25年前に光月おでんはロジャー海賊団のクルーとして、ラフテルに辿り着く事が出来ました。
その後、おでんはワノ国の開国を念頭に動こうとしていましたが、オロチとカイドウの野望によりその夜明けは闇に閉ざされてしまいます。
さて、そもそもの話ですが、おでん以外の光月家はなぜラフテルに行かなかったのでしょうか?
800年間、もしかしたらおでんだけしか光月家どころか、ワノ国の人間はラフテルへ行っていないかもしれません。
今回はそれを踏まえた上で、考察を深めていきたいと思います。
ラフテルに辿り着いたのは光月家、おでんただ一人だけ
光月家は800年間ワノ国を鎖国させた張本人で、それは外敵から護る為だとおでんの口から伝えられます。
となると、光月家は鎖国している以上、ワノ国から外海に出たものはいないという事になります。
故にラフテルで世界の真実を知ったのはおでんだけではないでしょうか?
鎖国して、外敵から身を護っているのにワザワザ敵のいる外海へ行くことはありえません。
ラフテルの存在自体知らないわけではない
では、おでん以外の光月家がラフテルを知らなかったから、行かなかったのでしょうか?
それもありえません。何故なら、ロジャー海賊団がラフテルへ辿り着けたのはポーネグリフの古代文字が読めるおでんが居たからなのです。
もっと言えば、おでんが読めたのはスキヤキに古代文字を教わったからなのです。
となると、古代文字を教えた光月家はラフテルを行くことを見越して、継承させていったのでしょう
ラフテルへ行くのが目的ではない。真に大切なのはラフテルの地で何かを為すことである
此処で管理人が言いたいのは一つ、ラフテルは目指すべき到達点ではなく、何かを為す場所だと読者に知って貰いたいと思います。
バレットがラフテル行きのエターナルポースを所持して、皆ラフテルに行きたいと争奪戦を繰り広げました。
そうではありません。ラフテルとは到達する場所ではなく、何かを為さないといけない場所だと管理人は思います。
思えば、ロジャーはラフテルに辿り着いて海賊王になったと言われていますが、ロジャーは25年前のあの時点でラフテルに来てやったことは思い切り笑ったという事だけだと思います。
ロードポーネグリフを4つ見つけて、ラフテルに来たものの、彼は「ジョイボーイ、お前と同じ時代で会いたかったぜ。」といっただけなのです。
ロジャーは確かにラフテルに辿り着き、世界は彼を海賊王と呼びましたが、あくまで世界を熱狂させただけです。
管理人が言いたいのは、ロジャーがラフテルの地から大陸を動かしたとか、ラフテルに辿り着いてどこかへロジャー海賊団ごとワープしたなどの超常的な現象を見舞うことなく、そのまま帰路に付いたということです。
つまり、ロジャーはあの時点でラフテルの地で何かを起こせる人間ではなく、早すぎた人物です。
光月家は、おでんは、ラフテルの地で行動を起こす人を800年も待っていた
最後の考察に入ります。光月家がポーネグリフを継承させたのは、ラフテルの地へ辿り着くだけでなく、そこで行動を起こせる人間を導かせるのが最大の目的だったと思います。
つまり、光月おでんは後の世に現れるある人物にラフテルへ案内させ、そこでその人物に行動を起こせるのが狙いではないでしょうか?
その人物が来るには800年という長い長い時間が必要だったのでしょう。