824話「海賊ごっこ」では展開が急に進み、また新事実もいくつか明らかになりました。
今後の新世界編の展開の方向性を左右するであろう、衝撃の事実も・・・
革命軍は一体どうなったのか?
黒ひげの真の目的は一体何だったのか?
サボや、ドラゴンは死んでしまったのか?
サンジはプリンと結婚するのか?
ジャックは復活してルフィに復讐しにやってくるのか?
キッドは復活してカイドウに報復するのか?
824話「海賊ごっこ」について見ていきましょう。
ネタバレ1:革命軍の陥落
革命軍がやられた事実を知り驚く一味。
総本部を襲撃した張本人が四皇「黒ひげ」であることを知り、怒りを覚えるルフィ達。
サボや、ドラゴンは一体どうなったのか一切語られておらず、安否は不明。(ただ、おそらく生きているものと思われる)
そこで、ルフィが自分の父親が革命軍の総司令官「ドラゴン」であることを知って、驚きます。
2年前に祖父ガープから告げられていたにも関わらず、本人は覚えていないというのはある意味で驚きでしょう。
キャロットも驚き「えー、ルフィのお父さん革命軍のボスー」と呑気に言ってるのも癒やされます。
そして、気になる発言も・・・
ナミ
「普通気になるでしょ!?こんな有名人が父親なんだから!
ロビンもずっとお世話になったって言うし!」
ルフィ
「そうかー
はじめて見た。あんま似てねぇな
それよりサボが心配だ」
そう、つまり、似てないと言う発言です。
つまり、ルフィはドラゴンとは全く似てもいないということが本人が認めているということです。
以前から、ルフィとドラゴンは性格が似ても似つかないし、粗暴で荒々しい性格のルフィに対して、
どちらかと言うと落ち着いていて冷静な印象のドラゴンの2人。
全くの正反対と言っても過言ではないかなと考えてます。
つまり、何がいいたいのかというと、ルフィの性格や見た目は母親からの遺伝である可能性が高いという考えです。
だいぶ前の記事になりますが、こちらでも話題にしてきました。
閑話休題。
総本部の場所が明らかになり、「海軍」「CP」が到着した時には「黒ひげ海賊団は総本部を破壊した後」という記事を発見します。
革命軍の場所は「バルティゴ」であり、白砂があったことからも、以前にもローの故郷”白い町”との関係についても話題にしてきましたね。
そして、気になるのがサボの安否について。
新聞では全くそういった情報が語られておらず、どうなったのか不安になっているルフィ。
ここで管理人の確信に近い予想ですが、間違いなくサボやドラゴンは生きてはいます。生きてはいますが、負傷を負っている可能性はあると思います。
ジャックの時もそうですが、そう簡単に主要なメンバーが死亡するのは少年漫画的な展開として面白くはありません。
ただ、ちょっと面白いと個人的に考えてるのがサボが負傷してる場合です。
致命傷とまでは行かなくても、体にハンデを負うくらいだと、黒ひげを倒したいとルフィがより動機づけされるかなと考えてます。
またそれてしまいましたが、黒ひげがどうして革命軍を襲ったのか、その理由については一切語られてません。
ただ、ルフィが漠然と予想してたのは、「ドレスローザでチャンピオンの奴とサボが戦ったけど関係があるのか」という発言です。
この予想の通り、チャンピオン「ジーザス・バージェス」が革命軍の船に瀕死ながら潜入して、命からがらでんでん虫で連絡をとってました。
おそらく、この連絡を通じて、黒ひげ達は革命軍の本拠地「バルティゴ」に乗り込んで来たものと思われますが、黒ひげはサイファーポールとの戦いの後に逃走。
行方をくらましてしまうのでした。しかし、死傷者が出ていないことからも、革命軍、黒ひげ陣営共に戦力ダウンするような事態には至らなかったのではないでしょうか。
ここで、管理人の予想ですが、バージェスは黒ひげによって、殺されてる可能性もあると考えています。
というのも、バージェスは任務に失敗しており、海軍政府に捕まったり、革命軍に囚われて黒ひげの情報を漏らす可能性もありました。
それにも関わらず、サボにとどめを刺されずに逃げることができたのは、幸運かもしれませんが、黒ひげとしては無能な部下であることには代わりません。
その場で始末してしまうか、ボコボコにして罰を与えているのではないかと考えています。
黒ひげは「最も海賊らしい海賊」として描かれているはずなので、海賊船として筋を通す意味でもバージェスはただでは済まないでしょう。
