何かが足りない剣士たち
現在、真っ向からカイドウとビックマムを討ち取るべく、戦いを挑んだ挑戦者キラーとゾロですが、二人の攻撃力は中々なのに、足りないものがあります。
それは特殊能力を要いた攪乱役やヘイトを集めやすい役です。
もっといえば、RPGでいうサポートポジションにおさまるべきキャラです。
これはどういうことかというと、ゾロとキラーの戦いぶりは完全な戦闘役であり、つまるところ攻めるしか技がでないキャラなのです。
実際に二人とも覇気を使えていますが、特殊な能力をもたない二人でしかないのです。
くわえて、カイドウとビックマムは炎や雷に加えて、空中移動が出来る等、戦闘において様々な動きが出来ます。
いまでこそ、体力がありますが、攻めることが出来ても、護りに徹するのが非常に難しいというのが正直な感想です。
これは三船長にいえますが、この五人では戦闘に於けるストッパーが機能しづらい動きになってしまいます。
故に管理人は、ゾロとキラーに第三の剣士ブルックの活躍があると考えます。
ビックマム戦闘への最終兵器
ブルックはビックマムに対して、特攻スキルであるソウルへの攻撃が著しく与えれるスキルがあります。
事実上、ビックマムですら、ソルソルの実の弱点であるブルックの攻撃には対応出来ていないのが現状です。
つまり、ビックマムとしては、ソウルキングブルックと戦う事は弱点関係がある以上、戦う事は避けたいでしょう。
ところが、キラーとゾロのコンビはもうドクロドームから、ビックマムを逃がすことはしたくない筈でしょう。
なので、事実上ブルックと戦う時が迫っているといえます。
ブルックにこれまでの大きな見せ場がなかった問題
以前の考察でのべていますが、ブルックは登場時から今日に至るまで、大きな見せ場=対人戦での勝利を収めているのが少ないというのが現状です。
例えば、スリラーバーグで蜘蛛のゾンビ、たららん隊長を倒しましたが、戦闘というより一撃必殺と言ったところでしょう。
他にはゼオを掠り唄吹雪斬りで仕留め、錦えもんと共にドラゴンを仕留めています。
と書きましたが、正直な話、ゼオを倒した時が戦闘における最大のインパクトでした。
それから、ブルックはビックマムと戦ったりしていますが、当然の様に敗北を喫しています。
つまり、ブルックというキャラは登場自体が既に10年以上流れているにも関わらず、いまいち大きな活躍を織り込まれていないキャラなのです。
そして、二年前よりも二年後の方がメインといえますが、その二年後も数年内に完結を宣言されている状態で、ブルックの活動期間は既にさし迫った事態です。
三銃士の一人として、ビックマムに大きな止めを刺してほしい
ブルックは、過去描写で陽気な骸骨でありながら、仲間との約束を守る為に、50年以上も暗い海を彷徨った寂しい過去を持っています。
故に今の彼は今ともにいる仲間たちを死んでも、あ、もう死んでいますが、骨身をおして頑張っています。骨だけに。
流石に本編でゼオを倒したよりも、ビックマムを倒す手助けをしたという方が、ブルック最大の見せ場になると思います。