みなさんこんにちは!
長かった休載の一週間が明けた今週。
気づけば2022年も2ヶ月が過ぎようとしており、恐ろしい限りです。
さて今回はというと、ワンピースの核心にゴリゴリに触れていきそうな内容が満載でした。
休載明けというのもあり興奮冷めやりませんので、早速見ていきましょう!
前回のあらすじ
1040話では、キッド・ローの二人がついにビッグ・マムを倒しましたね。
二人がかりとはいえ、ルーキーが四皇の一角を落した紛れもない瞬間が描かれました。
また併せてワノ国のその他の戦況、状況が少しずつ明かされた回でもありました。
そして最後のコマではモモの助が象主との会話について話していましたね。
今回はその続きからとなります。
ワンピースネタバレ1041話「小紫」あらすじ
悩むモモの助
前回象主との関係を少し話していたモモの助ですが、今回は象主との会話の内容が少しだけ明らかにされました。
”象主”とは前に少し話をしたのだが
かんじんな事がわからぬ
モモの助…!!!
お前の命令を待っている…!!
お前と共に
戦う為に…!!
やってきた!!
モモの助&象主
その話をモモの助から聞いたヤマトは、おでんが予想したとおりだと興奮しています。
父上の日誌を読んで…
拙者が死んではならん事はわかった
しかし父は!!
もっとも重要なページをみずから
やぶりすてておる!!
ロジャーや父達は最後の島で何を見て笑った!?
かんじんの目的がわからぬのだ!!
父は預言者ではない!!
今ここにいても
「開国せよ」と同じ様に言ったであろうか!?
拙者 頭が悪いがゆえ!!
「ワノ国」の人達が危険にさらされるなら
「開国」などしとうない!!!
拙者はおくびょう者か!?
ヤマト!!!
モモの助
どうやらモモの助が読んだときにはおでんの航海日誌の中のもっとも重要な部分、「ワンピースとは何か」についての部分は破り捨てられていたようで、モモの助はその答えを知ることができていないようです。
となると恐らくヤマトもその答えは知らないはずですが、果たしてモモの助とヤマトの二人でどのような答えを導き出すのでしょうか?
雷ゾウVS福ロクジュ
場面変わって城内3階。
長らく金縛りの忍耐合戦を繰り広げていた雷ゾウと福ロクジュの忍者対決ですが、福ロクジュが熱さに耐えきれず倒れており雷ゾウが勝利していました。
しかし勝った雷ゾウもかなり限界だったためその場に倒れ込みます。
そこにやってきたのはジンベエ。
おい!!
侍か!!!
なぜ逃げん!?
……
おぬしルフィ殿の……!!
ハァ…ハァ
い…急がねば…!!!
不覚………!!
”準備”は……
できておったのに………!!
雷ゾウ&ジンベエ
20年の時を経て明かされる小紫の秘密
場面変わって宝物殿2階。
小紫の演奏を聞きデレデレしながら福ロクジュを待っていたオロチですが、さすがにしびれをきらしイラつきが隠せなくなっていました。
福ロクジューーー!!
あのゴミ忍者!!
何をしておるーーーー!!!
まさか一人で逃げたのではあるまいな
今の振動はカン十郎か……!?
これで終わればよいが…
オロチ
そんな苛ついているオロチをよそ目に、小紫はお面をつけてオロチの好きだった「月姫」を演奏しています。
さすがのオロチもこの状況でのんきに演奏をしている小紫に対して強く当たります。
おい小紫!!
こんな時に何を演奏など!!
もうよい演奏をやめろ!!!
これみよがしに面などつけて!!
生きるか死ぬかのこの時にまで!!
いつもつけておったなその面を!!
取れ!!
おぬし本当に小紫か!?
死んだ筈だ”亡霊”か!!?
オロチ
とその時、喚いているオロチの真上の天井が崩れ瓦礫が降ってきました。
直撃したオロチは瓦礫に挟まれて身動きがとれず、ヤマタノオロチに変身しようとしますが何やらうまくできないようです。
……ん!?