またまた本題に戻りますと、ひとまずサボやドラゴンが生き残っているのではないかと、助言をもらったルフィ。安心したのも束の間、大事件が発生します。
何と、サニー号のキッチンから火の手が上がり、船が燃えてしまってます。
原因はルフィが料理をしていて、そのまま放置していたからということのようですね。
ルフィ
「しまった、火を使ったままだった」
その後船の上で爆発が起きます。
普通なら大事件ですが、あくまで少年誌なのでギャグとして扱われているようですね。
そして、火をつけたままでも放置できるルフィの器は凄いです。(単なるアホなのかもですが)
船が燃える可能性よりも、目の前の好奇心に目がいってしまうのは海賊の性なのかもしれませんね。
また、サニー号には立て続けに事件が起きます。
何と、嵐が起こり、雷が振ってくるのでした。
キャロット
「きゃー!何コレ~~エレクトロ!」
と慌てるキャロット(全く使えませんね・・・)
ナミ
「すぐに帆をたたんで!風で裂けちゃう!」
すると豪雨が来ることで、火が消えることを嬉しがるルフィ。
ルフィ
「ラッキー!」
このポジティブ力は凄いです(笑)
なんだかんだで、火事、嵐や豪雨にも巻き込まれて、四皇ビッグマムを目指す麦わらの一味なのでした。
ネタバレ2:生きていたジャック
一方、ゾウではどうなっているかというと・・・
キャロットが勝手にゾウを飛び出して、ルフィの船に乗り込んでいたことがバレ、その事実を隠していたバリエテは詰め寄られます。
ワンダ
「ははーん、ゆティア。買収されたな」
これに驚くバリエテの背後にはバナナが2本ありました。図星で驚くバリエテですが、
バリエテ
「だけどキャロットはワンダを裏切りたいわけじゃなく・・・」
と言った瞬間に、バリエテが被ってた帽子をぐいっと押さえつけるワンダ。
居所が分かったことで安心した旨を伝え、バリエテもホッとしバナナを食べ始めるのでした。
イヌアラシ
「敵はおそらくビブルカードを持っているのだ・・・
どうやって手に入れたのか・・・
ズニーシャが沈めた艦と共にカードも失われていればいいが」
こう言って、警戒をし続けるのでした。
そして、描写は海の底に・・・
なんと、ジャックは海のそこで生きていたのでした!
巨人もビビる程の巨大なゾウに船ごとふっとばされて、海の底に沈められてもなお生きているとは、ジャックもある意味で不死身ということになるでしょう。
明らかに普通の人間ではありません。通常なら窒息死してしまうはずなのに、ジャックが生きているのには何か理由があるはずでしょう。
ジャック
「早く来い
早くおれを引き上げろ・・・」
これはジャックが誰に対して助けを求めているのでしょうか?
ジャックはテレパシーでも送れたりするのでしょうか?
それとも、ジャックのビブルカードを持っている人間がいて、ジャックを引き上げに誰かやってくるのでしょうか?
このままジャックが不在のまま、物語が進むはずはありませんので、何かあるはずです。
また、イヌアラシも心配しているのが、どうやってビブルカードを手に入れたのかということでしょう。
ジャックがゾウを訪れたのも、雷ぞうのビブルカードをどこからか手に入れてやってきたものと思われます。
では、どうやって雷ぞうのビブルカードを手に入れたのかというと、ワノ国の光月家の人間から奪った可能性が高いでしょう。
モモの助達が知らぬ間に、ワノ国で血が流されているのかもしれませんね。
そして、四皇カイドウが再び登場します。
ネタバレ3:カイドウの再登場
そして、カイドウが再登場しました。
「ある国」という描写がありましたが、ワノ国ではないと思われます。
(ワノ国ならすでにワノ国と書いているからです)
カイドウはジャックがジョーカー奪還失敗したことを悲しみ、泣いています。
カイドウ
「じゃあもうこれ以上能力者達(ギフターズ)は増えねぇじゃねぇかよぉ~うおおおーーん」
部下
「今日は泣き上戸か・・・」
カイドウ
「うおーーーん!
全ての能力者の最強の海賊団を作ろうぜって言ってたじゃねぇか!」
「夢半ばで・・・
あんなガキ共にやられたってのか・・・!?
かわいそうなジョーカー。ひとえにてめぇが弱ェせいだが・・・」
どうやら、カイドウはジョーカーをかなり可愛がっているようにも見受けられます。
自分の部下の事を愛してやまないという面倒見がいい面もあるみたいですね。
しかし、他の部下がこんなセリフも・・・
部下
「しかし”麦わら”は話題の男です!
