麦わらの一味で三刀流の剣士ロロノア・ゾロの
モデルがいることをご存知でしょうか。
1660年代に活躍したカリブの海賊、
フランソワ・ロロネーという
人物がゾロのモデルになってます。
今回はこのロロネーがどういう人物か
ゾロとの共通点などもまとめてみました。
フランソワ・ロロネーのプロフィール
本名:ジャン=ダヴィ・ノー(Jean-David Nau)
別名:フランソワ・ロロネー(Francois l’Olonnais)
活躍時期:1635年-1667年
ゾロは麦わらの一味で唯一の実際の海賊の
名前が使用されていますね。
そのため、ゾロには何か特別な意味が
込められているのかもしれませんね。
では、ロロネーは一体どのような人物か
というととにかく『冷酷な人物』なことが
分かっています。
一体どれくらい残酷な人物だったのでしょう。
邪魔なものは排除してしまう
ロロネーは目についた気に入らないものは
とにかく消してしまう人物で、
襲った町などでは捕虜などにはせず、
住民の命を奪ってしまうような
人物でした。
この他にも500人以上の駐屯軍を壊滅させ、
身代金目当てに都市を占拠するなど、
やり方は手段を選ばない冷酷な人物でした。
一見すると、ゾロとは全くイメージが
尽きませんが、ゾロがウィスキーピークで
100人の賞金首を相手に1人で戦ったのを
覚えているでしょうか。
これは正に、この500人の駐屯軍をロロネーが
壊滅させたことがモデルになっているのでは
ないでしょうか。
海賊としては超がつくほどの有名に!
ロロネーは駐屯軍を壊滅した件で
一躍ヨーロッパ中で話題になり、
『ロロネーには会うくらいなら
死んだほうがまし』という言葉を
言わせるほど名前を轟かせたのでした。
今後ゾロは麦わらの一味にいるくらいなので
ロロネーのような人物になることは
考えにくいと思いますが、予想としては
『ロロノア・ゾロ程有名な人物はいない』
と言わしめるほど世界中に名前を轟かせる
のではないでしょうか。
おそらく、尾田先生がゾロに込めたのは
ぱっと見や、巷の噂では『悪』とされるが
実際はイイ奴という人物を描きたいために
⇒ゾロにはあえて最も残酷な海賊の名である
『ロロネー(ロロノア)』をつけたのでは
ないでしょうか。
ロロネーの最期について
ロロネーの最期はニカラグア沿岸を襲撃した時に
現地の住民と争いをしてしまいます。
そこであけなく命を落としてしまうという
なんとも哀れな最期ではないでしょうか。
これを踏まえてゾロの最期はどうなるか、
というとやはりロロネーのように
何らかの罪に囚われて、処刑されるというのも
考えられるのではないでしょうか。
さて、今回はロロノア・ゾロのモデルである
フランソワ・ロロネーについての経歴および、
今後のゾロの展開についてまとめてみました。
今回の考察についての真偽が明らかになるのは
まだまだ先になるとは思いますが、いずれにせよ
ロロネーとゾロは全く正反対のイメージであるのが
お分かり頂けたのではないでしょうか。
今後のゾロがロロネーのように冷酷な人物として
描かれるのか、本編を注目してご覧になって
頂ければと思います。