何じゃ…
変身……
できぬぞ………!!
抜け出せぬ……!!
ゼー…
ゼー…
気が動転して…
気づきもしなかったのでありんすね………
ゲホ…!!
あァ!?
おい小紫何を見ておる…!!?
ガレキをどかせ!!
ぬしが怪物に変身せぬ様”海楼石”のクギを刺したのはあちきでありんす……
は!?なぜ!!
何を言い出す…………!!
お前はわしを好いておるのだろう!!?
好きとは滑稽な…
好意のかけらもありませぬ
…………へ…!!?
くしくも…
ぬしが好きな曲
「月姫」は
私の父
「光月おでん」が愛した曲でありんした
………!!?
父!?
笑顔になどなれましょうか
オロチ&小紫
20年の時を経て、いよいよオロチに小紫の秘密が明かされようとしています。
CP0に下る五老星からの勅令
場面変わって城内地下。
CP0に対して戦いを挑んだイゾウが、CP0のうちの仮面を片手で持った大男と相対していました。
イゾウは指銃を食らいますがその代わりに拳銃を食らわせることで、相打ちになったようです。
その様子を見たもうひとりのCP0の人物は焦っています。
しまった………!!
おのれイゾウ!!
マハ!!
初めから刺し違えるハラか
くそ!!!
なぜ”白ひげ”の残党が
ガキ共を助ける……!!
急いでニコ・ロビンを………
CP0 仮面の人物
当初の目的であったロビンを捕まえに行こうとしたところに、すかさず電伝虫が入ります。
……!!
何なんだ次から次へと!!
ーおいよく聞け
「五老星」より”勅令”だ
「五老星」が……!?
今すぐに”麦わらのルフィ”を消せと!!
何を言ってる
”麦わら”なら今カイドウと戦ってる!!
カイドウの戦いを邪魔しろというのか!?
不可能だ
不可能は承知の上での話だ
世界トップクラスの戦いだからこそ危険…
察しろ…
万が一に備えての命令だ
我々も噂程度にしか知らんがな……
CP0 仮面の人物&電伝虫の人物
なんと五老星からの勅令の内容は、ルフィを消すことでした。
そしてその様子を背後から見ていたドレークが、一矢報いようとしています。
その他鬼ヶ島の現状
緊迫した各戦いの様子が描かれた後は、緊迫はしていますが戦い以外の現在の鬼ヶ島の様子が少しずつ描かれました。
まずは錦えもんと菊を連れて逃げ場所を探している、ハムレットとウソップ。
燃え盛る城から脱出しようと、出口を探して走り回っています。
続いて城外でペロスペローと戦っていたワンダとキャロットは、恐らく仲間たちを助けるために城内へと進んでいました。
続いて前回鬼ヶ島から落下してしまったように見えていたゾロですが、ギリギリのところでフランキーによって助けられていました。
しかしゾロ自身の意識はなく、傷もひどい状態です。
フランキーが必死に呼びかけています。
最後にドーム前頭「百獣の湯」。
キッド、ローのルーキー連合によりビッグ・マムを討ち取った直後のため、非常にざわついていました。
ナミやマルコもここにいてその騒ぎを聞いていました。
ナミのところにいるゼウスはビッグ・マムの敗北に一瞬悲しそうな表情を見せましたが、ナミに迫られたためすぐに元に戻りました。
そしてそこには勝利した直後のキッド、ローの姿もあります。
二人とも満身創痍ですぐに動けるような状態ではなく、天井を見つめています。
ハァ…
ハァ…
備えるか…?
カイドウに……!!
ゼェゼェ
いや……
いいだろ………
降りてくるのが………
カイドウだったら……
おれにはもう………………
抵抗する気力はねェ………
キッド&ロー
二人が見つめる先では、ルフィとカイドウが戦っています。
ルフィ最後の攻撃
相変わらず激しく交戦しているルフィとカイドウですが、カイドウがビッグ・マムの敗北に気づいたようです。
気づいたか!?
