ワンピースの2016年公開予定の映画最新作「ONEPIECE FILM GOLD」ですが、こちらの全貌が少しずつ明らかになってきました。
“GOLD”というサブタイトルが付けられていますが、一体どんな内容なのか本編の内容についてお伝えしていきましょう。
GOLDに隠された真の意味とは果たして…!?
※2016年5月16日に予告編が公開されました。
FILM GOLDの予告編動画が公開!
映画FILM GOLDの予告編が公開されました。
ギルドテゾーロの能力や、気になっていたその”声”も語られており、映画の詳細が徐々に明らかになってきています。
内容のネタバレですが、政府公認のテーマパーク、「グラン・テゾーロ」に訪れるルフィ一行。
そこには世界最大のエンターテインメントであり、現実世界のマカオや、ドバイ、ラスベガスを彷彿とさせるような巨大テーマパークのようです。
訪れる街は水も、金、建物も金、何もかもが金でできており、全世界中のベリーの20%以上も掌握しているギルドテゾーロの悪趣味具合がよくわかります。
20%も掌握していれば、間違いなく世界一の大富豪ということになるのではないでしょうか。
それほど、島中を金で埋め尽くす程のイッちゃってるテゾーロですが、訪れるゲストには天竜人や海賊、各界の大物と影響力のある要人達も頻繁に訪れてカジノなどを満喫しているようです。
(一部、予想にはなりますが、テゾーロとの取引なども行われているのではないでしょうか)
そして、海軍本部の元赤犬こと元帥サカズキも登場し、二年前の傷跡もハッキリと描かれています。
また、気になるのが革命軍のサボ、コアラの登場でしょう。サボも革命軍のスパイとして島を訪れるようですが、弟であるルフィが心配でドレスローザ編と同様に助けに入るようですね。
そして、さらに気になるのがロブルッチ率いるCP-0の登場です。
元CP9のロブ・ルッチがその後一体どうなったのか一切わかっていませんでしたが、FILM GOLDの中でCP-0として登場することが確定しました。
なぜか、髭が生えており、その髭が動くたびに左右に動くという謎の仕様のようです(笑)
ルッチがどうしてグラン・テゾーロにやってきたのかは一切不明ですが、CP-0の任務で来ているとは思われますがその真相は・・・。
そしてスパンダムの姿も(笑)
ルフィ達とエニエスロビーて戦って以来の戦いになれば、かなり激アツな展開になるのではないでしょうか。
今回のFILM GOLDでは革命軍のサボ達も登場してくるので、海軍本部、CP-0、革命軍、ギルドテゾーロ、麦わらの一味など、ドレスローザ編と同様にかなり入り乱れる展開になると思われます。
声優陣がかなり豪華なメンツを揃えており、これだけでも映画に対する期待値はかなり高くなっているものと思われます。
■満島ひかり(カリーナ役)
まず、満島さんはテゾーロの一味の幹部であり歌姫で、美しい美貌に加えて、色んな人間を騙すというある種ナミのようなタイプのようです。
予告編の中ではそのナミと喧嘩をしているシーンがあったことからも、この2人は戦う可能性も高いでしょう。
そして、満島さんといえば、過去にワンピースのアニメで「Believe」という曲をFOLDER5時代に歌っていました。
満を持しての声優役で、ワンピースの作品に関われることをご本人もかなり喜んでおられるようですね。
ワンピースは15年以上連載されることになるので、当時読んでいた子供が大人になって読んでいるということなのでしょうか。
■濱田岳(タナカさん役)
続いて、濱田岳さんは全てをすり抜ける「ヌケヌケの実」というタナカさん役を演じます。
その詳細は一切語られてませんが、麦わらの一味の船に潜入したり、場内をヌケヌケの実で移動できたりと自由自在に場所を移動できると思われます。
ジョジョで言うところの、ブチャラティのスティッキー・フィンガーズに近いような能力でしょうか。
ジッパーで空けるか、通り抜けるか、その違いなのかもしれません。
■菜々緒(バカラ役)
菜々緒さん演じるバカラは「ラキラキの実」の能力者であり、ルフィ一行を案内する美女役。
彼女に振られれると運勢に変化があるとのことですが、おそらくラッキーになるということでしょう。
ただ、これにはおそらく罠があると思われまして、一時的に幸運な状態にするものの、その運が尽きた時に一気に不幸のどん底に落とすことも可能だと思われます。
カジノではビギナーズラックではじめの方は勝たせて気分をいい状態にさせてから、お金を全て使わせるという狙いなのではないでしょうか。
単純に幸運にするだけの能力だったら、そんな幸せな能力ありませんし、世界中から彼女に会いに皆やってきますよね。
