今週のタイトルは「ブラキオ蛇ウルス」。
誰のことかは想像がつきますが、なんだそれ感がすごいですよね。笑
一体何のことなのでしょうか?
また今回は久々に、CP0からあのキャラも登場します。
その狙いとは意外なものでした。
お見逃しなく!
前回のあらすじ
1027話では、ついに花の都に到着しようとする鬼ヶ島が描かれ、それをヤマトとモモの助の2人が止めようと動き出しました。
ルフィがカイドウとの戦いに集中できるよう、誰にも知られないように動こうとするヤマトの機転に、ファンになった方も多かったのではないでしょうか。
今回は鬼ヶ島の動きにどんな変化が描かれるのか?
またタイトルの意味とは一体なんなのでしょう…?
お楽しみに!
ワンピースネタバレ1028話「ブラキオ蛇ウルス」あらすじ
連絡を取り合うCP0
1028話は、CP0が外部と連絡を取り合っているシーンから始まります。
話題はもちろんカイドウvs麦わらの戦いの行方ですが、真の目的は意外なところでした。
”上”から指令が下った
万に一つ…
カイドウが敗北した場合…!!
世界政府”非加盟国”「ワノ国」は
政府が直接支配下に置くことになった…!!
船は「ワノ国」向かわせているが…
可能性は?
やることがどうも海賊と同じだな
正直面白い戦いではあるが
カイドウが倒れる姿は…
想像できん………!!
……
だろうな
報告を待つ…
もう一つ指令がある
”麦わらの一味”…!!
ニコ・ロビンを
連行しろ!!!
勝負がどう転んでも
あの女の存在は
海賊達の”鍵”になる
CP0&長官(ロブ・ルッチ)
誰も知らないところで、政府も動き始めています。
現在ロビンはブルックとともにライブフロアを駆け抜けています。
焔雲を生み出そうと奔走するモモの助
場面変わってドクロドーム外側、鬼ヶ島の下。
前回ヤマトから焔雲のことを教わったモモの助が、ワノ国自体を浮かせるための焔雲を発生させようと頑張っています。
しかし、まだ能力を使いこなすには程遠い段階にいるモモの助では当然うまく雲を作ることができないようで、それでも国民の命を預かる覚悟で必死に挑んでいます。
ヤマト〜〜!!
出ぬぞ〜〜!!
雲!!
コクでござる!!
一人にするなど!!
いや!!
弱音を吐くな!!
モモの助!!
やれる!!
いやムリ!!
いややらねば!!
いでよ!!
ほむら雲〜〜〜!!
拙者がやらねば………!!
おおぜいの人が死ぬーーーっ!!!
落としてなるものか!!
こんな大きな爆弾を〜〜!!
モモの助
城内の対策に向かうヤマト
一方その頃ヤマトはというと、モモの助と別れて別行動をしていました。
モモの助と別れたのは空中にある鬼ヶ島よりやや低い位置の空ですから、ヤマトはそこから鬼ヶ島の外側の岩盤をよじ登っています。
ヤマトの狙いは、最悪の場合でも被害を最小限に抑えるため、城内の爆薬、火薬の類の処理に向かったようです。
いいかいモモの助君!!
僕は”最悪の事態”の被害を
最小限に抑えるために「ドクロドーム」へ戻る!!
ドームの地下にある巨大な武器庫に
無数の爆薬がある!!
それを何とか始末しないと
もしもの時の被害は何倍何十倍にもなる!!
ヤマト
鬼ヶ島の地面まで登り着いたヤマトは、「大口真神」の姿になって鬼ヶ島を駆け巡ります。
やはり治らないサンジの体の異変
場面は変わってライブフロア。
サンジvsクイーンの戦いに焦点が当てられています。
クイーンはどうやらサンジの”レイドスーツ”の力が見たいようで、ギリギリまでサンジを追い詰めて能力を使わせようとしています。
おら出せよ〜〜!!