オイ
やりやがったあいつら……!!!
ウィ~~~
リンリンが!!
やられたァ~~~!!!
ハァ…
ハァ
ギザ男達か…!!
すげェな
カイドウvsルフィ
カイドウの怒りとも悲しみともとれる雄叫びと同時に覇気が一層強まります。
そしてカイドウは、ビッグ・マムと出会ったときのことを回想していました。
口はついてんのかい?
もしもし~~~~?
喋れんのか?
マ~ママハハハ!!
歳は?
15~~~!?
若ェなァ!!!
ロックスと組むのは初めてかい?
ロクでもねェ男だ
信用はするな
なんかあったらおれに言いな!!
おれはリンリン!!
この海の王になる女さ!!!
よろしく!!
思えば…
長ェ付き合いだったなババア…!!
ゼェ
”ワンピース”を奪りに行くと
誓い合った矢先によォ~~~~~!!!
ビッグ・マム&カイドウ
カイドウは泣き上戸となり、激しく泣いています。
そんなカイドウにはお構いなしとばかりに、ルフィは”ギア4 スネイクマン”となりカイドウへ攻撃を仕掛けます。
”ゴムゴムの”
”九頭蛇(ヒュドラ)”!!!!
お前らの野望なんか関係ねェ!!!
それでまた
この国の奴らがメシ食えなくなんだろ!?
これがおれの最後の”ギア4”だ!!!
おれの力が尽きるまで
攻撃をやめねェ!!!
お前だけは絶対にィ!!!
「ワノ国」から追い出してやる!!!!
ルフィ
もはやルフィの攻撃を当然のように食らっているカイドウ。
これが最後の攻撃のようです。
一体どうなる!!?
今週はここまで!
ワンピース1041話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- 現代のジョイボーイ=モモの助?
- ヤマトが仲間になる可能性が高まったのでは…?
- 「開国」はワノ国を危険にする?
- 雷ゾウがしていた「準備」とは?
- オロチの最期はどうなる?
- CP0の人物の名前は「マハ」だった
- 五老星が危惧しているのはやはり「ゴムゴムの覚醒」!?
- ビッグ・マムと出会った時のカイドウは人の形をしていなかった??
- ルフィの新技「ゴムゴムの九頭蛇」は八俣の大蛇を意識している!?
それでは見ていきましょう!
現代のジョイボーイ=モモの助?
前回に引き続いてモモの助の口から語られた、象主との会話の内容とその謎。
どうやら象主はモモの助とともに戦うためにワノ国まで歩いてきたとのこと。
そしてそのことはおでんの日誌にも書いてあり、ヤマトいわく「君こそ世界を夜明けに導く者だ!!」とのことです。
つまりこの内容を整理するとおでんの日誌に記されていた内容としては、
- 未来に象主と会話をすることができる人物が現れる
- その人物は、世界を夜明けに導く
ということなのではないでしょうか。
つまり、世界を夜明けに導くためには象主の力が必要だということです。
恐らく800年前のジョイボーイも、そのことを知っていたから象主と力を併せて何かをしようとしていたのではないでしょうか?
つまり、現代におけるジョイボーイ=モモの助なのでは?というのが今週号を読んだところでの感想です。
てっきりジョイボーイ=ルフィだとばかり思っていましたが、モモの助や象主がここまで大きく物語に関わってくるとは正直思っていませんでした。
この先の展開、とっても気になります・・・!
ヤマトが仲間になる可能性が高まったのでは…?
今週新たに明らかになった事実として、おでんの日誌には「肝心な部分=ワンピースとは何か」の部分が記されていなかった(おでんが自ら破り捨ててしまっていた)ということがわかりました。
つまりモモの助は、ワンピースとは何かを知らない状態ということです。
そして恐らくですが、ヤマトも同じ状態なのではないでしょうか?
