みなさんこんにちは!
やってきましたジャンプ最新号。
今回はタイトル的に誰かのセリフっぽいですが、一体誰でしょう?
女性か子供のセリフっぽい気がしますね。
そして何より、今回はヤバすぎる情報がほぼ明らかになりました……!!!
早速見ていきましょう!
前回のあらすじ
1042話では、CP0の動向が中心に描かれたような形となりました。
冒頭ドレークによって刺されたことにより出番が終わったかと思いきや、終盤にはしっかりと今度はカイドウとルフィの戦いに水を指し、カイドウと読者の怒りを買っていましたね。
ルフィの安否が不明ですが、一体どうなっているのでしょうか?
それでは本編を見ていきましょう!
ワンピースネタバレ1043話「一緒に死のうよ!!!」あらすじ
屋上の戦い 勝者はカイドウ
前回、ルフィとカイドウの技がぶつかり合う際にCP0が現れルフィの妨害をしたことにより、ノーガードでカイドウの攻撃を食らってしまったルフィ。
ルフィは悲鳴を上げながら倒れギア4の空気は抜けていき、その様子をカイドウは悲しそうな目で見つめています。
その時モモの助は、ルフィの声が聞こえなくなったことを察知しました。
え!?
ルフィの”声”が……
聞こえぬぞ……!?
モモの助
空気の抜けたルフィはそのまま力なくカイドウの目の前に落ちてき、ピクリとも動きません。
その時ナレーションが入ります。
「ドクロドーム」屋上の戦い
勝者
”百獣のカイドウ”
そこに残ったのは勝ったカイドウと、ルフィの邪魔をしたCP0の二人。
カイドウの戦いを邪魔したCP0はカイドウの怒りを買い、始末されてしまったようです。
承知の上か…
…………
カイドウvsCP0
モモの助の降伏を求めるカイドウ
場面はそのまま階下に移り、ライブフロア。
一人だけ残ったCP0の人物が様子を眺めているのは、燃え盛る城内から一人でも多くの同士を救出しようとしている河松達の様子。
さすがの河松と言えど、上空を飛び近くに水もない状態では城の火を消すことはできません。
とそこに、上空から何やら攻撃がとんできます。
そこにはなんと、龍になったカイドウの姿がありました。
お前らの大将はどこだ!!
モモの助に降伏を宣言させろ!!!
”麦わらのルフィ”は死んだ!!!
まだおれに歯向かいてェ奴ァ名乗り出ろ!!!
カイドウ
そのカイドウの言葉に湧くカイドウ側の陣営と、信じず絶望するルフィ側の陣営。
はっきりと明暗が分かれました。
うお~~~~~~!!
やったぞカイドウ様の完全勝利!!!
ウソだ!!
麦わらの人が………!!?
ルフィ側主力メンバーの反応
またそれを聞き、麦わらの一味や味方の主力メンバーも口々に言葉を漏らします。
麦わら屋の”声”が消えた……!!
儚い夢を見た……
…これが現実か………
ーーもう余力はない…!!
うわあああああ~ん!!
ルフィがやられちまった~~!!!
よせ出るなよい!!
言わせとく気!?
何言ってんの!?
あのヘビ!!
くだらないウソついでんじゃないわよ!!
ルフィが敗けるわけない!!!
死ぬわけないわ!!
バカバカしい
アニキ…
ルフィの仲間たち
ひときわカイドウに噛み付いているナミに向かって熱息をするカイドウ。
マルコによって守られますが、事態は深刻です。
ヤケになるな!!
全てが終わるまで!!
これから「鬼ヶ島」は予定通り「花の都」に着陸する!!!
おれはオロチの様に甘くはねェぞ!!!
この国は巨大な「武器工場」だ!!!
女も子供も関係ねェ!!
全員が奴隷!!
働き疲れたらそのまま死ね!!
それがお前らの一生だ!!
減った奴隷はいくらでも補充する!!
お前らはおれに歯向かい
怒りを買った!!!
”敗戦”とはこういう事だ!!!
お前らが敗けた代償に差し出すものは「人権」と「希望」!!!
モモの助を連れてこい!!!
それまで戦いはやめねェぞ!!!
