803話からいよいよゾウに上陸を目指し、麦わらの一味がミンク族と対面することになります。
そもそも、このミンク族というのは一体どんな種族なのか、その正体が未だに明らかになっていませんね。
ただ、シャボンディ諸島のオークションリストに「ミンク族」の名前も記載されていたことから、尾田先生が当初から用意していた伏線であることが分かりました。
果たしてこのミンク族の正体は一体何なのか、宮崎アニメのあの作品から紐解いて検証してみました!
ミンク族の正体とは一体…!?
尾田先生が付ける名前というのは必ず意味があるというのがこれまでも当サイトでお伝えしてきました。
そもそも、ミンク族の”ミンク”という名前はイタチ科の哺乳類ですが、このミンクとミンク族がどのようにリンクしているのかは現時点ではまだ分かっていません。
ミンクについて調べてみると…
ミンク(学名:Neovison vison)は、食肉目 イヌ亜目 イタチ科の哺乳類である
参考:wikipedia
ミンク族についてはこのような記載でした。
ただ、ここから一つ強引に結論を出すとすれば、ミンク族というのが哺乳類と人間のハーフにも見えるという点ではないでしょうか。
というのも、これまでにゾウで登場した生物を観察してみると、人間というよりは『動物っぽい人間』の姿が見受けられましたね。
また、ワンピースの公式ブックにも登場しているローの仲間でもある「ベポ」、ビッグマムの部下「ペコムズ」、「三つ目の女性」も一説ではミンク族である可能性も噂されています。
こちらが公式ガイドブックでのベポ、ペコムズ、三つ目女性。
ちなみに、シャボンディ諸島でのオークションリストにはミンク族の記載もあり、尾田先生が連載当初から物語の全体像をしっかりと構成していることがここでも裏付けられましたね。
この他にも小人族、蛇首族などリストには記載がありましたが、小人族と言えば、ドレスローザにいたトンタッタ族でしょう。
ルフィ達は人魚、魚人、小人族と様々な人種を超えて信頼を勝ち取っており、地球上の人間全員がルフィの仲間になってしまいそうな気もしますね。
そして、今回のミンク族ですが、現時点で発覚している生物がもしミンク族だとすれば、”動物”というワードが思い浮かんできそうですね。
シーザーが人造悪魔の実を作成していたのも(現時点で発覚しているものでは)「動物系」の悪魔の実だったので何かしらの関係性がありそうでしょう。
カイドウ、シーザー、人造悪魔の実、動物…
これらを繋げるのが「ゾウ」という島であり、その鍵を握るのがミンク族なのではないでしょうか。
そして、このミンク族の生態については以前にも少し触れてきました。
こちらでもお伝えしてきましたが、ゾウのミンク族というのはどうやらナウシカの原作に登場した“ヒドラ”がモデルになっていると管理人は予想をしています。
ミンク族のモデルは原作ナウシカに登場も!?
これまでにも尾田先生は「風の谷のナウシカ」の原作から影響を受けているという話を何度かしてきましたね。
それを裏付ける証拠というわけではありませんが、尾田先生が公式ガイドブックではこのような記載がありました。
Q-01:宮崎作品、どの作品が一番好きですか?
尾田:ナウシカ
(ワンピースDEEP BLUE259ページ)
あくまで宮崎作品の中の話ではありますが、ナウシカらからはかなり影響を受けたのではないかと予想できると思います。
これまでもナウシカとワンピースのストーリーの類似点や、今後の伏線についてもお伝えしてきました。
ここではヒドラの話はしていませんでしたが、ナウシカの中でもテーマとなっていた「不老不死」についてお伝えしてきました。
ナウシカに出てきた聖都「シュワ」では不老不死の研究が千年以上前から極秘に行われてきました。
そこには、ナウシカの物語で登場してきた”ヒドラ”と呼ばれる特殊生物が大量に作られている描写もあり、管理人はびっくりしたのを覚えています。
(ほんの数コマなので見逃した方もいるかもしれませんが…)
ちなみにこちらがそのヒドラ。
このヒドラもシュワでの研究の一環だったということが分かり、人間の”欲”の深さを知らされる場面でした。
管理人としては、ヒドラの人間が首だけで生きているシーンが衝撃的すぎて、未だにトラウマだったりしますが(笑)
本題のワンピースの方でも、ミンク族の生態についてはここから明らかになると思われますが、おそらくミンク族のモデルはナウシカのヒドラではないかと予想をしています。
ヒドラは人間から作られた特殊生物だと思いますが、同様にミンク族も過去の歴史の名残でできた生物なのではないでしょうか。
例えばナウシカのシュワの主たちのように、不老不死の研究をしていた人間がいて、その人物たちの手によってできた副産物ということです。
例えば、ゾウの象についても、その研究の名残で作られたのかもしれませんね。不老手術を受けた巨人と象の複合生物として、作られたという線も(苦しいですが)考えられなくはないでしょう。
考えられる巨大な生物としては、以前にも「ジョイボーイ」についてもお伝えしてきましたね。
⇒ジョイボーイの正体は百獣のカイドウ?
ただ、こちらはジョイボーイがカイドウではないかとお伝えしてますが、このジョイボーイが何かしらの力で象と共にキメラとして新世界を歩きまわっているというのも面白い考えかもしれません(かなりの妄想ですが…)
今のところ考えられるのが、この象についても何かしらの意図があって作られたのだと考えられます。例えばこの象が「ラフテル」に辿り着くまで動くことが止められないとプログラムされているのかもしれません。
色々と考えると妄想が止まりませんが、象も哺乳類であることから、ミンク族ができた背景にも関連があると予想をしています。
それにしてもワンピースの世界は本当に深いですね…
まとめ!
さて、今回はミンク族ができた背景についてもお伝えしてきました。
ローの仲間のベポや、ビッグマムの部下であるベポ、三つ目の女性もミンク族である可能性もありますが、その背景には哺乳類系の人間が何かしらの意図を持って作られたのではないかと予想をしています。
その根拠としては(少し薄いですが)尾田先生のナウシカ好きということで、原作のナウシカを紹介してきましたが、今後の新世界編ではかなりナウシカと似た展開が起きると思われますので、ぜひ今のうちに読んでおいて頂ければと思います。
普通に物語としても面白いですし、「なんかワンピースで見たことあるかも…」というシーンもあります。
ミンク族とキメラ、不老不死の研究者とDの一族…
まだまだ謎が多いワンピースですが、その謎を解くヒントが隠されているかもしれません。