809話「ネコマムシの旦那」にて、本格的にモコモ公国で一体何が起きたのか、少しずつ明らかになってきました。
何より、ジャックの真の実力が明らかになり、その強さについても懸賞金が10億ベリーと、異次元の金額です。
ゴールドロジャーでも10億もいってないと当サイトでは予想をしてきましたが、まさかの10億ベリーという額で、非常に驚いています。
ジャックとは一体どんな人物であるのか、その真相についても見ていきましょう。
ジャックの懸賞金額が10億ベリーと発覚!
ジャックの懸賞金が10億ベリーであることが発覚しています。モコモ公国を破壊したことからもその実力については当サイトでも予想をしてきました。
ただ、そんな当サイトの予想の遥か右斜め上をいく尾田先生の発想には毎回度肝を抜かされますが、まさかジャックが10億ベリーであるとは…
そして、そのジャックを左手一本で攻撃を止めるイヌアラシの実力も流石です。
さすがはロジャーのクルーだっただけありますね。そして、続いて午後6時からはネコマムシも登場し、ジャックを一発でなぎ倒す程の実力者です。
それだけ強い人間が揃っているので、通常であるならばモコも公国に侵入者を許すという事はありえないのでしょう。
ジャックほどの実力者でも苦戦が強いられる昼と夜の2人の王を前に、どうやって国を支配したのかというと808話で明らかになったシーザーの毒ガスでした・
モコモ公国が滅んだ詳細が発覚!シーザーの毒ガスを使用も…
810話ではモコモ公国の2人の王を前に、どうやってジャックが国を滅ぼしたのかその詳細が明らかになっていきます。
10億ベリーの懸賞金からも、ジャックの実力はまだまだ隠された部分があるはずです。
ネコマムシとイヌアラシがいくらロジャーの一味にいたとはいえ、簡単に倒せる相手ではないでしょう。
そこで、ジャックがある程度この2人の王を追い詰めた後に、最終兵器としてシーザーの毒ガス兵器を駆使したものと思われます。
この毒ガスはパンクハザード編で、ルフィ&ロー達を最後の最後まで苦しめた元凶になっていました。
ちなみに、ルフィがシーザーを倒した時に、モニターで確認していた人間から「ジャック」の言葉が出ていました。
当初から「ジャック」の登場を伏線で用意しており、すごいなぁと思わず唸ってしまいました。
シーザーの毒ガス実験というのは、ジャックを始めとした新世界の海賊に向けてのプロモーションだったということでしょう。
この毒ガスを使って、モコも公国でばら撒いてしまったら、いくらミンク族といえども全滅してしまうのは間違いありません。
水の中にでも逃げないかぎり、毒に勝つことは難しいでしょう。
なぜサンジとシーザーが未だに姿を現さないのか?
そして、ここから気になるのが、シーザーとサンジの存在です。
シーザーもサンジ達と一緒に連れてこられたはずですが、未だに姿を現していません。
これはモコモ公国を破滅に追いやったシーザーの毒ガスと関係しているのではないでしょうか。
というのも、未だにモコモ公国にはその毒ガスが残されているはずです。つい最近までは数十万人ものミンク族がいたはずのモコモ公国で、その民族のほぼ全てを死に追いやるほどの毒ガスがまかれたのだとすれば、まだどこかに残されている可能性もあるはずです。
サンジが自分の命を犠牲にしてでも、その毒を食い止めているのだとすれば、ナミが泣いていた理由にもある程度納得がいきそうでしょう。
さらに妄想を展開するとすれば、そこでその毒を作ったシーザーに協力させたはずです。例えば一番分かりやすいのが「解毒剤」を作らせたり…
解毒剤を作るには、人体実験が必要になるので、一番身体的に丈夫であろうサンジが自ら率先して毒を吸って、シーザーに無理やり解毒剤を作らせたのではないでしょうか。
その解毒剤によって、一部のミンク族の住人は生き残ったのだと予想もできそうですね。
そして、サンジは毒で全身の身体がボロボロになってしまい、チョッパーの治療もむなしく死の淵を彷徨っているのかもしれません。
もしこの妄想がある程度方向性が正しいものとすれば、サンジが復活することは難しいと思われます。
ルフィがインペルダウン編でマゼランから奇跡的に復活したように、寿命10年を犠牲にしてでも助かるような特効薬がなければ正直サンジは死んでしまいますね。
ここで考えられるのが、ローの不老手術や、マンシェリー姫のチユチユの実の能力です。
この2人の能力については、ナミ達は全く認識していないと思われます。ローは今後も物語にとって重要な役割を果たすはずなので、ここですぐに不老手術を行うのは違うかなと思いますので、現実的に考えるとマンシェリー姫に協力をお願いすることになるのではないでしょうか。
忍者の雷ゾウ(武器商人)がどうして狙われるのか?