マルコ&カイドウ
カイドウの言葉に、家族や大切な人の心配をする侍たち。
また再び勢いづいたカイドウの部下達が、満身創痍で動けないキッドやローの首を狙います。
なんとか彼らの部下が守りますが、劣勢です。
キッド、ローはなんとか動くことができるくらいの状態で、それでも戦おうとしています。
おれァやるぞトラファルガー………
降伏も………
無抵抗もゴメンだ
麦わら屋め……
ハァ…ハァ…
キッド&ロー
モモの助とヤマトのやり取り
場面はモモの助とヤマト。
ルフィがやられた以上、これ以上の戦いは死者を増やすだけとして降伏をしようというモモの助。
しかしそれに対し、降伏するくらいなら一緒に戦って死のうというヤマト。
どちらも過去におでんがとったことのある行動です。
無茶をもうすな!!
ムリでござる!!
ルフィが勝てぬ相手に何ができる!!
死ぬ気で死ぬまで戦うんだよ!!
それが「侍」だろう!!?
僕達以外に誰がやる!?
もうみんなボロボロだ
カイドウだって深手の筈!!!
死人が増えるだけでござる!!
くやしいがルフィが敗けたなら
降伏するしかない!!
ダメだ許さない!!
生きて何になる!?
また奴隷に戻って力尽きて死ぬ日を待つのか!?
降伏が命を救うとは限らない!!!
オロチに屈せず弔いに散った各郷の”大名”達の無念もそう!!
この戦いは「ワノ国」の20年を背負ってるんだ!!!
ここで手を引くくらいなら
一緒に死のうよ!!!
モモの助&ヤマト
ワノ国の人々、ワノ国そのものを思う二人の気持ちがぶつかります。
笑うルフィ
その二人の近く、象主。
彼はモモの助と会話をすることができる距離におりますが、今回もモモの助の心の中に話しかけてきます。
モモの助…!!
聞こえる……!!
懐かしいな
”解放のドラム”が聞こえる
800年振りに聞く……!!
間違いない
そこにいるぞ
ジョイボーイが…!!
帰って来た!!!
象主
どこからか聞こえてくる「ドンドットット♪」という音と共にルフィの体が動いているように見えます。
そして最後のコマでは、体から煙を出しながらルフィが「にかっ!」と笑っています。
1043話の内容はここまで!
ワンピース1043話の感想&考察
今回の考察ポイントは次のようになっています。
- CP0の目的は何だったの?
- 残りの1人になったCP0はどこで何をみてるの?
- ローもルフィの”声”が聞こえないって言ったけど何か意味ある?
- カイドウはやはり優秀な部下を欲しがっている
- ヤマトは大名達の無念も背負っている
- 解放のドラムの音、空島の宴と関係ある?
- ジョイボーイは、ゴムゴムの実の悪魔が死ぬことで開放されると出現する?
- 太陽の神ニカ=ジョイボーイ?
それでは見ていきましょう!
CP0の目的は何だったの?
今回カイドウに消されてしまった(恐らく)CP0のリーダー格的人物。
(記事が書きづらいのでそろそろ名前を明らかにしてほしいところです)
彼は一体何が目的で、どういう心情で動いていたのでしょうか?
- ドレークに対する「うらやましいよ」発言
- カイドウの邪魔をするのは”不可能”発言
- カイドウの”承知の上か”発言
ドレークに対する「うらやましいよ」発言
初めてCP0の人間らしい一面が描かれたのが、この瞬間だったかと思います。
自らの正義に則ってCP0を刺した後に、ドレークに対して放った言葉です。
この言葉から察するに、CP0も自分の正義を奥底に持って入るものの、上の権力が強すぎて従わざるを得ないため、ドレークを羨ましがっている、ということなのではないでしょうか?
正直天竜人直属の部隊ということで一般人感覚の正義はかけらも感じさせないCP0でしたが、もしかしたら彼らなりの正義を持っているのかもしれません。
カイドウの邪魔をするのは”不可能”発言
そんなCP0に対して下った司令が、ルフィを消せ というもの。
天竜人からの勅令ということで拒否権はないのですが、それでも彼は「カイドウの戦いをしろというのか!?不可能だ」と声を荒げていました。
このことから、彼はカイドウの戦いを邪魔すればどうなるか(消される)わかっていたものの、上からの命令には逆らうことができず、今回の犯行に及んだのではないでしょうか。
だとすると実は彼って結構不憫なやつなのかも…
カイドウの”承知の上か”発言
そしてそれらの事情を見透かしているかのような、カイドウの今回の発言。
不本意にもルフィを殺してしまった後、虚しく立ち尽くすカイドウはCP0に向かって
承知の上か…
と言っています。
カイドウはCP0の行動の真意がわかっていたのかもしれませんね。
残りの1人になったCP0はどこで何を見てるの?
