894話ではカタクリの見聞色とルフィの見聞色がほぼ互角になり、
最後の最後のところで、二人は会話をせずともお互いに意思疎通できてました。
(究極的には言葉を交わさずとも会話できそうですね)
そして、ルフィの技が繰り出した「スネイクマン」ですが、
こちらが今回は披露されるものと思われます。
スネイクという名称なだけに、前回お伝えしたように、
蛇のような縦横無尽のような動きをするのではないか、
とお伝えしてきました。
また、ギア4ではコングガン以外でも、スネイクマンが登場したことから、
いくつかバリエーションがあるものと思えます。
ルフィの強さの可能性がどんどんと広がっていってますが、
今回は895話の内容を踏まえてあらすじからお伝えしてき、考察していきます。
ビッグマムの食い煩いvsベッジ逃亡・・・
ちなみに、こちらが今回のスネイクマン。
(詳細は後ほどです。)
前話894話のあらすじはこちら。
→→894話のあらすじ考察はこちら
まず、おさらいですが意外にもベッジの狙いはというと、妻シフォンの要望でビッグマムをひきつけて、
ルフィたちを逃がすことだということが明らかになりましたね。
つまり、ベッジはビッグマムを倒すようにみせかけて、
内心はビビっていて、殺すと見せかけて実はこのまま逃げ切ろうとするのです。
(・・・実はこの後ベッジは死亡するのではないかと予想をしています。
ビッグマムがこのまま食い煩いをおさめるはずがありません。言っても四皇です。
ルーキーをこのまま安々と帰すはずがないでしょう。)
ベッジ&シフォンはこのまま無事に帰れるのか、注目です。
ルフィに筋を通すために命がけでビッグマムをひきつけていることからも、
このままもし死亡することがあれば、ルフィ達はビッグマムを許さない、
という展開になりそうです。
ルフィvsカタクリの戦いは続く・・・
そして、いよいよルフィのスネイクマンが登場です。
と言っても見た目は前回までのバウンドマン(弾む男)となんら変わりはありません。
ただ、注目すべき点があります。
このスネイクマンは・・・というと、実際にカタクリに対して特別有効であるということではなく、
ルフィの攻撃が四方八方からまるで蛇のように攻撃を繰り出すことで、
追い詰めていくことができるのです。
避けたと思っても、また別の角度からクネクネと攻撃の方向性を変えていき、
カタクリが見聞色の未来を読むよりも先に攻撃が可能になるのです。
見聞色の先読みする時間 < ルフィの攻撃スピード
となっているので、避けたと思っても、
すぐに別の角度から攻撃を受けて、
また避けたと思っても攻撃を喰らって・・・
ということが続いてます。
攻撃する腕も蛇というよりは、
駒のような動きでカタクリに巻き付くようなイメージで、
グルグルと中心に向かって渦を巻いています。
カタクリが思わず攻撃を避けれたと思っても、
想定外の方向から攻撃が来ていたのはそのためでしょう。
ただ、カタクリもすぐに学習をします。
今度はルフィが攻撃をしかけて来る前に、
こっちから攻撃を繰り出そうとするのです。
「斬切餅」という技を出すことで、
先手を打って、ルフィの攻撃を食らう前にこっちから先にルフィを潰してしまおうという考えのようです。
そうなると、餅状の腕にルフィが絡みついてしまうので、
前みたいに餅からルフィが離れないという絶体絶命のピンチです。
ここから、腕をローリングさせて、
プロレス技を繰り広げるかのように、
ルフィはそのまま地面に叩きつけられてしまいます。
しかも、腕は「餅」+「棘」状の凶器となっていて、
離れるに離れられませんし、棘がルフィのゴムの体に刺さっています。
その状態でグルグルと回され続けているので、
痛い+離れようとしてもがいているのです。
そのまま地面に思いっきり叩きつけられたルフィ・・・
おそらくこれが敵キャラならここで決着がつくはずですが、
そこはルフィ。
ここから立ち上がっていくのです。
ただ、カタクリの方も息が上がっていて、
もはや彼の方が限界が近いようにも感じます。
ルフィの方は野性味あふれる海賊であり、
いくらボコボコにされても何度でも立ち上がってきます。
一方でカタクリの方はというと、
