赤犬が世界政府へ従い続ける理由
赤犬といえば、海賊へ徹底的な殺戮をする一方で、元帥となり政府の対応に追われている身分になっています。
元帥とは聞こえがいいですが、悪く言えば、世界政府の声をもっとも聞き、その通りに行動しないといけない立場だといえます。
実際に、元帥時代のセンゴクは自由気ままなガープを戒めたり、青筋を立てたり、激怒するどこか余裕がないシーンがありました。
しかし二年後、白髪になりましたが、よく笑い、おかきをよく食う元帥時代が見る影もない憑き物が取れた表情、つまり陽気な爺さんキャラになったのです。
いうなれば、元帥という立場は想像以上に大変な立場だといえます。
ある意味、青キジが元帥になりたくないのは、そういった面があるのでしょう。
今回は、そんなストレスが溜まりやすい世界政府へ赤犬が二年間従い続ける理由を解明したいと思います。
赤犬は世界政府の忠誠を重んじているから?
単純に世界政府こそが、赤犬の正義という事でしょうか?
早い話、赤犬の考えはなにがあろうと、なかろうと、世界政府のやる事は全て正しく、そこに疑う余地がないと思っているのでしょうか?
しかし、世界政府というのは樹立してから、800年間、都合の悪い事はどんどん隠してきた巨大組織だといえます。
特にオハラの一件は、完全に世界政府が空白の100年を調べられると非常に都合が悪いとしか思えない程、バスターコールで島ごと吹き飛ばしました。
実際に赤犬は逃げていた避難船を完全に沈めるなど、最も世界政府がやりたがっていることを体現したといえます。
政府にとってあの時点で、空白の100年を調べられる人間を一人も逃すつもりが無かった筈です。
実際に当時八歳だったロビンに7800万ベリーを懸ける程でしたから。
そう考えると、赤犬は世界政府への忠義を二十二年から見せているといえます。
世界政府に所属し続けることが、赤犬が本当にやりたいことに繋がる
しかし、赤犬が世界政府管理下である海軍本部元帥をしているのは、単に忠義だけではないといえます。
それは赤犬が本当にやりたいことこそが、世界政府へ従い続ける理由だと思うからです。
それは恐らく、映画フィルムzで、ゼットが起こそうとした新世界を滅ぼすグランリブートの様に、海賊そのものを滅ぼそうとしているのかもしれないのです。
赤犬が世界政府へ従うのは、近いうちにこの世界から海賊を滅ぼす
赤犬はなにがあろうと、海賊を滅ぼす気持ちが歴代の海軍本部元帥よりも強いと管理人は考えます。
赤犬の幼少時代は、ルフィと比べ物にならない程、目つきがするどく、ナイフで誰かを斬った様な描写がありました。
人間ではなく、動物を狩ったのかもしれませんが、赤犬が海賊への攻撃姿勢を見ると、単純に狩りとは思えません。
そう考えると、赤犬は昔から、海賊を滅ぼしたいとずっと願っていたのかもしれません。
故に海軍に入隊したのは、正義というよりも、海軍を堂々と葬り去る為に海兵になったかもしれません。
そして、今、レヴェリー編で歴史より消すべき灯がきめようとされており、赤犬がその消す役割を担っているかもしれません。