディ諸島までログポースを辿りながらも、超新星と言われる程に成長を果たします。
そして、バジルホーキンスが利用する悪魔の実の能力はワラワラの実の能力です。
この能力は、藁を使った身代わりを起点に、ワラビで刀、ストローマンカード等の運勢を占い、攻撃のレパートリーが決まる能力です。
そんなバジルホーキンスは、ここに来てカイドウの部下に成り下がることがワノ国編で広まります。
内情としては、バジルホーキンスは運勢を占い、そこから生存確率を見極めているようです。
いうなれば、カイドウが襲来した時、バジルホーキンスは瞬時に生存を取る為に、カイドウの部下に成り下がったといえます。
しかしこれは事実上、自分が挑戦者であることを放棄したといえます。
最悪の世代は今や、純粋に海賊王を目指しているのは黒ひげ、ルフィ、キッド、ウルージぐらいで、ローは元々ドフラミンゴを倒すことを目的としていましたし、ボニーは新世界ではなく、マリージョアにいます。
ドレークは海賊ではなく、潜入したsword隊長の海兵。カポネはそのまま西の海に帰っているように見えます。
早い話、ホーキンスは最悪の世代の中で、ルフィと違い、生きる事を選び、部下に成り下がった海賊でしかありません。
カイドウ率いる百獣海賊団は今や、お玉の光堕ちきびだんごで多数が寝返り、チョッパーの優しさに絆されたウェイターズ、プレジャーズも寝返りました。
いうなれば、絶滅必至と言えるのが現在の百獣海賊団の状況です。すでにホーキンスの残されたのは沈む海賊団と運命を共にするように見えます。
沈みゆく百獣海賊団と道連れのバジルホーキンス
ホーキンスは選択を見誤ったといえます。
常に能力を使って、運勢を見極めたホーキンスはその時点で、自分で考える思考を放棄しているといえます。
いうなれば、ルフィの様にストレートに言葉通り動く男と比べると、能力に頼り、自分の頭で考えなくなった男の様にホーキンスは見えます。
実際にホーキンスは能力に頼り切りの男であり、戦闘では藁人形を用意したり、自分の保身に走るなど、せっかくノースブルーから新世界にきた海賊の割には、せこいというか、やっている事がカイドウの下っ端でしかありません。
それこそ、ホーキンスはホーキンスなりに、カイドウを倒そうという意思があると思いましたが、ドレークをいたぶるなど、根っからカイドウの部下になった様に思えます。
既に奴には海賊王を見据える海賊というよりも、ただ運勢を占い生存を高めている海賊に過ぎません。
守りに入った海賊はもう攻撃に出ることは難しいでしょう。
管理人としては、ホーキンスはその能力故に動かし方が悪くなった海賊と思います。
兎も角、もう少し、能力が弱ければ、活躍や目立ったムーブが見れたと思うと残念です。
なので、キラーの様に目が死んでおらず、常に高みへと向かう男の方が勝負に軍配が上がると思います。