気になるポイントとしては以下の通りです。
- ヤマトは20年前に日誌を拾ったが、モモの助が読んだのはつい最近
- ヤマトは破れた部分については何も言及していなかった
- モモの助はおでんが「みずからやぶりすてておる」と言っている
普通に考えればおでんが破ったのだからヤマトもワンピースとは何かを知らない状態だと思われますが、それにしてはヤマトがその部分については特になにも言っておらず、全てを知ったかのようにしていたのが少し引っかかります。
可能性としては20年前には破れておらず、ヤマトが保管しているうちにどこかで破れてしまった なんていうこともありえます。
その場合破いたのはヤマトではないでしょうから、例えばヤマトの目を盗んで誰かが読んだ際、ワンピースについての記載を期待して読んだのに、そこには期待通りの答えが書いていなかったため頭に来て破ってしまった などが考えられそうです。
となるとその人物は誰なのか・・・やっぱりカイドウあたりが怪しい気がしますが、このパターンについてはまた別に機会に考えようかと思います。
逆に、もし上記の通りでヤマトもワンピースの核心の部分を知らない状態なのであれば、ヤマトがルフィ達の仲間になる上で最もネックになっていた「ワンピースのことを知ってしまっている」という条件が解除されますので、ヤマトが仲間になる可能性がグッと高まったのではないかな?と思っています!
これはファンにとっても非常に嬉しいことですね!
そしてこの「ヤマトもワンピースについて何も知らない状態である説」を強固なものにする根拠としては、モモの助のおでん「みずからやぶりすてておる」という発言です。
ただ破かれているだけでは当然おでんが破いたのかどうかわかりませんから、もしかしたら文章内に、おでんが「いやこのことについては誰かに読まれてもいけないので、破り捨てておくこととする」等の記載を残していたのかもしれません。
これらを踏まえて総合的に考えると、ヤマトが仲間になる可能性が高まった ということになるのではないかなと思いました!
「開国」はワノ国を危険にする?
さあそして今週号のモモの助関連は最後、「開国」についてです。
そもそもワノ国が「鎖国」をした理由についてはすでにおでんから語られており「”巨大な力”からワノ国を守るため」だったと言われています。
そしてその「鎖国」を解除し「開国」をするということは、つまりは再び”巨大な力”にワノ国が立ち向かっていくということを意味しているのではないでしょうか?
だからこそ、もしかしたらワノ国の民にも危険が及ぶかもしれないとしてモモの助が悩んでいるのです。
おでんが予想していた(日誌に記されていた)未来と、モモの助が今目の当たりにしている現実とのギャップがあるからこそ、状況が違うのに目的だけ同じにしてしまっていいのか?というのが悩みのポイントだと思います。
確かにおでんが日誌を書いている頃は、カイドウとオロチによるここまでの支配が続いていることは予期されていないタイミングだったのかもしれません。
しかし、カイドウに処刑をされているタイミングでもおでんは変わらず、家臣たちにワノ国を開国するように伝えています。
処刑の場にいなかったためモモの助がこの事実を知らないのか、あるいは今の状況がこのときよりももっとずっと悪いのか。
いずれにしても「開国」というものが何を指すのかも具体的にわからない以上、もう少し尾田先生の掌で転がされることになるかもしれませんね。
雷ゾウがしていた「準備」とは?
ついに福ロクジュとの忍者対決に勝利した雷ゾウ!
勝ち方はまさかの形でしたが、れっきとした勝利でしたね!
忍としての実力はほぼ互角な両者ゆえに、主君に対する忠義心の強さ、心の強さが勝敗をわけたといったところでしょうか。
さてそんな雷ゾウですが、ジンベエによって救出される際に何やら気になる発言をしていました。
「急がねば…不覚…準備はできておったのに…」とのこと。
内容を察するに、戦いの前から何かの準備をしていたが思った以上に時間がかかってしまったため、急いで何かを実施しないといけない状況になっているということだと思います。
たしかに個人的には雷ゾウ戦いがあまり描かれずちょっと地味だったので、この戦い以外にも雷ゾウの見せ場が何かあるのはすごく嬉しいです。
一体何の準備をしていたのか、ちょっと想像もつかないのですが、もしかしたら”マキマキ”の能力を使って城の火を消す、爆発を抑える などのことができるとしたら、今こそ大活躍しそうです。
オロチの最期はどうなる?