小さい頃からいじめられていて、それをバネに強くなったとは言え、
周囲の兄弟姉妹たちも基本的にはカタクリに対して信頼関係を築いてなく、
正直なところ・・・ルフィよりも防御面では劣ると考えてます。
つまり、カタクリが今のルフィの防御を上回るだけの攻撃を常に仕掛けられた場合、
結構早い段階で倒されていたと思います。
なので、今回最後の最後でルフィvsカタクリの戦いは、
大技を出してお互いにパンチの力比べになります。
これで最終決着でしょう。
(前回もこれで最後だと言っていたので)
そして、二人の間に地面と天井に大きな日々が入り、
全部が割れていくのです。
まるで、シャンクスvs白ひげの二人のように、
天が割れたような衝撃が走るのでした。
このタイミングでルフィはカタクリに勝利するものと思われます。
と同時に、ルフィの見聞色の覇気もかなり上達した状態になっているので、
カカオ島に鏡の世界から戻ったときも、
スルスルと相手の攻撃を交わしていくことが考えられますね。
こうなるとどうなるかというと、
サンジが考えているルフィ救出作戦があまり必要ではなくなりそうだということです。
ただ、ルフィ自身はかなり体がボロボロであるため、
満身創痍の状態でサンジと二人で逃げ切るのではないでしょうか。
サンジが考えている救出作戦について
サンジがどうやってルフィを助けるのか、
非常に気になるところではありますが、
普通に考えてみても通常のやり方では助けることは実質不可能です。
武力を使っての攻撃では何をしても勝てるはずがありません。
そもそも四皇と呼ばれている海賊を相手にしている時点で、
明らかなことです。
そこで出し抜いたり、逃げることができたら、
今のビッグマム海賊団は成り立つはずがありません。
(過去にルフィ達クラスの海賊を取り逃がしていることになります)
つまり、実力でどうこうとか、戦術を使ってどうこうといった小手先の手法では、
絶対にルフィを救うことは不可能です。
それだけ、麦わらの一味を救うのに必死なのです。
油断も隙もない実力者を相手にどうしたらいいのか、
どんな行動を選択するのかは非常に重要なところです。
一言で言うと、ビッグマムと同じ作戦を使うと思われます。
ビッグマムが食い煩いをおさめるために、
ウェディングケーキが必要でした。
これはビッグマムの実力以前に、美味しいか美味しくないか、
というところでの勝負だったのです。
サンジが作ったケーキはおそらく、ビッグマムが喜ぶような、
空前絶後の、有史始まって以来の美味しいケーキだったはずです。
その残りなのか、クリームだけなのかは分かりませんが、
ビッグマムの部下たちにこのケーキか、もしくはその余りを食べさせることで、
全員気絶させます。
「どうやって食べさせるのか?」となるのかもしれませんが、
注目すべきはビッグマムが自分からケーキを求めて追いかけていたところでしょう。
つまり、美味しいケーキはどんな人間でも食べたくなるのが「性」であり、
サンジがその料理を目の前に差し出すだけで、全員がメロメロになり、
虜となってその場から崩れ落ちてしまうのだと思われます。
・ルフィは見聞色の覇気を覚醒
・サンジは料理人としての腕前を上げる
・ジンベエの役割発揮
ジンベエがどんな役割を果たしたのかはこちらを読み進めていくと、
どういう意味なのかハッキリしてくるはずです。
→ジンベエが麦わらの一味に入る理由について
ルフィ達を救っていって、しかも仲間になり、なおかつ役割も明確になる・・・
つい最近でもスムージーの攻撃を交わすのに、
ジンベエはなくてはならない存在でしたね。
本題に戻ると、ホールケーキアイランドのゴールとして、
このようなカタチで収束に向かうと思われます。
ビッグマムも含めて、部下たちとも「和解」となることで、
麦わらの一味とビッグマム海賊団の間では不戦協定が結ばれるのかもしれません。
ただ、条件付きとしてサンジの料理を定期的に届けるように、
とビッグマムから要望があるのかもしれません。
サンジは「レディーのためなら喜んでお作りしますよ」と言わんばかりに、
瞬殺でケーキなどの大量のお菓子を作りそうですね(笑)
またいよいよ、戦いの決着が896話にて詳しくお伝えしていきます。
→896話の考察はこちら