ナメてかかると・・・」
酒を飲み続けて、怒り出すカイドウ
「ナメてかかると
なんだってんだよー」
そう言って、金棒で部下を叩いてホームランを放つカイドウ。
どうやら金棒が武器ということは、カイドウは”鬼”を連想させる人物になるのでしょうか。
(鬼と、不死身というのは日本神話と何か関係があるのかもしれません。)
部下は島の外まで飛ばされて、ルフィの手配写真もバラバラになってしまってます。
周囲の部下たちは完全にビビってしまっているのでした。
そして、カイドウが次のセリフを放ちます。
カイドウ
「おれが誰だか分かってんのかぁ!?」
そう、このセリフはジャックがドフラミンゴを奪還しようとした時に言ってたセリフと似ています。
カイドウやジャックがこれほどまでに自信を持っているのには、”何か”あるはずです。
一体その根拠には何があるのでしょうか?(おそらく、不死身の強さ以外に何かあると考えています)
管理人の妄想ですが、”血筋”などが関係しているのかなと思ってますが、果たしてその真相は・・・!?
また、カイドウですが、おそらく相当な”酒乱”だと思われます。
酒に酔った勢いで、自殺する趣味があるのかなと考えられます。
カイドウが始めて登場した時も、上空1万メーターの空島から飛び降りていました。
おそらく、元々死にたがりのカイドウなので、酒に酔った勢いで死のうとしてしまうことはよくあるのではないでしょうか。
ちなみに、カイドウが死なないのも明確な理由があるはずです。
象主(ズニーシャ)が千年以上も生き残っているのと何か関係があったりするのでしょうか?
ネタバレ4:やられたキャプテン・キッド
キッドが何とカイドウの手によって、ボッコボコにやられてしまってました。
カイドウ
「麦わらのルフィ、トラファルガー・ロー
知ってるさ、例の世代だろう。
七武海を消したくれぇで粋がってるガキ共・・・
おれの取引に手ェ出したことは分かってる筈だ・・・」
「ウォロロロ・・・
おい、お前教えてやれよ
同世代のバカ共に!!
“早く逃げろ、
俺達がやってたのは海賊ごっこだった”・・・ってよ
ユースタス”キャプテン”キッド」
キッドが血に染まった状態で、横たわっている姿は衝撃的でしたね。
キッドといえば、最悪の世代でも懸賞金がNo.1のイケイケな海賊でしたが、カイドウの前には手も足も出なかったということでしょう。
四皇から見たら、「海賊ごっこ」とコケにされてしまうくらい、実力差があるということなのだと思います。
今のルフィ、ロー達の実力ではカイドウはおろか、ジャックにも太刀打ちできないと予想できますが、ここからどうやって逆転していくのでしょうか。
ネタバレ5:麦わらの一味、火事、嵐を経て、食料不足で飢饉に直面
サウザンド・サニー号に戻り、「寒い」と言って皆で雪の寒さを我慢してます。
どうやら冬島付近の島に立ち寄っているものと思われます。
嵐が来て壊れた屋根も直したことで、寒さも耐えしのげ、ルフィが作った食事にありつこうとします。
一同
「わーい、ご飯だお腹ペコペコ~」
といったのも束の間、悲痛な叫び声が聞こえます。
一同
「ぎゃぁあああ~~~!」
原因はルフィが作った料理がクソ不味いからです。
お米もたかず、そのまま入れてしまい、紫色の苦いのが浮いてたり、全体的に魚の骨が浮かんでたり、ネバネバした水色の何かも浮かんでます。
ペコムズ
「一体俺たちが何をしたってんだ」
お察しします。ビッグマムの下にいてもそんな酷い仕打ちを受けたことは無かったのではないでしょうか(笑)
ルフィ
「お前らせっかく作ってやったのに失礼な」
そういって、バクっと一口食べるとルフィが
ルフィ
「まっずぇええーー」
と絶叫して、鍋をヒックリ返してしまいます。
こういう時にわかりやすいのがルフィでしょう。
ブルック
「あ~、仮にも食べ物を粗末にして、サンジさんが怒りますよ」
というセリフがあったように、サンジがいなくて本当に良かったなぁと思います。
そして、衝撃の事実も発覚!
大量の食料をルフィが全て使ってしまったために、一週間分の食料が底をつきてしまうのでした。
ルフィ
「ハラへってると思って!あはは!」
あははじゃねえし(笑)
腹減ってるから一週間分を使うという発想はすごいです。やはり海賊王になろうと考えるような人間は普通ではないですね。
かくして、麦わらの一味は食料危機に直面しますので、825話以降ではどこかの島に立ち寄る可能性が高いでしょう。
海峡のジンベエと再開するような展開になれば面白いのですが、果たして無事にホールケーキアイランドにたどり着けるのでしょうか。
ネタバレ6:シャーロット・プリンの顔が発覚!