”ジェルマ66”の戦闘スーツ!!
さっきキング相手に見せたよな!?
”戦闘スーツ”!!
確かに消えたよな!?
あれはジャッジの科学力だろォ!?
クイーン
クイーンの猛攻を受け思いっきり吹き飛ばされたサンジですが、壁に突っ込んだ頭を抑えながら何やら異変を感じています。
ーん?
やっぱり体に異変が…
サンジ
結構なダメージを受けていそうなサンジですが意外に平気そうで、なおもしつこく”ジェルマ”と言ってくるクイーンに対して反撃を仕掛けます。
”悪魔風脚”…!!
”熟焼”
”グリル・ショット”!!!
サンジ
ブラキオサウルスの巨体を持つクイーンを吹き飛ばすほどの威力を持ち、クイーンからもその攻撃力は認められました。
ムハハハハ
生身の蹴りにしちゃ上等だ
じゃあおれも改造なしの”恐竜”の本機を見せてやろうか!!
クイーン
ついに明かされたサンジの体の異変
ブラキオサウルスになったクイーンといよいよ肉弾戦が始まるのかと思いきや、クイーンが思わぬ動きをします。
なんと、ブラキオサウルスの首〜尻尾までが一本の蛇のように胴体から抜け出し、すかさずサンジを締め上げてしまいました。
”ブラキオ蛇ウルス”!!!
クイーン
さすがにブラキオサウルスのん巨体サイズの蛇に締め付けられたら、いくらサンジと言っても骨がバキバキに砕かれてしまっています。
いかなる武装色の達人も…
この圧力で骨は砕け内臓は潰れ
皆再起不能となる
クイーン
そして置き去りにされていたクイーンの胴体の方ですが、「ブラキランチャー」を仕込んでおり、「ブラキオランチャー」という言葉に反応して自動で攻撃を仕掛けるようです。
今回はいじられ役としてクイーンさんが攻撃を受けていますが、威力自体は結構ありそうな様子。
ブラキオランチャーの予期せぬ攻撃に思わずサンジを離してしまったクイーンですが、既にサンジの骨は全身バラバラの様子。
ですがまたも様子がおかしく、全身の骨はバラバラなものの普通に歩くことができており、挙句には自分で曲がっている足などを叩いて修理しました。
なんだこの体……!!
まさか…
あいつらと同じ力が目覚めたんじゃねェよな…
いやだ!!
あんな怪物になるのは…!!!
サンジ
思わず考え事をしてしまっているサンジにすかさずクイーンが刀を振り下ろしますが、その刃はサンジに当たった途端に真っ二つに割れてしまいました。
どうやらサンジに目覚めたのは、他のジェルマ達と同じく外骨格が発達する能力のようです。
サンジ自身はこの特殊能力を全く嬉しく思っていなさそうですが、正直これによってかなり戦闘力的にはアップしたのではないでしょうか?
ワンピース1028話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- 「政府が直接支配下に置く」って具体的にどうなるの?
- ”ロビン争奪戦”が再び始まるのか?
- 鬼ヶ島地下の巨大な武器庫とは?
- ヤマトはなぜ獣型になった?
- クイーンはレイドスーツを見て何をしようとしている?
- サンジに外骨格が発達したのは何故?
それでは見ていきましょう!
「政府が直接支配下に置く」って具体的にどうなるの?
これまでただ五目並べを楽しんでいるだけだったCP0ですが、ようやく動きを見せそうな兆しが出てきました。
と言っても全くいい内容ではないのですが・・・。
それは、「もしカイドウが負けた場合、ワノ国は世界政府が直接支配下に置く」というものでした。
コレって一体どういうことで、誰がこんな事を言い始め、今後どんな展開を呼び起こすのかを少し考えてみようと思います。
誰が言い始めたの?