さて、ゾウ編でのキーマンの一人である忍者の雷ゾウですが、どうしてジャックに狙われるのでしょうか?
そもそもジャックの狙いは一体何なのでしょうか?
そのヒントとなるのが、新世界編で一貫して登場している「ワノ国」の人間から、どうやらワノ国に何か狙いがあるのでしょう。
これまでもカイドウや革命軍、黒ひげがワノ国を支配しようとしているのだとお伝えしてきました。
その最重要人物として、武人「雷ゾウ」をカイドウが狙っているのだとすれば、カイドウの部下と思われるジャックが雷ゾウを狙っているとすれば合点がいきます。
もし、ゾウのモコモ公国とワノ国との間で友好関係にあったのだとすれば、雷ゾウがいないだけで、国を滅ぼすことで、ワノ国にかなりの政治的圧力をかけることになります。
そうすれば、ワノ国の幕府側も雷ゾウを渡すことで、カイドウ側と譲歩することになるのかもしれません。
ワノ国とカイドウとの間で、戦争にもなりかねないほどの緊張関係にあるのだとすれば、雷ゾウを狙っているのもその取引に利用しようとしてるのかもしれません。
ネコマムシとイヌアラシの狙いとは?
ここで素朴な疑問が出てくるのが、ネコマムシとイヌアラシの2人がどうしてモコモ公国を作って、巨大象を駆使して新世界を彷徨っているのか?ということでしょう。
809話「ネコマムシの旦那」では、世界の夜明けを待つという発言がありましたが、ロジャーの一味と同様に、世界がひっくり返る程の何かを期待しているものかと思いますが、そのために2人は何をしようとしているのでしょうか?
巨大象が1000年以上もの間も移動し続けて、ログポースにも乗らずに新世界を延々と動きいているのは明確な目標があるはずです。
ゾウはこれまで新世界編で登場した国の中でもかなり特殊な島なのは間違いないでしょう。
これまでも何度かお伝えしてきたように、ゾウという国にはログポースが眠っているということをお伝えしてきました。
おそらく、そのログポースにはリオポーネグリフを紡ぐ上で、非常に重要な情報が記載されている可能性もあり、そのログポースをしっかりと守るために2人の王が存在していると考えています。
例えば、空白の100年の歴史の真実が詳細に語られているのだとすれば、海軍本部や世界政府がひた隠しにしたい情報が正に載っているのかもしれません。
しかし、そんな重要な情報が載っている石をログポースを辿って行き着く島に置いておいては、いつか天竜人の息がかかった勢力(つまりは海軍本部や世界政府)に見つけられてしまうはずです。
そこで、巨大象の背中の上に国を作って、ミンク族達はロジャー一味と同様に、世界をひっくり返す人間をひたすら待ち望んでいるのかもしれません。
ロジャー達と一緒にグランドラインを一周したであろう、ネコマムシとイヌアラシの2人も歴史の真実の全てを知ったのだとすれば、ロビンが解読したポーネグリフの情報を知ることで、更に驚くべき事実が明らかになるはずです。
間違いなく、これまでのワンピースの展開の中でも最も重要なシーンになるでしょう!
まとめ!
10億ベリーの懸賞金であるジャック、モコモ公国の存在意義など、まだまだ数多くの伏線が残されています。
この全ての伏線を回収するときは一体いつになるのか、考えただけでもちょっと途方に暮れそうです(笑)
ただ、ゾウ編に入ってそれだけ重要な謎が残されているのだと思います。
「ひとつなぎの財宝」というキーワードにどんどんと近づいているのは間違いないので、今後のゾウ編の展開が楽しみです。