ビッグマム海賊団の船に場面は移ります。
そこでも雪が降っており、ルフィ達と近い海域にいる可能性も高いでしょう。
そこでサンジが雪が普通の雪ではないことに気づきます。
サンジ
「雪かと思えば、(舐めてみると)甘っ」
タマゴ男爵
「“わたアメ雪”でソワール」
と言っているように、どうやら雪がわたあめ状になっているということなのでしょう。
つまり、ビッグマムが拠点としているホールケーキアイランドに近づいているということが考えられます。
タマゴ男爵
「”警告念波”をキャッチしているのだボン!
ここはすでに「ママのナワバリ」というわけでスフレ
その念波があそこに届くのか、察しがいい!
我らがビッグマム海賊団の正体がひかえる支部というわけでミルフィーユ。
これがママの艦でなければ「ボン」と攻撃される」
なるほど、つまり、すでにビッグマムのナワバリ付近にいるために、周囲が”お菓子”になっているということなのでしょう。
麦わらの一味も食料が尽きたのも、新しい島に行くのではなく、28番タルトの攻撃をうまく防ぎ、タルト状の建物を食べるという展開になるのかもしれません。
(不思議の国のアリスのような、不思議な展開になりそうな予感です。)
タマゴ男爵
「意地を張らず「ジェルマ66」と共に我らがビッグ・マム海賊団の傘下に入るのだボン!!
黄味の父はそれを望んでアムール!!」
サンジ
「あいつとおれの縁はもうとうに切れてる
おれは話をつけに行くだけだ」
タマゴ男爵
「いきがるな
黄味が思うよりはママは歓迎ムード
もちろん、あの馬鹿な”麦わら”の仲間だと知ってイル
黄味があの”東の海”の海上レストランでコックであったことを高く評価しているのだボン!」
つまり、戦争屋ジェルマ66はすでに縁が切れている息子サンジをネタに、ビッグマムの傘下に入ろうとしているということですね。
しかも、サンジは料理人であり、ビッグマムの舌に合う料理やお菓子をいくらでも作ることができるため、お互いにwin-winになるという。
これまでもジェルマ66についてはこちらでもお伝えしてきました。
サンジの父親は戦争屋であり、いわゆる現実世界で言うところの武器商人に当たるのではないかなと考えられます。
ただ、サンジ本人はビッグマムの為に料理をつくることは断固として拒否するのでした。
サンジ
「いいかおれのこの手は仲間たちにメシを食わせる為についてんだ
そのためにおぞましい地獄で修行も積んだ。今頃おれの料理が恋しくて泣いてるあいつらのあこが浮かぶ・・・
間違っても仲間を消されて平然としてる様なやつらに作る料理は一品もねぇ!」
そう啖呵を切って、料理をつくることをきっぱりと断ります。
サンジの料理人としての信念を始めて聞いた瞬間のようにも見受けられます。
そして、仲間を消すような人間を断じて許さないということなのでしょう。
ただ、そこにヴィトからプリンの顔写真が届きます。
サンジは誰が結婚するか、とぎろりと睨みつけていましたが、プリンの写真を見ると目がハートに変わってしまうのでした。
見た目が可愛らしい感じで、シャーロットプリンの写真がこちら。
シャーロットプリンについてはこちらでも話題にしてきました。
管理人の予想通り、プリンは美人でしたが、ここからの展開も簡単に予想できそうですね。
まず、サンジはプリンに一目惚れして、一旦は心を許しますが、プリンの”真の”顔を垣間見せる時がやってくるはずです。
つまり、プリンはめちゃめちゃ腹黒かったり、サンジを騙してやろうと考えてる、性格が悪い人間だということです。
それでもサンジは顔に免じて何とか許そうと自分に言い聞かせると思われますが、ある時プリンに対して断固として拒否する時がやってくるものと思われます。
プリンに対しても諭したり、導いていくような「かわいい女性に対しても物おじしない真の男」に成長していくのではないでしょうか。
・・・とかなりの妄想になってしまってますが、サンジの成長ストーリーが描かれていくものと思われます。
おそらく、サンジが女性好きになっているのも、何か過去にトラウマがあったのではないかと予想をしていますが、そのトラウマを克服して、本物の男になる過程が描かれるのではないでしょうか。
824話「海賊ごっこ」ではかなりの急展開でしたが、825話以降ではルフィ達が28番タルトに辿り着いて見事食料をゲットするのか注目してみていきましょう。
そして、サンジとプリンの対面後のやり取りにも必見ですね。