ルッチ曰く、「”上”から司令がきた」と言っています。
CP0といえば天竜人直属の諜報機関で、ルッチはその長官ですから、ルッチの言う”上”とは恐らく天竜人、あるいは五老星のことではないでしょうか。
個人的には一般の天竜人(そんな表現が正しいかはわかりませんが…)は他の国を支配するとかは考えておらず、自分の奴隷を増やすことくらいしか考えていなさそうなため、これは恐らくですが五老星が言い出しっぺなのではないかと思います。
具体的にどういうこと?
現在ワノ国は、一応はオロチが将軍として治めていることになりますが、その制度自体が崩壊するということでしょう。
国としての事実上のトップがいなくなりその座に世界政府の人間が就く、ただ窓口としての人間は必要になりますから、国の都合のいい人間を形上のトップに据える様な形になるのではないでしょうか。
もしかしたら今のオロチの悪政よりはいい可能性もありますが、世界政府とワノ国は歴史上で何かいざこざがありそうですから、国の歴史が認めないでしょう。
ただいずれにしても上記は”カイドウが負けた場合”と条件付けしていることから、世界政府にもカイドウを倒すことができないという状況なのではないかと考えます。
前々からワノ国を支配しようとしていたものの、カイドウの力が大きすぎて手出しができなかったが、今回ちょうどカイドウが負けるかも知れない、という状況になったため動き出したのだと思います。
今後の展開にどう関わってくるの?
これらが今後の展開にどう関わってくるか、です。
とにかく確実に言えることは、
- ルフィはカイドウに勝つ(カイドウは負ける)
- ワノ国が政府の支配下に置かれることはルフィが許さない
と言ったところでしょう。
ということは、ルフィがカイドウを倒し、そこへやってきた政府の船とルフィ達が戦う展開が訪れるのではないでしょうか。
この後にも触れますが、必死の思いでラスボスを倒した後に、政府の艦隊に囲まれる様な展開はまさにエニエス・ロビー編を彷彿とさせますね。
あの時はメリー号という思わぬ助っ人が登場しましたが、今回はどうなるのでしょうか?
個人的に気になるのはやはり大船団のメンバーですが・・・
ここまであまり出てきていないキャラに注目してみると面白いかも知れません。
”ロビン争奪戦”が再び始まるのか?
上でも触れましたが、ルッチが出てきてロビンを奪いあうというのは、まさしくエニエス・ロビー編を彷彿とさせます。
あの時はずばりロビンの奪還のみが目的でしたから最終的にはロビンを奪い返すことでルフィ達の勝利となりましたが、今回はそうは行きません。
あくまでもカイドウを倒すという目標があり、横槍としてロビンを奪われそうにいなっているという状況です。
ロビンを守ることに向けられる戦力も現状はブルックしかいなさそうで、前回よりも心もとない気がしてしまいます。
もしかしたらですが、ここでロビンを奪われてしまい、それを奪い返すためにルフィ達が再び世界政府に宣戦布告するような展開になっていくのではないでしょうか?
それこそまさしくエニエス・ロビー編の再来ですが、ロビンの存在はそれだけ世界にとって非常に大きな意味を持っており、ルフィ達がそれを持ち続けることがあまりに他の海賊と比べて有利すぎるというのもあると思います。
世界を巻き込む巨大な戦い=ルフィ達が再び、ロビンを取り返すために世界政府に宣戦布告をする、といったような展開だとすると、ルッチがCP0として再登場したのも納得がいきますね。
ロビンは存在自体が世界の歴史に関わってくる超重要人物ですから、可能性としてはあり得る話だと思います。
鬼ヶ島地下の巨大な武器庫とは?
前回の記事で、ヤマトから鬼ヶ島には火薬が大量にあり巨大な爆弾だという話があったものの、「一体どこにそんなものがあるのか?」と疑問に思っていました。
それが今回、鬼ヶ島の地下には巨大な武器庫があり、そこに大量の爆薬があるということが明らかになりましたね。
これってこれまでに明かされていましたっけ…?
私の見落としでしたら申し訳ないのですが、もし新しく明かされた情報だとすると、そもそも鬼ヶ島に地下があることが描かれている描写があまりない気がします。
ローが地下2階で歴史の本文を見つけた時くらいでしょうか。
またヤマトとモモの助が八茶によって落とされた先が、もしかしたら地下だったのかも知れません。
しかしその先の描写は、城の隣にある倉庫(カイドウの龍の象がある)に移ってしまいましたから、武器庫らしきものは描かれませんでした。
ここまで描かれていなかったものがこのタイミングで存在を明かされたとなると、もしかすると地下の武器庫には何か重要なものが眠っている可能性があります。
個人的に気になるのは、赤鞘を助けた謎の人物。
あの人物が地下の武器庫に身を潜めており、ヤマトと遭遇するなんていう展開がくるとまた物語に広がりが生まれて面白そうです。
ヤマトはなぜ獣型になった?
今回しれっと、ヤマトの獣型の姿が明かされました。
思ったよりは普通の狼のようでしたが、どうやら空は飛べないようですね。
普通に岩盤を手でよじ登っていました。
そして地上につくやいなや獣型になって地下の武器庫へと向かいましたが、ここで獣型になった理由はなにかあるのでしょうか?
①獣型の方が速く移動できる
イメージですが、獣型の方が速く移動できるというのはありそうです。
一刻をあらそう状況ですから、少しでも早く移動ができるスタイルを選ぶというのは自然でしょう。
まあヤマトは追手から逃げていた身ですから、他にも見せるべき場面が有ったような気はしなくもないですが・・・。
②獣型の方がヤマトだと身バレしないで済む
あるいは、獣型でいた方がそれがヤマトだとまわりに気づかれるリスクがグンと減るため、結果的にはスムーズに移動ができるというのもありそうです。
そもそもヤマトが能力者であるということは、誰までが知っているのでしょう…?
飛び六砲であるササキですら、ヤマトが変身の前兆を見せたところ驚いた様子でしたので、もしかしたら大看板以上、何ならクイーンとキングくらいしか知らない、と言った状況もありえます。
彼らですら、ヤマトが能力者であることを知っているという明確な描写はありません。
このまま行くと、本当にタダの狼として移動できるのかも・・・?
クイーンはレイドスーツを見て何をしようとしている?
クイーンがサンジのレイドスーツに興味津々な様子がえがかれました。
単純に「見せろ」という要求のようですが、見て一体何をしようとしているのでしょう?
恐らくですが、クイーンの個人的な好奇心によるものかと思います。
サンジが透明になるシーンを見ていましたから、もしかしたらサンジの持っているレイドスーツから、透明になるための科学技術を盗もうとしているのかも知れません。
単純に「見てみたい!」というだけではあまりにかわいすぎますので、かつてのライバルであるジャッジの技術を盗むために見せてもらおうとしているのだと思います。
サンジに外骨格が発達したのは何故?
そして今回の目玉がこちらでしょう。
ついにサンジにも、ジェルマの特徴である「外骨格」が発達しました。
一体何故、このタイミングで発達したのでしょう?
原因としてありえそうなのはやはり、レイドスーツを使用したことでしょうか。
レイドスーツの仕組みが全くわからないため定かではありませんが、もしかするとクイーンが無理やりサンジからレイドスーツを奪い取ることで、その仕組がクイーンの口から明かされるような展開があるかも知れません。
恐らくは血統因子に作用するものでしょうから、遅ればせながらサンジにもジェルマと同じ血統因子が生成されたのかも知れません。
サンジ自身は忌み嫌っていますが、戦闘力で見れば大幅アップとも言えます。
体ではなく、気持ちがジェルマと一緒にならなければ良いとも思うのですが・・・
サンジのパワーアップの行方や、いかに・・・
1028話の内容はここまで!
次週は休載となりますので、またこの先の展開の考察でもしてみましょう!
皆様のご意見もぜひコメントで教えて下さいね。