そう考えると、ある意味で恐ろしい能力ですね。
菜々緒さん自身もハンコックに似ていると、ネット上でも常々話題になっていましたが、今回のFILM GOLDでは声優役で出演できることを本人も大喜びだそうです。
■ケンドーコバヤシ(ダイス役)
続いて、ケンドーコバヤシさんが演じるダイスですが、強力なパワープレーに加えて相手の攻撃を受けても気持ちよくなってしまうという、謎のドMキャラです(笑)
普段のケンドーコバヤシさんの人間性がぴったり反映されたキャラクターになっているでしょう。
おそらく、フランキー将軍との戦いになると思われますが、フランキーのパンチを喰らっても「気持ちーーー」と言って受け流してしまうのかもしれません(笑)
フランキーvsセニョールのような、名場面が生まれることに期待しましょう。
■北大路欣也(レイズ・マックス役)
レイズマックスという伝説のギャンブラー役であり、たまたま街に居合わせたという設定のようですね。
(やはり、グランデゾーロではギャンブルも頻繁に行われているようですね)
そして、そのレイズマックスの正体はなんと革命軍の重要人物であることが発覚します。
おそらく、革命軍の幹部ではないかと予想をしていますが、ここで稼いだお金を革命軍に回しているのでしょうか。
何気にサボ達以外では革命軍のキャラクターが初めて登場ではないかと思われますが、一体どんな人物なのか映画本編の方で楽しみに拝見したいと思います。
■山路和弘(ギルドテゾーロ役)
そして、今回のボスキャラであるギルドテゾーロ役を務める山路和弘さん。
予告をご覧頂いた方はわかると思いますが、かなりハマリ役だと思われます。
テゾーロが元元帥センゴクみたいに、超巨大な金の巨人になった時のこれが「神の姿だ」という声も威圧感が感じられましたね。
それにしても、ゴルゴルの実の能力は体を金にするだけでなく、体もかなり大きくさせてしまうから驚きでしょう。
現時点で分かるFILM GOLDの内容は?
ゴージャスなサングラスで自然を隠して入るが、そこから覗かせる眼光は鋭い。
ルフィ達とどのように関わるのだろうか!?
只者ではない雰囲気を纏うこの男…
果たしてその正体は!?
全身をピンク食のスーツでキメ、胸に挿すバラもピンク色で揃えている。かなり派手な男のようだが…!?
またこちらでも詳細が明らかになってきています。
■ギルド・デゾーロ
世界最大のエンタテイメントシティを牛耳る、超一流のエンターテイナー。
かなりやり手のようだが、その笑みの裏にあるものとは!?
■世界最大のエンタテ
そこで待つのは果てしない”夢”か底知れぬ”闇”か
現時点でわかるのはエンターテイメントシティで繰り広げられるバトルのようですね。
現在麦わらの一味は新世界を旅しているので、ドレスローザからゾウの島に向かうまでの出来事なのでしょうか。
ただそうなると、ぐるわらの一味がいる理由が少し不自然になってしまいそうです…
あまり細かいことは気にしない方がいいのかもしれません。
次に分かるのが、エンターテイメントということなので、おそらくラスベガスなどをモデルにしたカジノ街や、ディズニーランドのようなテーマパークを合わせた施設なのではないでしょうか。
そこで仕切っているのがギルド・デゾーロという人物です。
全身ピンクに揃っている人間であり、上半身がかなり大きい華のあるような人物です。
この見た目からみても、性格はクロコダイルや白ひげのように、自分が全世界で圧倒的にNo.1だと思ってるのでしょう。
派手な服装をしているのは、「他の海賊なんかと一緒にすんじゃねぇ!」というメッセージにも思えますし、何より全身ピンクで包むとか正気の沙汰ではないです。
普通の人間のセンスからしたらありえないと思いますが、そこは他の海賊と”格が違う”ということで、ある種イカれた頭の持ち主なのがデゾーロという人間なのではないでしょうか。
この全長10キロにも登る動く島で、その色が金色のゴールド!
今回のFILM GOLDという名前が付いているのは間違いなくこの船の色を指しているものと思われます。
また、文字通りエンタメの島であり金が動く島という意味も隠されているのでしょう。
ワンピースの作者尾田先生は意味もなく名前をつける事はしません。
二重の意味を持たせて、使うことはよくあることです。
しかも今回はなぜか”GOLD”というあの海賊の名前を使っているところも個人的には気になります。
あの頃の時代を生き抜いた海賊ということなのでしょうか。
この辺りの内容についても詳細が分かり次第追記していきます。
黒幕の名前が確定!その名もギルドデゾーロ!
