信じがたい程、扱いが悪すぎる海鳴りスクラッチメン・アプー
アプーの二年後は、極めて残念なキャラになったと管理人は考えています。
その理由は、二年前のアプーの大将黄猿への命知らずの挑発、二年後は分相応収まった停滞した海賊生活です。
今回はそれを踏まえて、この男、アプーが今後復活することはないという考察をしていきます。
アプーは現実を知り、自分の立ち位置と立ち振る舞いを理解した
アプーに関して残念になったと管理人は述べましたが、その理由はアプーのキャラというか、奴の行動が守りに入ってしまったからです。
その理由は二年前の黄猿への命知らずの挑発と、二年後のカイドウの部下になり果てたという事から分かります。
まず、アプーに関して言えば、二年前の方が魅力があったといえます。
その理由は、億越えルーキー、超新星の名に恥じない行動を取ったからです。
確かに、超新星で一番信じられない行動をしたのは、主人公ルフィ本人ですが、なにせ、殴ったら海軍大将が来る天竜人を殴ったのですから。
しかし、アプーもまたルフィとは違うベクトルでイかれていました。
それは大将黄猿への攻撃でした。
この時、黄猿への攻撃はいうなれば、アプーにとって攻撃する必要がない攻撃だったのです。
つまり、大将黄猿はアプーを襲っていないのに、アプー本人から攻撃を繰り出してきているという事です。
海軍大将は世界の壁、世界の均衡を保てる大戦力であり、その大戦力相手に攻撃を加えることはあってはならないことなのです。
それをアプーは誰にも頼まれる事無くやってのけた事が恐ろしい事実と言えます。
この時点で、管理人としてはアプーはレベルは兎も角として、海軍大将相手に挑発が出来るキャラと認識が出来たと思います。
なので、新世界でアプーと対峙することを楽しみにしていたのですが。
二年後のアプーは現実を知り、自分の立ち位置を知ったつまらない海賊になっていた
ワンピースのキャラはある意味、ぶっ飛んでいるけど、信念があるキャラは魅力的と思います。
いうなれば、自分が打ち建てた信念という旗が折れないキャラは魅力的なので、例えば、ボンクレーの様に、インペルダウンでルフィを見殺しにしようと思いきや、結局ルフィを助ける為に、単身軍隊ウルフに立ち向かい、倒す。
セニョールピンクの様に、亡き妻が笑ってくれた亡き息子の服を着続け、誰に笑われても、赤ちゃんファッションを貫く。
ワイパーの様に、先祖の為にシャンディアを奪還し、エネルの電撃を喰らってもなお、「先祖の為!!」と言い切るなどは、管理人としては自分が貫いてきたモノを押し通せるのに一種の尊敬を覚えてしまいます。
さて、ここまで言うと分かると思いますが、アプーは二年前に遥か格上の大将黄猿に挑発を仕掛けれるキャラでしたが、カイドウにビビった結果、カイドウの使い走りに成り下がったという事です。
アプー自身がキッドに対して、「現実を見ろ!!」と言っていたのは、やはりカイドウという強大な力にビビり、自分の立ち位置を理解し、カイドウの部下に成り下がったことを認めていたという事でしょう。
故に、アプーは仮に復活しても、カイドウに一矢を報いる様な行動をしなければ、もう出番がないといえるでしょう。