カイドウは何故ワノ国を選んだのか?

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カイドウがワノ国を選んだ理由

カイドウは40年前にロックス海賊団が壊滅してから、自分なりの計画で動いていたと最近の話の展開から分かってきました。

40年前におでんが18歳の頃に、オロチは同じ年ぐらいに同じ一族である黒炭ヒグラシと黒炭蝉丸と出会い、復讐の計画に乗りました。

オロチはカイドウと武器を取引する事で、財を秘密裏に築いてきたのです。

しかし、カイドウは最初から40年協力してきたオロチを斬首しました。

このことから、カイドウは昔からオロチを殺すことに念頭に動いていたと言えます。

つまり、最初からヒグラシはカイドウと取引を喜んでいましたが、カイドウからすれば、利用するだけ利用し、最終的に殺す腹積もりだったのでしょう。

もしかすると、蝉丸も殺された可能性もあります。

しかし、そう考えると、カイドウはワノ国を選んだ理由を更に考察すべきだと考えます。

カイドウは飲んだくれに関わらず、計画的である

まず、カイドウと言う男は、長年計画を立てられる男だという事です。

実際にカイドウはヒグラシと武器製造をワノ国で操業し続けてきました。

それをジョーカーが仕入れていたので、武器としての質は高かったと言えます。

また、アイアンボーイスコッチが仕切っていた武器工場もガトリングや大砲など、恐らく新世界で製造されている以上、良質な武器といえるでしょう。

ジンベエが居なければ、ルフィ達の船サニー号や侍達も、長距離射程砲の餌食になっていたかもしれません。

ヒグラシの話しぶりから、オロチに話す前から、武器製造を手掛け始めたと考えると、カイドウの元には、武器製造に目ざとい連中があつまっていたのでしょう。

ともあれ、武器製造はカイドウが居なければ成り立たなかったでしょう。

カイドウという名前の元で、武器製造にこぎつけていたと考えると、ビックマム海賊団のお菓子製造と同様にトップに立つ人物が強くなければ、事業が成り立たないと言えます。

しかし、何故にカイドウはワノ国で武器製造を始めたのでしょうか?

最終的にワノ国を乗っ取る為で、天然の要塞にする。

カイドウがワノ国で武器製造を始めたのは、ワノ国を乗っ取る為といえるでしょう。

ワノ国の景観が好きだとか、酒が上手いとか、美女が多いとかではなく、ワノ国を天然の要塞と呼んでいた事が最近になって分かり、それこそがカイドウがワノ国を選んだ最大の理由でしょう。

おでんも言っていましたが、世界政府が樹立して800年以上立っているにも関わらず、未だワノ国を加盟国に出来ていないし、鎖国を続けられています。

その理由とは、ワノ国が非常に高い高度に島が根付いており、近づこうにも滝から上がるしかありません。秘密の裏ルートである滝からのエレベーターは使えませんから。

そして、おでんも変えたいと言っていた、凄まじい渦潮の海流。

この恐ろしい海流を抜けるには、正しいルートしかなく、間違えたら即死といってもいい程非常にシビアな海流になっています。

つまり、ワノ国を根城にするというのは、世界政府からしても非常に厄介な立地なのです。

余程の実力者でなければ、ワノ国に到達するのも難しいですし、なによりカイドウ率いる百獣海賊団を相手にしないといけないのは世界政府としても、避けたい問題なのです。

 

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