カイドウの女というブラックマリア
ブラックマリアは飛び六砲の中でも、カイドウの愛人の様な立ち位置に見えました。
カイドウとブラックマリアは身体が大きいのもあり、合っているといえます。
実際にブラックマリアは820㎝と王下七武海でも大きいモリアやくまよりも大きいといえる体躯です。ワンピースは身長に関して言えば、あらゆる世界のインフレを飛びぬけています。
さて、そんなブラックマリアですが、820㎝の花魁、古代種モデルの蜘蛛、飛び六砲という濃いキャラクター性からなのか、過去が意味深な感じが見受けられます。
ブラックマリアはカイドウの女になったのを受け入れたのか、無理やりなのか?
ここで考え深いシーンが、ブラックマリアの背中に女難という入れ墨か烙印の様な者が見受けられました。
そう、ここで考えられるのが、これが入れ墨か烙印ではなければ、どういう事かという事です。
要するに、これが入れ墨であれば、ブラックマリアが彫らせたものと考えれますが、そうでない場合はカイドウに無理やり自分の女にされたという事になります。
つまり、どこからか、連れ去られた花魁がブラックマリアというモノです。
カイドウの性格なら、やりそうな感じなのですが、しかしブラックマリアはカイドウを慕っている様に見えます。傍から見るとブラックマリアはカイドウを慕っていると言えますが、あの巨体に何かしらの抱えているモノもありそうです。謎おおき巨大な美女ですね。
ブラックマリアの過去
ここで探るに、花魁というモノは、憧れてなるものではないといえます。早い話、花魁の性格は身請けしないと自由になれない身分といえます。
いうなれば、一度遊郭の世界に入ると、逃げ出すことは足抜けという事に厳しい処罰が待っています。
なので、基本的に花魁という世界はワンピースの世界であっても、縛られた女とも言えます。
しかし、ブラックマリアの様子や他の花魁を見るとあまり悲壮感が無いように見えます。
要するに、どういうことかというと、満足しているともいうべき構図なのです。
基本的に、ブラックマリアの表情は張り付けられた様な表情は無く、うるてぃがカイドウのことをばかなのと言ったときも、焦って突っ込みを入れていますし、カイドウに付き従う様子はうるティがカイドウをまるで父親の様に慕っているのに比べると、女として情愛を注いでいる様に見えます。
変な話ですが、カイドウはヤマトという実の娘がいながら、飛び六砲のうるてぃとブラックマリアの方が距離感が近いといえます。やはり、親子であっても、価値観が相容れないという事でしょうか?
しかし、こうも考えられます、ヤマトがあれ程、カイドウを憎んでいるのはおでんを殺し、ワノ国を乗っ取ろうとするわ、自分を二十年間爆弾付きの手錠で拘束するわ、恨まない方が可笑しいといえます。
ですが、うるてぃとブラックマリアは逆にカイドウから救われたという感じがします。
いうなれば、うるてぃは父親の様にカイドウを慕っており、あの若さで飛び六砲なのは弟ページワンと共に子供の頃から過ごしていると言えます。
ブラックマリアは何かしらの組織から、特に元々花魁をしていたのをカイドウから奪われて好きになったのかもしれません。