これでCP0全滅かと思いきや、もうひとりいることを覚えていましたでしょうか?
他のメンバーがロビン拿捕に動いている中、一体彼は一人どこで何をしていたのでしょう?
任務に参加していないところを見ると、もしかしたら彼はCP0に潜り込んでいるスパイの可能性もありそうですね。
リーダー格の人物がカイドウに消された時も黙って眺めていたように見えます。
スパイだとすると既出のキャラでしょうか?
他の会話を見るとこのキャラが発しているらしきセリフとしては
もはや予測不可能の世界…!!
……だがいらぬ心配
くらいでしょうか?
あとはワノ国編序盤では、ベガパンクを取り入れようと交渉をするオロチがこの人物を銃で撃っていましたね。
その時に帽子が脱げましたが、口調や髪型から恐らくこの人物は男性でしょう。
男性の既出キャラでルフィ達の味方についてくれそう、かつ高身長でCP0に入れるほどの実力者というと、誰がいるでしょう?
この人物がもしかしたら結構鍵を握ることになるかもしれませんね。
ローもルフィの”声”が聞こえないって言ったけど何か意味ある?
ルフィがカイドウにやられてしまった時、モモの助はルフィの”声”が消えたと発言していました。
モモの助は見聞色らしきものをもっていますがこれまでもあらゆる”声”を聞き取っており、テレパシーのようなものでルフィの”声”を聞き取っていたので、この表現は納得ができます。
気になっているのは、ローもモモの助と同じ様に、ルフィの”声”が消えたと発言していることです。
麦わら屋の”声”が
消えた……!!
これまでローってこんな表現はしていないですよね?
見聞色の発動によって感じ取るその人の”気”や”気配”のようなものを”声”と表現しているのであれば特に問題なはないのですが、なんだかここに来てローがモモの助と同じ表現をしていることが少し引っかかります。
もしかしたらローも、ものの例えではなくルフィの”声”を感じ取ることができていたのではないでしょうか?
となると気になるのは、ローもDの一族だということです。
モモの助もDの一族でこそありませんが光月ですから、特殊な力が備わっていても不思議ではありません。
このあたりがもう少しつながってくる展開が今後、描かれるのかもしれませんね。
カイドウはやはり優秀な部下を欲しがっている
さあそしてカイドウです。
不本意にもルフィを殺してしまった後、CP0を始末したカイドウはライブフロアへ行き、モモの助に降伏を宣言するように求めています。
お前らの大将はどこだ!!
モモの助に降伏を宣言させろ!!!
敗けたとは言えルフィ陣営にも強力な人物がたくさんいますし、またカイドウの幹部たちはカイドウ以外全員敗けてしまっている状況なわけですから、カイドウは敵を殲滅することよりも、新たに優秀な部下を欲しがっているのでしょう。
意外と冷静な判断ができる面もあるかと思いきや、新たに部下にしようとしている者たちには「希望」と「人権」を差し出すように言っているあたり、やはり冷徹な人物のようです。
また「敗戦」という言葉を使って「戦争」を表現しているところからすると、現在の世界情勢にも何かを訴えかけているように見えてしまいました。
ヤマトは大名達の無念も背負っている
続いては今回のタイトルにもなっている、ヤマトの発言です。
モモの助、ヤマト双方、過去におでんがしたことのある判断、行動をしているところがアツいポイントでしたね!
- モモの助→国民の無事を考え、不本意ながら降伏する
- ヤマト→降伏には意味がないことを知っているので、死んでも戦うことを決める
いずれも、捉えられた人質のことを思って裸踊りをしていたおでんと、それでは国は救えないことを知ってカイドウを討ちに行ったおでんの行動と重なります。
結局、ヤマトの方が今回はより事態をしっかりと見ることができている判断として採用されますが、モモの助の判断も決して間違ってはいない、むしろ一国の将軍の判断としては正しい判断だったのかもしれません。
この正解は誰にもわかりませんが、ヤマトの言葉には更にこんな重みも有りましたね。
オロチに屈せず弔いに散った各郷の”大名”達の無念もそう!!
この戦いは「ワノ国」の20年を背負ってるんだ!!!
これはまさしく、ヤマトが幼い頃に岩戸の中で出会った牛丸を始めとする大名たちのことを指しているのだと思いますが、おでん亡き後の20年間を生きてきたヤマトと、20年の月日をワープしてきたモモの助という違いが、この判断の差を生んだのかなと思います。
どちらも素晴らしい判断でした。
解放のドラムの音、空島の宴と関係ある?
