ホールケーキアイランドとワノ国を跨いで暴れるババー
ビックマムの暴れぶりは引く程のものといえます。
今回はビックマムの活躍を踏まえた上で、今後の動きを考察していきます。
ビックマムというキャラを動かすうえで、大切な基準
まず、一番大事なことは、ビックマムが四皇と言う位置に並ばれているということです。
どういうことかというと、基本的にあのワノ国の天下分け目の大合戦と管理人は称しているのですが、敵陣営と味方陣営にキャラが多すぎて、描写にキャラごとに割けれない状況になっているからです。
戦いという観点をバギーが初登場したオレンジの町編で見ると、この時登場したネームドキャラは、ルフィ、ゾロ、ナミ、プードル、シュシュ、バギー、カバジ、モージ、リッチーだけです。
いかがでしょうか?
つまり、オレンジの町編はキャラが少ない分、キャラに割けれるコマ数が反比例して多くなるのです。
例えば、明らかに戦っていないオレンジの町町長であるプードルですら、凄く目立つわけではないのですが、オレンジの町のキーキャラとして町を愛する町長としてクローズアップされていました。
という風に、その町にしか登場しないであろうキャラは与えられるコマ数は多くなるのですが、他にキャラが多く出ていれば、その限りではないのです。
もし、強さが同じくらいな飛び六砲なら、現在のうるティやページワンの様にあっさりとやられてしまうのです。
ところが、これがもし四皇という破格の強さを持っているのであれば、話が違ってきます。
究極の暴力の権化
四皇を突き止めるなら、暴力でその地位に座したキャラといえます。要するに、バキ世界で例えるなら、己の我儘を貫けるのは強くなればいいという事です。
そう考えると、ビックマムというババーは小さい頃から、お菓子に対する執念が凄まじく、エルバフ最長の戦士、滝ひげを一撃で沈めるでした。
いうなれば、ビックマムはこれでもかと言う程、強いという描写と過去回想がある分、下手にトビロクホウを動かすよりも、派手に動かせるというものです。
そして、その結果、ビックマムはワノ国の戦いに於けるステージギミックの様な立ち位置だと考えられるのです。
どこにでも現れるババー
そもそも、ビックマムがワノ国に来たのは、麦わらの一味を殺すことでした。
去る者を殺すというモットーを持つビックマムにとって、国に被害を齎した麦わらの一味を生かしておく理由がありません。
ところが、ビックマムはあくまでワノ国編では主役ではありません。
故にビックマムを目立たせると、どうしてもワノ国で登場する敵キャラは割を喰らってしまいます。
となると、ビックマムを一番動かしやすいのはまるでスマブラのステージギミックの様に、場を引っ掻き回す暴力のトリックスターといえばいいでしょう。
実際に、ビックマムはウルティとページワンという同盟相手の部下をKOしており、麦わらの一味以上に幹部撃破に貢献しているというお菓子なことになっています。