キラーの立ち位置とゾロの立ち位置

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キラーとゾロの明暗を分けたモノ

麦わらの一味戦闘員であるゾロは、その実力から船長ではないのかと言われる力の持ち主です。

ゾロの登場はシェルズタウンで、磔にされた状態でしたが、ゾロが捕まった理由は、街に住んでいる少女リリカをヘルメッポのペットである狼から救ったからです。

恐らく、ゾロとしてはむやみやたらに暴れる性格ではなかったので、自分が抵抗したら街の人間に迷惑が被ると思ったのか、大人しく捕まったと思われます。

故にこの時点で、ゾロは悪人というよりも純粋に人を助けられる人間だといえるでしょう。

さて、ここからが主題の考察に入ります。

そもそも、ゾロはイーストブルーで海賊狩りのゾロと呼ばれていますが、海賊ならだれでも狩っているのではと思われます。

しかし、客観的な理由述べます。

それは、そもそもイーストブルーの賞金稼ぎは海賊を狩らないという事です。

管理人としては、イーストブルーは最弱の海とも平和の海とも取れますが、この海自体に大きな争いが少ないと思われます。

例えば、グランドラインのジャヤの様に常に海賊が住んでいる街と違い、イーストブルーはシェルズタウンは海軍が治めていますし、バギーが襲ったオレンジの町はそもそもバギーは元々町に住んでいた海賊ではありません。

という風に、イーストブルーは海賊の数が少ないと同時に海賊が居ても、対抗できる抵抗勢力も自然に強くはありませんし、数も多くありません。

恐らく、イーストブルーの賞金稼ぎがいても、数がいる海賊よりも少ない悪人を狙っていたと思います。

いうなれば、イーストブルーは海賊や海兵、町民から世界と比べると、強くない人間が集まっているといえますね。

アーロンの様な特殊な例がありますが、基本的に小人族、巨人族、魚人族、人魚族、ミンク族、手長族、足長族、首長族などはいませんし、種族として一番多い人間が多いのも弱さに起因しているといえます。

故に海賊をターゲットに狩っているゾロは、イーストブルーからすれば考えられないといえます。ワザワザ殺されても可笑しくない海賊に立ち向かう時点で可笑しいからですね。

ここから、ゾロとキラーの明確な違いを示していきましょう。

両者を分けた決定的な違い

そもそも、両者の決定的な違いは、ナンバーツーなのはゾロとキラーは両者とも同じですが、最大の違いがゾロが世界一の大剣豪という明確な野望を立てているにも関わらず、キラーは登場から十年以上経ちますが、彼が何かの目的があるのを言っていないからです。

つまり、前途の考察文の様に、ゾロが海賊を狩っていたのも強くなる為の修行ともいえますし、大剣豪になりたいという野望に繋がるといえます。

鎌ゾウの時、それが妙実に現れた

そして、キラーとゾロの決定的な戦力差は、鎌ゾウの時に妙実に出ます。

この時、互いに武器が足りない、武器が違うものでしたが、勝負を制したのはゾロでした。

キラーと違い、野望の為に力を研鑽してきた差が出たと言えます。

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