そして次に気になるのが、黒幕の名前でしょう。
『ギルド・デゾーロ』
どうしても名前のところに”ダ行”の名前が入っているとDの一族を連想してしまう方は少なく無いでしょう。
まだデゾーロの名前については詳細がわかってはいませんが、
本当の名前は『ギルド・D・ゾーロ』なのでは?
と早くも連想してしまう管理人だったりします。
何より、GOLDを使っているということは、海賊王ロジャーの名前を連想します。
わざわざGOLDを使って、しかもデゾーロという少し聞き慣れない名前を使っていることからもDの一族の可能性も十分考えられるでしょう。
何より、この映画の中でトラファルガー・ローがもし登場することがあれば、管理人的にはより一層と”D”の可能性が高まってくると思ってます。
というのも、ローもDの一族であり、本名がトラファルガー・D・ワーテル・ローであることが発覚してます。
ローと同様にギルド・デゾーロも隠し名を持ってたりするのでしょうか。
本編が今から待ち遠しいです!
なぜ”GOLD”なのか?
そして、気になるのがなぜわざわざ”GOLD”という名前を付けているのか、という素朴な疑問についてです。
GOLDと言えば、何と言ってもゴールドロジャーです。
つまり、ロジャーに関する”何か”が描かれる伏線であって欲しいなぁと管理人は(願望も含めて)予想するのです。
というのも、ワンピースは単行本が80冊以上にもわたって発売されており、連載も800話を超えた長寿漫画です。
それにも関わらず、ワンピースやロジャーについての謎は全くと言っていいほど描かれていません。
一体いつになったらその辺の謎が描かれるのか、凄く疑問に思ってたりします。(てか、その前に尾田先生の体調や腰の腰痛が心配です…)
よって、そろそろロジャーに関しての謎が何か一つでもいいので、手がかりでもいいので、そろそろ描いてください!という管理人の切なる願いでもあります。
ギルド・デゾーロがロジャーの船に乗っていて、ロジャーの秘密を知っていたとか…
ロジャーがワンピースを発見して、「○○と言っていた」とか…
「ワンピースを見つけるには3つの条件がある」とか…
「黄金の船」というのは実はデゾーロが見た”伝説の船”をモデルにしていたとか…
どんなことでも構いませんので、物語の核心に迫るような”何か”が描かれて欲しいところです。
ただ、総合プロデューサーが尾田先生であり、前回のFILM Zのように新たな七武海の登場といった新事実が描かれる可能性が高いと思ってます。
ちなみに、一説では…ガープ(G)、ルフィ(L)、ドラゴン(D)でゴールドで残るOがルフィの母親ではないかということを言ってる方がいました。
面白い考察だと思ったのと、これを裏付けるにはルフィの母親が登場して欲しいところですね。
GOLDの意味に近づくきっかけになるのかもしれません。
原作との整合性を尾田先生は非常に気にされてるはずなので、GOLDの真の意味については期待していいところではないでしょうか。
一番の心配は尾田先生が忙しくなって原作の方が休載しないかということです!
追記
5月16日の予告編を通じて、ゴールドの意味がどうやらギルド・テゾーロの能力「ゴルゴルの実」に通じてのゴールドであり、金儲け至上主義をアンチテーゼにしていることが考えられそうです。
予告編を見てみると、全体的に”金”に関する描写が多数存在しており、テゾーロが金によって支配しようとしている姿をルフィが倒すことで、視聴者や読者の方の共感を得ることを狙いとしていると思われます。
ワンピースの映画とかは毎回、その時代に最もテーマとなっているものを題材にして描かれており、2016年の日本ではゴールド、金に対してのアンチテーゼということなのでしょう。
実際に、ワンピースを視聴している層というのは子供というよりも、大人が多いようにも見受けられます。ゴールド、お金に支配されない真の価値観を持つルフィが、海賊王を目指すという姿に、自身を重ねてご覧になるのではないでしょうか。
まとめ!
さて、2016年に公開されるONE PIECE FILM GOLDについて、内容や伏線についてもお伝えしてきました。
デゾーロという人物がかなり派手な人物と思われるので、ルフィとのバトルもかなり派手なものになるでしょう!
デゾーロの詳細の中で、セリフが描かれており、
『ショータイム!』
という言葉がありましたが、正に人に見せつけるような派手なパフォーマンスを披露するものと思われます。
おそらく、悪魔の実の能力者だと思われますが、どんな戦いをするのか、今からワクワクしてきますね。
2016年7月まで待ち遠しいです!