さてここまで長々と書いてきましたが、本題はここからです。
ラスト2ページがなんといってもヤバすぎましたね。
まずは1つ目、象主の口から語られた”解放のドラム”の音です。
既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この「ドンドットット♪」というリズムは、空島編の宴のシーンで描かれたのと全く同じリズムなんです!!
そして空島編の宴のシーンといえば、あまりワンピースっぽくなくルフィ達がシルエットで描かれていて、その中のルフィのシルエットが「太陽の神ニカ」のシルエットにそっくりだとして話題にもなりました。
もしこの時に空島の宴で流れていたのが「解放のドラム」で、それによってルフィの中に眠る「ニカ」が目覚めかけていたのだとすると、このシーンの辻褄があいます。
この演奏をしていたのは空島の民で、また彼らは「太陽の神」を信仰していました。
もしかしたら空島には、太陽の神(=ニカ)を信仰し、ニカを呼び起こすための音頭として「解放のドラム」が受け継がれてきていたのかもしれません。
そうでなくても、空島は翼をはやした月の民らしき人物の繋がりで今後の物語にも関わってくる可能性があります。
これは今後ますます空島、ひいてはエネルの再登場が気になるところです!
ジョイボーイは、ゴムゴムの実の悪魔が死ぬことで解放されると出現する?
さあそしてジョイボーイですが、ルフィが死に、解放のドラムが聞こえてきたことによって目覚めたように見えます。
もしかしたらジョイボーイが目覚めたことによって解放のドラムが聞こえてきたのかもしれません。
そして気になるのは、”解放の”ドラムという名称です。
ということは、むしろそれまではジョイボーイは何らかの力によって封じ込められていたということでしょうか?
そう考えると、ジョイボーイが”解放”されるトリガーとなったと考えられるのは「ルフィが死んだ」ことでしょう。
ではなぜルフィが死ぬことによって解放されたのか、それはゴムゴムの実の悪魔が死んだからではないでしょうか?
つまり、ジョイボーイの能力はゴムゴムの実の中に封じ込められてしまい、本来はその力が発揮できない状態になってしまった。
五老星が話していた「あの悪魔の実にもう一つの名前を~」というのは、名前だけではなくゴムゴムの能力自体を与えることで、それがあたかもただの「ゴムゴムの実」であるかのように見せかけたのではないでしょうか?
しかし実際には、ゴムゴムの実の悪魔によって封印されてしまったジョイボーイがおり、ゴムゴムの実の悪魔が死んだことによってジョイボーイは解放され、姿を現した。
だとすると今回の一連の謎がつながってくるような気がします。
太陽の神ニカ=ジョイボーイ?
さあそして最後です。
ルフィがジョイボーイであることはほぼほぼ確定だと思うのですが、最後の一コマで笑うルフィの口元にわざわざ「にかっ!」と吹き出しが描かれています。
これはジョイボーイ=太陽の神ニカ であることも確定と言ってしまっていいのでしょうか?
この2つがイコールである可能性は高いと思うのですが、だとするとなぜ呼び方が2通りあるのかがわからないんですよね……。
ニカについては太古の昔に存在したと言われていますので、それがどこかで名前が変わって「ジョイボーイ」となったのでしょうか?
だとしても名前が変わり過ぎなような…
そしてジョイボーイがゴムゴムの実に封印されていることを、カイドウは知っていたのでしょうか?
知っていたような口ぶりにも聞こえますが、だとしたらどこで知ったのでしょう?
またもし上記が全て事実だとすると、ゴムが空島に存在していなかったことがなんか関係してきそうな気がするんですよね………。
そもそも誰がジョイボーイを封印したのか、なぜ封印する実をゴムゴムの実にしたのか。
次の謎はこのあたりになってくるのかな…というところで、今回の考察はここまでとなります。
いかがでしたでしょうか?
ここまでヤバヤバの情報を出されておきながら、次号は休載です・・・・・。
尾田先生にはもちろん休んでいただきつつ、この続きが気になって気になって仕方ないですよね。
いや本当にこれまでのワンピースの中でもトップクラスの激ヤバ情報であることは間違いないです。
これについては別途考察記事を書くことになるかと思いますが、ぜひ皆さんも考えてみてください。
そして何かおもしろい考察があれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです!