911話では、エースが過去にワノ国に入っていて、
お玉、天狗の師匠達と会っていたことが発覚しました。
ただ、最後にカイドウの「真打ち」として、
バジル・ホーキンスがいたことが明らかになり、
最悪の世代の中でも戦いが行われようとしています。
912話では、
・エースがワノ国にどうして侵入してきたのか?
・カイドウの下にX・ドレークがいることが発覚
・人造悪魔の実「SMILE」によって作られた生物達も登場!?
・大業物21工「2代鬼徹」登場へ!鬼徹はワノ国の職人で確定へ
・バジル・ホーキンスvsルフィ、ゾロ
・エースがワノ国に来た最大の理由とは一体何か?
といった展開が明らかになっています。
912話「網笠村」について見ていきます。
エースの死を知るお玉…
前回のあらすじはこちら。
→911話ワノ国編で”真打ち”の真の意味とは?・・・
寝込んでいるお玉に対して、
「エースは死んだ」と伝えます。
頂上決戦編では、ルフィの目の前で赤犬の手によって、
エースは死亡しているから、間違いようがないのですが、
ただ、お玉はそれを聞いて
「嘘だー!」と叫んで更に寝込んでしまうのです。
それ程ショックを受けていることからも分かるように、
お玉にとってエースが特別な存在であることは間違いありません。
事実だとしても、
・ものの言い方
・伝えるタイミング
・伝える相手の状況
を考えるべきだと、天狗男はもっともらしいことをいいますが、
ルフィは一切そんなことは考えていません。
天狗男の名前は「飛徹」という名前であることが発覚します。
刀鍛冶であり、美少女こけしコレクターという謎の異名を持っているようです。
ルフィに対して、「お主は何者だ?」と言ってきますが、
それに対して、刀鍛冶の「ワシも長らく人を待っている」という発言が注目です。
刀鍛冶で、長らく人を待っている、というのはただ一つでしょう。
それが、刀を受け取る人間を探している、ということです。
つまり、ルフィがこの後、二代鬼徹を手にしますが、
おそらく、飛徹自身が最上大業物「初代鬼徹」を誰かに渡したいと考えているのかもしれません。
その受取人がゾロになるのか、又はそれ以外の人間になるのかは分かりませんが、
妖刀である以上は、生半可な人間には渡らないでしょう。
本題に戻り、この村は網笠村という名前で、
傘を編むための村であるということでしょう。
エースがオーズに笠を編んだのも、この村で学んだからなのは間違いないと思われます。
そして、この村の侍達5人を倒したのも、
カイドウの”真打ち”ドレークなのです。
最悪の世代の人間たちが次々とカイドウの部下になっていて、
活躍していってますが、ワノ国の村が次々とやられていってるようです。
現時点で、ワノ国が栄えている場所は、
将軍オロチが住んでいるという、
「花の都」のみです。
それ以外の場所はカイドウ達のてによって、
無法地帯と化しており、
・村人は食うに食えず餓死者が続出
・村の井戸、家が破壊
といった状態のようです。
そんなある時、海賊の船が海底に打ち上げられてきたのです。
それが、エースが乗っていた海賊船であり、
編笠村の人々はエースたちを縛り付けます。
彼らは生きながらえて、食料を全て奪い取り、
なんとか死なずにすんだのでした。
その時、エースたちは何もせずに縛られたままじっとしてましたが、
このタイミングで縄を簡単に解いてしまうのです。
すると、復讐してくるかと思いきや、
「どこに行けばデザートが手に入るか?」
と言ってきたのです。
これはエースの気遣いだと思われますが、
この「デザート」というのは何かを意味していると思われます。
(こういう小さな所が全て伏線にはっているはず)
エースたちはそのまま数週間滞在して、村人たちと仲良くなったのです。
その中でも特に、幼かったお玉がなついていたのです。
その話を聞いて、喜ぶルフィ。
ルフィはお玉を連れて、病を治してくれる医者を探しに行きます。
そのままの格好だと明らかに目立つため、
・着物
・草履
・頭のちょんまげ
など、全身着替えた状態で、
外にでようとしているのです。
ちなみに、飛徹は訳あって外に出れない、
と言っているのが気になります。