ついに、ついについにオロチに小紫の素性が明かされました。
しかも小紫本人の口から。
結果は予想通り、小紫の父がおでんだと聞くだけで青ざめた顔をしていましたね。
この会話の直前でオロチは小紫に「亡霊か?」と聞いていましたが、まさにオロチの最も恐れていた「亡霊」が現れたわけです。
小紫、もとい日和はこの間ずっとお面をしていますから表情はわかりませんが、きっと怒りに満ちた顔をしているのでしょう。
更にオロチに対し海楼石の釘を刺しているため、オロチは能力を発動することもできていません。
恐らくこの状態で首を斬れば倒すことができるのでしょうが、そんなにうまくいくでしょうか?
個人的にはやはり、ここは狂死郎(=傅ジロー)が登場すると思います。
狂死郎と小紫、すなわち傅ジローと日和という、20年間オロチに使え続けてきた二人にトドメを刺されてこそ、オロチの幕は降ろされると思います。
ベタな展開ですが、オロチだけはどうしてもこの展開で倒してほしい!
CP0の人物の名前は「マハ」だった
前回イゾウがCP0を引き止め戦いを挑んでいましたが、今回相打ちという形で決着が付いたようです。
イゾウの活躍がもっともっと見たかった筆者的には少し残念ではありますが、そもそもあの満身創痍の状態で、ピンピンのCP0を一人打ち取れるだけでも強すぎやしませんか?
この二人にドレークもやられたわけで・・・
そして仮面の人物、倒したら素顔くらいわかるのかなと思っていたら見事にうつ伏せに倒れてしまい顔はわかりませんでした。
残念・・・
しかしその代わり名前がわかりまして、どうやら彼の名前は「マハ」というようです。
調べてみますと
スペイン,特にアンダルシア地方の民族的衣装を着た女性の意。だて女の呼称でだて男 (マホ) とともに一般的に用いられる。 18世紀には,上流の子女が,こうした風俗を好んだ。多くのゴヤの絵の主題になっているが,なかでも『裸のマハ』 (プラド美術館) および同一のモデルで同じポーズの『着衣のマハ』 (同) は有名。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%9E%E3%83%8F-137050#:~:text=%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%8C%E7%89%B9%E3%81%AB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2%E5%9C%B0%E6%96%B9%E3%81%AE,%E3%80%8F%20(%E5%90%8C)%20%E3%81%AF%E6%9C%89%E5%90%8D%E3%80%82
とのことで、スペインの民族衣装を着た女性のことのようです。
なんだかわかりませんが民族に関係してそうなお面も持っていますし、もしかするとこの人物、女性だったなんていう可能性も出てきてしまいました・・・!
何もわかりませんが・・・
五老星が危惧しているのはやはり「ゴムゴムの覚醒」!?
CP0の元に来た五老星からの勅令の内容は、「ルフィを今すぐに消せ」というものでした。
この後の会話内容から察するに、以前に五老星が危惧していた「伝説の悪魔の実」とその「覚醒」については、恐らくゴムゴムの実でほぼ確定なんじゃないかなと思います。
ここまでの戦いになると一体誰が予想した
カイドウとビッグ・マムの戦いなら誰が死んでも不自然じゃない…消すべき
もはやあの実は我々にとっても伝説だ 過去何百年も”覚醒”することなどなかった
1037話「酒龍八卦」より
世界トップクラスの戦いだからこそ危険
万が一に備えての命令
我々も噂程度にしか知らん
1041話「小紫」より
これらの流れでルフィを消すように現場に五老星から勅令が来たということは、1037話で五老星達が「消すべき」と話しているのはルフィのことでしょう。
ルフィの立場上、元々消されても不自然じゃないからここには該当しない という声もありましたが、もしかしたら祖父であるガープの権威なんかが関わっているのかもしれませんね。
ゴッドバレー事件のこともあり、天竜人やCP0でもあまり手出しはできないみたいな。
まあそれはそれとして、もしここで言っている「消すべき」人物がルフィの事で確定だった場合、その続きに出てきている「伝説の悪魔の実」はゴムゴムの実で確定になるのではないでしょうか?
