「麦わらの一味が全滅か?」と思われましたが、
今回は更に新しい事実が判明します。
「最悪の世代から海賊王が誕生する」
これは以前から言われていたことでもありますが、
一体何を意味しているのか、
901話「死んでも死ぬなよ」あらすじ考察と共にをお伝えしていきます。
ビッグマム復活へ!
前話900話のあらすじはこちら。
→→900話のあらすじ考察はこちら
ふんわり島ではビッグマムがケーキを食べ終えて、
寝転んでいるところから始まります。
食い煩いが収まり、サンジが作ったケーキはシュトロイゼンが作ったケーキ以上の出来栄えだった、ということが明らかになります。
続いて、ぺロス・ペローの方から現状の報告があります。
・ベッジが近くにいる件
・麦わらの一味が生きている件
などを伝えていますが、ビッグマムは至福の表情で全く聞いてません。
そして、カカオ島に話はうつります。
麦わらの船が沈んでいると思われますが、
実はその船は麦わらの船ではありません。
タイヨウの海賊団の船が沈んでしまってます。
ワダツミが実は麦わらの船を口に含んだ状態で、
海の下に潜っていって、逃げてしまってます。
一体何が行われていたのかというと、
・麦わらの一味の船がクイーンママシャンテに狙われる
・砲撃が飛んでくる
・直前で、サニー号とタイヨウの海賊団の船を入れ替える
・ワダツミがサニー号を手に取り口の中に含んで逃げる
・その際、バキっという音と共に、麦わらの船の海賊旗が海の上に落ちる
・ビッグマムサイドは燃えている船を確認するが、サニー号でないことに気づく(時間稼ぎ)
ということのようです。
船を犠牲にしたことで10秒程度の時間稼ぎではありましたが、
なんとか麦わら達を逃がすことに成功します。
ただ、スムージー達幹部も船が違っていたことに気づいて、
ここからワダツミを見つけると、一気に襲ってきます。
180度行き先を旋回して、まずオーブンが万来(=魚雷)をして、
攻撃してきます。
ワダツミの腹を貫通してしまい、
その「熱」でワダツミは海の上に出てきてしまいます。
しかもサニー号は口の中から飛び出してしまって、
ルフィ達は空に放り出されてしまいます。
ただ、運よく海上に着地して、ルフィ達はなんとか無事です。
ワダツミはかろうじて生きており、
「おまいら行け!」
と伝えます。
ワダツミも覚悟を決めています。
どうしてここまで覚悟を決めたのかというと、
・魚人島で麦わら達に酷いことをしてしまった
・それでもジンベエが自分を拾ってくれた
・ジンベエに感謝している
からだというのです。
麦わらの一味の船に行く、とジンベエ決めた時から「覚悟」をしていたのです。
もともと、アラディン達も覚悟を決めており、
回想シーンがここからはじまります。
アラディン主体で会議をしており、
タイヨウの海賊全員で話し合いが行われてます。
議題は
・ビッグマムからジンベエを守るか
・ここから逃げるか
ということ。
ビッグマムは島から逃げ出す人間は一切容赦はせず、
皆殺しにすることは間違いない状況です。
それでもジンベエを守りたいか?
という覚悟を全員に対して聞いているのです。
アラディン
「逃げるものを責めやしない
おれについてくるものはそれ相応の覚悟をしろ」
ということを伝えると、
ワダツミ含めて全員が「あいつらに邪魔させやしない」と
うおーー!と叫ぶのでした。
ここで回想は終わります。
ここからワダツミがアラディンの手によって、
海の下に下げられます。(お前は引っ込んでろということでしょう)
すると、タイヨウの海賊団が全員姿を現します。
海の上で待ち構えており、下記のような状況です。
ビッグマムの大艦隊
↓
(対決)
↑
タイヨウの海賊団 魚人
サニー号
↓
(逃げる)
この隙にルフィ達は逃げきろうとしますが、
ここでジンベエが意外な一言を言うのでした。
まず、ルフィ達に、
・船の帆船は浸水が弱点になること
・水を吐き出さないと船が遅くなること
・帆の風穴を明けて補正し、最高速度で進むこと
・ナワバリを出るまでまだまだ油断ならないこと
を伝えます。
急にアドバイスしだしたジンベエに対して、
ルフィ達が戸惑います。
何を意味しているのか理解できてない状況です。
すると、ジンベエから
「わしはあいつらを置いてはいけん」と言い残すのでした。
つまり、すぐに仲間になることはできない、ということです。
このままジンベエはその場に残って、
アラディン達と一緒に食い止めることを決意します。
(このまま彼らを見過ごして行くことは違うと思ったのでしょう。)
ジンベエが言うには、
魚人の本気というのは海流を変える力がある、
というのです。
実際に海の流れが変わり、
ビッグマム艦隊は足止めを喰らってしまってます。
このまま進み続ければ、サニー号は海域を出ることができますが、
ジンベエ達がそれまで足止めをしてくれているのです。
ルフィは最後にジンベエに、
「ワノ国で待っている、必ず来い」と伝えます。
「死んでも死ぬなよ」そう伝えます。
ビッグマムが復活しており、ここからルフィ達を襲おうと
猛スピードで追いかけてきてます。
海賊王誕生を予言
最後に、モルガンズが衝撃の事実を伝えます。
まず、ルフィが逃げたことに対して非常に喜んでいます。
それは麦わら達も候補の一人だというのです。
それが、近々最悪の世代と呼ばれるものたちの中から、
海賊王が誕生するというのです。
何を根拠に言ってるのかは分かりませんが、
それを予感しているというのです。
このままルフィが海賊王になる、
といのではあまりに順風満帆過ぎて少し微妙な感じもしますが、
以前からお伝えしていたように、黒ひげが海賊王になるという選択肢が見えてきます。
黒ひげは現在四皇になっていて、
最悪の世代の中でも抜きん出て勢力を広げていってます。
(そもそも黒ひげが最悪の世代の一人なのかは微妙なところですが)
ただ、ルフィ達同世代の中では最も海賊王に近い存在であることは間違いないでしょう。
ちなみに、「海賊王」と「ワンピース」は微妙に定義が違っているように思えます。
海賊王ゴールドロジャーは、ワンピースが実在することは分かってますが、
それを手にした訳では(おそらく)ありません。
つまり、海賊王の称号を手にするのは黒ひげになったとしても、
「ワンピースを手に入れる」ことは黒ひげにはできない可能性もあると思われます。
漫画のタイトル「ワンピース」とあるように、
この漫画のゴールはワンピースを手に入れることでもあるので、
黒ひげが海賊王になったところでワンピースには結局は手が届かない、
という展開も一つ考えられそうです。
(その方が面白そうな気もします・・・)
白ひげが言っていた、
「お前じゃない、ティーチ」
というセリフがワンピースを前にしたときにティーチの脳裏に蘇ってくるのかもしれません。
その時こそ、ルフィの存在が重要になってくるのではないでしょうか。
次号902話にてビッグマム編がいよいよ終了へ・・・
→902話の考察はこちら