ブラックマリアの立ち位置を考える
ブラックマリアの立ち位置を考えていきます。
立ち位置というのは、敵と味方を考えた時、ブラックマリアというキャラが単なる敵の立ち位置で終わるのかという事です。
これはどういうことかというと、早い話、ワンピースはその長期にわたる連載により、敵キャラの再登場が何度もあるのです。
それも味方だったり、空番長ゲダツの様に青海番長になるような稀有なケースも存在します。
順を追って説明しますと、例えば麦わらの一味とかかわりが深いと言えば、元アーロン海賊団の六刀流のハチでしょう。
ハチは本来であれば、絶対に麦わらの一味が助けるべきキャラではありませんでしたが、ナミはハチが無害の奴だし、それではケイミーとの約束と違うからと助けることを良しとしたのです。
本当にナミは優しい女性キャラといえます。
隠して、ハチはそのまま麦わらの一味を手助けしてくれる立ち位置になりました。
さぁ、この立ち位置というのが問題です。
この立ち位置は、敵であったキャラ、少なくとも許されるような立場じゃないキャラがどういう訳か味方ポジションに収まるとは思わなかったでしょう。
ところが、このハチの様に味方サイドに回るという事が実際に起こったのです。
そして、ここからいうのが、女性陣に関して言えば、4人のキャラが共通します。
ビビとロビンとペローナとベビー5
ご存知の様に、そもそも、ビビはバロックワークスのナンバーエージェントとしてラブーンを捕獲しようとした敵でした。
そして、ウィスキーピークで王女であることが発覚し、彼女はなんと麦わらの一味に一時的に入ることになったのです。
これは誰しもが驚いたと思います。
更に、今でこそロビンは仲間ですが、元々はバロックワークス副社長という立ち位置だったという事です。
今でいう大看板の様な立ち位置にロビンが収まっていたといえます。
なので、そんな敵の右腕といえるロビンが仲間になるなんて誰が予想したでしょう。
更にペローナやベビー5の様な変化球も存在します。
ベビー5は歴として、麦わらの一味の狙撃手ウソップと戦い、彼の奇策や踏ん張りによって倒されてしまいます。
そこから、モリアには遊びで付き合っていたと吐露し、スリラーバーグから逃げようとした時、くまにシッケアール王国に飛ばされる事態に。
そこまでは良いのですが、よもやペローナがミホークとゾロと二年間ほど暮らしていたとは思えませんでした。そこから、ゾロをシャボンディ諸島まで送るなんて、普通に味方サイドです。
さて、特にベビー5も飛び切りの変化球でした。
よもや、サイに惚れるなんて終いには結婚するなんて、お前の立ち位置はなんなんだと思ってしまいました。
ブラックマリアももしかすると…
さて、ビビ、ロビン、ペローナ、ベビー5と来ると、敵側の女でありながら、こちらが来るかもしれないと思わせるのが、ブラックマリアと管理人は考えています。
どうしてかというと、彼女は傷付いたモモの助を心配する素振りを見せているからです。
ブラックマリアは確かに敵なのですが、どこかカイドウに心酔しているだけと思えないのです。
故に、もしかすると味方サイドに引き込まれそうな気がするのです。