前回まではサンジの過去が明らかになりました。
・北の海から東の海にどうやってたどりついたのか?
・サンジが兄弟との間に何があったのか?
明らかになりました。
そしていよいよ、サンジがビッグマムの娘プリンとの結婚に向けて、
動き出します。
また、ルフィも四皇の三将星の一人、クラッカーを倒し、
いよいよビッグマムの怒りを買うことになります。
ビッグマムの恐ろしい能力も明らかになります。
843話「ヴィンスモーク・サンジ」からの
あらすじと考察についてお伝えしていきます。
ルフィvsクラッカー対決がついに決着へ
ギア4を駆使して、ルフィがクラッカーを倒します。
クラッカーを吹っ飛ばしてそのままビッグマムのホールケーキ城に突撃させます。
(三将星の名前「カタクリ」「スムージー」の名前も出てきました。)
クラッカーが倒れている姿を見て、ビッグマム達も驚きます。
(これで、いよいよルフィがビッグマムとの対決が避けられない展開になりました。)
ルフィが脅威の回復力を見せる!?
ルフィがクラッカーを倒した後で、満腹の状態から徐々に痩せていきます。
ルフィはものすごく代謝が激しいことが分かります。
以前にもアラバスタ編でのウィスキーピークでは、腹を膨らませている状態かと思ったら、
いつの間にか通常状態に戻ってしまってました。
(ルフィの体内にはまだ何か謎が残されているのかもしれません)
ビッグマムの能力が明らかに!
クラッカーが倒されている姿をみて、
「嘘だろ!?」
と驚く四皇達ですが、仲間にはチーズ大臣の19男シャーロットモンドール、
バター大臣の18女シャーロットガレット、生クリーム大臣の18女シャーロットオペラの3人がいます。
緊急警報を出し、麦わらの一味が近くにいることを島中に知らせます。
一方で、誘惑の森にてルフィが満腹の状態で疲れ果てています。
ホーミーズ達を味方につけることができたルフィですが、
ビブルカードの力が偉大だったということでした。
そのカードは非常に貴重であり、今では持つことさえ禁じられているものらしく、
ナミがスリラーバーク編でローラからもらえたのは奇跡に近いです。
また、ビッグマム旦那から、彼女の能力が明らかになります。
ビッグマムの力は、”天候を従える女”ということで、
右手に太陽「プロメテウス」
左手に雷雲「ゼウス」
を従えて、怒りを買った海賊達を瞬時に倒していくのです。
ギリシャ神話に出てくる、プロメテウスと
ゼウスの二つを従えていて、ソルソルの実も従えていることからも、
複数の能力を持っている状態にもなります。
これは黒ひげがケルベロスの能力の力によって
3つの能力を従えている状態に近いと思われます。
ルフィはビッグマムのことは一切御構い無しに、
サンジを追いかけようと考えているのでした。
そして、ルフィがビッグマムの城にいくことを決意します。
結婚式が始まったらサンジがビッグマムの元に連れ去られてしまうので、
実質捕まえることが不可能になります。
そこで、ヴィンスモーク家が入場するタイミングで
連れ去ろうと考えるのでした。
サンジvsルフィの展開に!
ヴィンスモーク家がホールケーキ城まで
移動しているのを発見するルフィ達。
ルフィがゴムで伸びてホーミーズから飛び出し、
サンジが乗る猫車(馬車のようなもの)に飛び乗ります。
(目がハートになっているニジとヨンジ、さすがは兄弟です!)
驚くヴィンスモーク家の一同。
(普通に考えて、四皇の領地内に入ることができるわけがないので、
当然といえば当然ですね)
それに気づいたサンジが観念したのか、自分の手でルフィ達を追い出すことを決意します。
サンジは自分のことをヴィンスモーク家の「王子(プリンス)」と呼び、
ルフィ達を下級海賊と罵って、ルフィと対決しようとします。
・自分は金も兵士も使えるヴィンスモーク家の人間で、
美しい娘と結婚する
と伝えて、ルフィも怒ります。
844話ではいよいよサンジとの対決が繰り広げられようとします。
843話の考察・気づき
ルフィが三将星の一人、クラッカーを撃破します。
ホーミーズ達の力を借りているとは言え、
三将星の人間を倒したことで、ルフィのステージが一段上がったといえるかもしれません。
クロコダイル、ゲッコーモリア、ドフラミンゴ以来の
超大物海賊を倒したことになると思います。
そして、ルフィが脅威的な「消化力」を見せました。
お腹の中で消化させたことで、急激にやせ細り、
元の姿に戻りました。
その分のビスケットは一体どこにいったのか謎すぎます。
身体的な強さは以前から話題にしてきましたが、
ルフィとドラゴンとの関係や、Dの一族の秘密などに関係しているのかもしれません。
また、ビッグマムの新たな能力が明らかになりました。
それが、雷雲ゼウスとプロメテウスの能力です。
ビッグマムはソルソルの実の能力で、人間の寿命を扱える能力の持ち主です。
そのため、複数の能力を持つことは不可能であると思われますので、
その能力を使ってゼウスとプロメテウスに人間の寿命を与えたことで取引をしたのかもしれません。
古代兵器も最後の一つはゼウスだと予想してきましたが、
「ウラヌス」だった時点で、ゼウスはどこかで出てくると思ってましたが、
まさかこのタイミングだとは予想だにしませんでした。
天候を操ることができる、ということはある意味でナミのクリマタクトに近い能力かもしれませんが、
その能力の次元が圧倒的に違います。
海の上で天候を操れたらどんな海賊でも一たまりもないので、
ある意味で最強の能力ということになるでしょうか。
雷雲ゼウスはエネルのゴロゴロの実、黄猿のピカピカの実の比ではないくらいの
強力な雷を発生させることができるとすれば、
ビッグマムに隙はないのかなと思いました。
四皇と呼ばれる秘訣がわかりますね。
最後に、「サンジ=プリンス」の伏線です。
これは以前からお伝えしてきたものではありますが、
改めてサンジの口からプリンスという言葉が出ると感慨深いものがあります。
アラバスタ編でMr.プリンスを名乗ったのはこの伏線だったのか、
と10年以上にも渡って回収されたことで、びっくりしている方も多いと思います。
サンジがプリンスを名乗っていたのは自分が王子だという自覚がまだあったのと、
騎士道を貫きたいという考えが残っているのではないかと思われます。
ルフィとサンジの対決が避けられない844話ですが、
その決着はどうなるのか次号もお楽しみに!