そして1037話のこの会話、よく見てみると「あの悪魔の実にもう一つの名を与えた」と言っています。
元々の名前が古代兵器の何かで、それを隠すために「ゴムゴムの実」という名前をつけたという声もありましたが、元々が悪魔の実のようなので、やはり真の能力名を隠している可能性の方が、高い気がしますね!
ビッグ・マムと出会った時のカイドウは人の形をしていなかった??
続いてはカイドウが初めてビッグ・マムと出会った時の回想シーンです。
このやり取り、気になるポイントが結構有る気がするのは筆者だけでしょうか…?
気になるポイント
- 口はついてんのかい?
- もしもし~~~喋れんのか?
ロックスのこととかも気になりましたが一旦置いていきこの部分。
「口はついてんのかい?」なんて聞き方、普通しませんよね?
どう見ても口付いてますし。
もしかしたらあまりにカイドウが口を聞かなかったので、「口ついてんだよな?」という意味合いで言った可能性もゼロではありません。
しかしやり取りを見るにそんな風には見えず、その後素直に自分の年齢をカイドウは伝えていますから、この「口はついてんのかい?」は本当に口がついているのかどうかわからなかったから聞いたのではないでしょうか?
つまり、カイドウはこの時まだ人の形をしていなかったのではないでしょうか?
カイドウが当確を表したのが遅いのも、何度も海軍に捕まって人体実験されていたのも個人的にはすごく引っかかっていて、ここまで体が強いのであれば、もっと早くから頭角を表していても良かったと思うのです。
それこそビッグ・マムのように、生まれた時からの怪物だと。
それが無くどこか戦闘において未熟な部分が見られたために何度も敗北してしまっていること、ですがその後の処刑を無効にしてしまうほどの頑丈さを持っていたこと、そしてビッグ・マムがカイドウに一生の恩を与えてやったこと。
これらの事を総合的に考えると、やはりビッグ・マムと出会うまでのカイドウは人間的に不完全な部分がありもしかしたら人形もしていなかった、そしてビッグ・マムが”ウオウオの実”を与えてやったことで一気に頭角を現し始めたのではないかな と思います。
ではそれ以前のカイドウがなんだったのかと聞かれるとわからないのですが、それこそなにかの動物だったりしたのではないでしょうか?
だからこそ「百獣海賊団」にこだわっているのではないかな と思いました!
ルフィの新技「ゴムゴムの九頭蛇」は八俣の大蛇を意識している!?
盛りだくさんだった今週号も、これが最後の考察ポイントです。
ルフィの新技「ゴムゴムの九頭蛇」が出ました!
スネイクマンと、覇王色をまとった攻撃のコラボレーションです。
「九頭蛇(ヒュドラ)」はワンピースの中ではすでに一度登場していて、マゼランが使っていた毒の龍の名前が「ヒドラ」でしたね。
一応改めて九頭蛇とは何かを調べてみますと、文字通りですが9つの頭を持つ大蛇であることがわかりました。
明らかにオロチの「八俣の大蛇」を意識してますよね!
この技でカイドウを倒せるのかは正直なんとも言えないところではありますが、この技を限界まで使ったところで、いよいよルフィのゴムゴムが覚醒する なんていう展開も有るのかもしれません!
いかがでしたでしょうか!
今週号は情報が多すぎて、つい長くなってしまいました。
これだけの情報がありながら来週も休載ではないということで、この一週間は眠れぬ日々が続きそうです。
皆様も他に気づいた点があれば、バシバシ教えて下さいませ!