Dの一族に、ローの家系だけ忌み名という概念
Dの一族は、主人公ルフィや海賊王ゴールDロジャーをはじめ、エース、ドラゴン、ガープ、黒ひげといった海で名を上げた者から、海兵であったサウロや恐らく一般人であるルージュまでDが名前につくキャラが登場しています。
その中で、ローだけにワーテルという忌み名の意味である者もいます。
ロー曰く、人に名乗ってはいけない名前だというのですが、問題はDの一族でモンキーやポートガス性にワーテルが無いのに、どうしてトラファルガーにだけあるというなのです。
正確に言えば、ローの家系限定ですが、ワーテルが付けられた意味を考察していきたいと思います。
ワーテルが忌み名と呼ばれる訳
少なくとも、管理人が知る中でDと呼ばれる一族は自分にDが付いている事を隠していません。
特にガープはDの一族ですが、世界政府の管理下にある海軍本部中将かつ英雄と呼ばれる功績を残しています。
言うなれば、Dの一族と言えど、自分にDが付いている意味を知らないと考えられます。
ルフィやガープやエースは自分にDが付いている事に疑問をもっていない様に見えます。
むしろ、Dの一族でない白ひげの方が、Dとはなんなのか知りたがっている程です。
ただし、ローに関して言えば、ベビー5やバッファローに人に言われたらいけないと言いながら、少し心を許したのか、教えてあげていました。
しかし、教えて頼まれなかったら、ローは教える事はなかったと考えられます。
隠していたのに、子供ながら他人に教えてしまった、これが示す意味とは、ワーテルが付く重要性が分からなかったのではないでしょうか?
つまり、父親から忌み名として教えられましたが、どうしてDがついているのか、ワーテルという忌み名が付いているのか父親も知らなかったのではないでしょうか?
Dの一族でさえも、Dが持つ意味を知っていない。知っているのはロジャーのみ。
ここで一つの考えに辿り着くのが、Dの一族自身がDの重要性を理解していない、または認識していないと思っていると考えられます。
少なくとも、ルフィはDについて言及していません。恐らく、Dが名前についていても全く気にしていないと考えられます。
ローはルフィと違い、Dの生き方を気にしていましたが、Dについての意味は知っていませんでした。
これなら、ローの口からワーテルがどういう事か言及しないでしょう。
ただし、ロジャーに関して言えば、違います。
彼は白ひげに対して、Dがなんであるか全てを知ったうえで白ひげに教えていますし、レイリーも全てを知っていると考えられます。
とはいえ、二年前、麦わらの一味は歴史の全てを知る機会を聞いていないので、分かるのは最終章でしか分からないでしょう。
ワーテルという忌み名が付いたのは、答えはトラファルガー一族の行動にある?
管理人が考えるに、ワーテルが付いた最大の理由はトラファルガー一族がなにかしでかしたのではないでしょうか?
早い話、トラファルガー一族はDの一族であることを隠さないといけなかったのでしょう。
もしかするとですが、トラファルガー一族というのはもしかすると、モンキー一族を手助けする補佐的な一族ではないでしょうか?
だとすると、トラファルガー一族にワーテルをつけたのは、自分達ではなく、モンキー一族が付けたのかもしれません。