これはルフィにお玉の命を託してでも、
どうしても出れない理由があるということでしょう。
その理由は一体何かというと、
おそらく、先祖の古徹が守ってきた刀、
「初代鬼徹」をその場所で守り続けているからではないでしょうか。
二代鬼徹をルフィが飛徹から奪い取り、
そのまま街に出ていってますが、
初代がその場所に眠っている可能性もあると思われます。
ちなみに、
・最上大業物…12工
・大業物…21工
・良業物…50工
という数のようです。
世界に数ある刀の中で、
名工達が作った武器というのは、数が限られているのです。
ちなみに、ゾロが持っている3本の刀のうち、
1つが良業物「三代鬼徹」です。
この刀によって、今までの戦いを切り抜けてきました。
妖刀と言われているだけあって、
切り口が恐ろしく鋭い一方で、使い方を間違うと呪われてしまうのです。
ルフィも二代鬼徹を持ってお玉とでかけていきますが、
お玉に何かなければいいようですが、飛徹は心配で心配で仕方ありません。
すると、狛犬の方も一緒に来てくれて、
ルフィとお玉を背中に乗せて走り出します。
その時、お玉の方から、エースとの昔の思い出話をルフィに語ってくるのでした。
お玉が、「エース、海に連れてってけろ!」と訴えかけますが、
エースはお玉に対して「まだ5歳だろ。俺たちはまた来るよ。もっとでかい海賊団になって」
と伝えます。
やんわりと断っていますが、その時の仲間になる条件として、
「妖艶なくのいちになったらな」とエースが言うのでした。
その言葉をお玉は信じて、エースをずっと待っているのです。
「約束でやんすよ!」と目をキラキラと輝かせているお玉。
そして、現在に時は戻ります。
あんなに仲がよかったのに、エースが優しいことを知っているのに、
簡単に死んだと言うルフィを絶対に許さないお玉。
すると、竹林を抜けると、「荒野」が見えます。
眼の前にはとらやイノシシ、サメなどの野生動物が多数いて、
ルフィにとっては食料に見えています。
しかし、その動物たちを食べると、
工場からの汚染水を飲んでいるため、食べた人間の体内にも毒がまわるのです。
工場の汚染水が遠くに見えますが、そこで一体何が作られているのかは全く語られていませんが、これはゾウ編でジャックが撒き散らした毒ガスである可能性は高いです。
つまり、毒ガス兵器をカイドウは作っており、
その毒で世界中を牛耳ろうとしているのではないでしょうか。
ちなみに、将軍とカイドウは自分たち専用の農園を作っており、
・きれいなお米
・きれいなお水
・きれいなお米
・きれいなお魚
・お肉もいっぱい
の無害な場所を作っているのです。
説明をし終わったあとで、疲れてしまったお玉。
熱がかなり上がってきたことに危機感を覚えるルフィ。
水も飯も全て持っているのなら、ルフィはそこから奪えばいいという発想のようです。
(ルフィたちの海賊哲学では、悪いやつから奪うのはOKというものです)
すると、女性が何者から襲われる声を聞くルフィ。
その女性を助けるのが聞き慣れた様子で、よく見るとそこにはゾロがいます。
ゾウ編以降でようやくゾロと再会するルフィ。
二人が再会を喜んでいると、そこには真打ちが登場します。
それがバジル・ホーキンスです。
ホーキンスがカイドウの部下であることがゾロの口から語られます。
しかも、ホーキンスが乗っている動物は、鹿のような見た目と、
トカゲのような見た目の動物です。
ただ、なんとなく見た目が凶暴そうであり、
人工的に作られたような雰囲気があります。
これもシーザーが作ったSMILEによって生み出された生物の可能性もあります。
そして、ホーキンスはルフィに告げます。
ワノ国では、
・強者につくか
・従わずに逃げ回るか
ということです。
しかし、ルフィとゾロは騒ぎは起こすなと言われているにも関わらず、
「後で謝ろう!」
と伝えます。
つまり、強者と戦う、という選択肢を取るのです。
徹底的に悪いやつと戦う姿勢はルフィ達独特の考えなのでしょう。
しかも、ルフィは二代鬼徹、ゾロは三代鬼徹を持っていることからも、
鬼徹が3つワノ国で揃う可能性もあります。
3つ揃ったときに何が起きるのでしょうか。