ワンピースの弱点、戦闘シーンの中抜き
ワンピースに対して、長年の弱点とされるのが、戦闘の中抜きです。
早い話、オダッチの描く戦闘シーンは技を大ゴマで描く方式を取っており、戦闘に関して言えば、省略している様に見受けられます。
これはドラゴンボールで表すなら、悟空対フリーザをたっぷりと使う代わりに他のキャラの描写を徹底的に無くすというモノです。
普通に考えれば、戦闘を中抜きするワンピースよりも戦闘で一週まるまる使うし、主人公の戦いはそれこそ一巻分以上使うので、印象を受けやすいといえます。
なので、今のカイドウ対ルフィよりも、悟空対フリーザの方が印象に残りやすいといえます。なにせ、使っているページ数が段違いですから。
ワンピースの欠点
ワンピースはそのネームバリューから、当然ゲーム化をしています。
しかし、現在もスーパードラゴンボールヒーローズが現行で稼働している中、ワンピースのデータカードダスが消えてしまいました。
もっと言えば、トレーディングカードゲームもありましたが、既に廃盤へとなりました。
とこの様に、ワンピースはバトルカードゲーム、ひいてはあまり遊戯に向いていないのではないかと思ってしまいます。
ワンピースはフィギュアや考察サイトが専ら主流なのですが、ワンピースに遊技を求めている層は少ないといえます。
更に、以前ワンピースはSHフィギュアーツという可動式フィギュアを発売しましたが、ルフィ、エース、ナミ、サンジと続いて、シリーズ終了に見舞われました。
因みにワンピースの可動式フィギュアはメガハウスのヴァリアブルアクションヒーローズしかありません。
どうして、スケールフィギュアやプライズフィギュアは人気なのに、可動式フィギュアはシリーズが終了したのでしょうか?
最大の理由はやはり、ワンピースに戦闘を求めていない。あるいはアクションを求めていないといえます。
ワンピースはまさに戦闘の中抜きがところどころあり、メインではないという動きです。
なので、ワンピースの戦闘がゲームやSHフィギュアーツに反映されず、ドラゴンボールと違い、下火になってしまったのでしょう。
ワンピースサーガはこうしたい
なので、ワンピースサーガを目指すなら、本編よりもアクションに目を向けてくるかもしれません。
それは本編がストーリー重視に動いた為か、戦闘が二の次になり、ゲーム等があまり売り上げが上げられなかった。
その反省を踏まえて、ワンピースサーガでは、アクションに力を入れるべきだと思います。
勿論、ストーリーもあるのですが、ワンピースサーガはワンピースが完結した世界なので、ストーリー面で奥行きを再現するのは難しいというのが管理人の考えです。
だからこそ、アクションに幅を利かせる事は大事だと思います。
ワンピースサーガは何かしらの脱却
ワンピースがこれまでファンに支えられたのは、本編を24年も引っ張ったからにほかなりません。
他の漫画だったら、終わっていた事をオダッチが続けてくれたからこそ、大きくなったのです。
なので、ワンピースサーガはそこから脱却できるかが重要です。