ウルティへの追撃から、ビックマムはナミとウソップの排除に努めますが、キッドが助太刀の形でビックマムへの殴り込みを開始し、ルフィがカイドウの敗北するという非常事態になるなど、やはり慌ただしい展開が続きます。
さて、どうなるのでしょうか?
前回のあらすじ
ウルティはメーザー砲に倒れ、ビックマムはお玉を助けるも、恨みのある麦わらの一味の排除に動きますが、キッドによって阻まれてしまうのでした。
そして、流れるルフィの敗北は味方陣営に絶望を与えるのでした。
ワンピースネタバレ1014話「人生の大根役者」
場面①チョッパーの活動限界
ホール内に流れるルフィの敗北を朗報といい、喜ぶカイドウ陣営。
そして絶望が訪れますが、チョッパー自身にもクイーン相手にモンスターポイントを維持し続けた結果、既に限界時間を超えていたのでした。
以前、チョッパーはシーザーから活動時間を延ばせることを聞いていましたが、果たしてチョッパーはどこまで持つのでしょうか。
そして、マルコもクイーンやキングに苦戦しつつ、後方に控えるペロスペローに気を配りながら応戦し、それぞれのクルーが手一杯のようでした。
場面②カン十郎の最後の足掻き
カン十郎は最後の足掻きとして、モモの助を殺害を試みようとします。
そこで一番最悪の方法、モモの助の前に分身でこしらえたおでんを目の前に登場させ、護衛のしのぶすら欺くことでした。
まるでカイドウに止めを刺そうとしたおでんを油断させようとしたひぐらしと同じ偽物で勝負を決めようとしています。奇しくも、黒炭は偽物を造り上げることに縁があるといえます。
そこへ、赤鞘九人男の菊之丞が二度のおでんへの変身へブ千切れ斬ろうと迫ります。
しかし、あと一歩のところでカン十郎に斬られ、倒れる菊之丞
場面③人生の大根役者
そこへ駆けつけた錦えもんは菊之丞が事切れそうな場面に出くわし、カン十郎は仲間の最期を見届けようとする錦えもんへ斬り込もうとしますが、錦えもんは振り向くことなく一刀でカン十郎を斬り伏せたのでした。
今わの際、最期まで役者であったカン十郎にとって、親友とも呼べるのが錦えもんでした。
二十年以上の付き合いと、はるか二十年の未来を飛んだ同士錦えもんに最期に斬り殺され、自分への引導を渡せるのはお前しかいなかったといいこの世を去るのでした。
そして、カン十郎が事切れた後、人型となったカイドウがモモの助を護る錦えもんを思い切り金棒で殴りつけるのでした。
ワンピース1014話の感想&考察
これにて、裏切りの役者人生をカン十郎は終えたといえます。そして、菊之丞もまた錦えもんに見届けられ、この世を去ったかもしれません。
そして、錦えもんにもカイドウの金棒が炸裂するルフィに続いて、赤鞘九人男のリーダーですら信じがたいダメージを受けるのでした。
このワノ国の話は死者が本当に多い話となりました。
- 考察①菊之丞の死亡
- 考察②カン十郎の死亡
- 考察③錦えもんの死亡
考察①菊之丞の死亡
お菊は元々絶世の美男子であった為、管理人としてはかなり死亡する可能性が高いと考えて居ました。
その理由としては、お菊が未来へ飛ばされた時点で若く綺麗なままの姿をしている時点で、「醜く老いさらばえるよりも儚く散る方がお菊の生き方としては合っている」と考えたからです。
考察②カン十郎の死亡
カン十郎は今回の話では、菊之丞よりもある意味主役だったとも思います。
既に死に体というよりも、両親を目の前で殺された時点で心が死んだカン十郎としては、むしろ死が待ち望んでいたものと思われます。
奴もまた、カイドウと同様に死にたがりだったといえます。
考察③錦えもんの死亡
錦えもんに関して言えば、死ぬことはないと考えています。流石に二十年間待ち望んでいた鶴を残して、先に逝くのはあんまりだからです。