ワンピースは15年以上も連載されている
海賊漫画ですが、これまでは一度も眼帯を
した海賊が描かれてきていません。
海賊=眼帯というイメージもある中で、
少し物足りないと感じたり、不自然と感じる
読者も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、海賊らしい『眼帯をした海賊』が物語の
終盤に登場するという尾田先生の発言も
ありましたが、その人物がなんと
主人公のルフィでは?という噂も。
ルフィが左目を失い、眼帯の海賊として登場する
という真相について、根拠をまとめてみました。
尾田先生はどうして眼帯の海賊を書いていないのか?
海賊といえば、眼帯というイメージが
ある人もおおいでしょう。
眼帯の海賊といえば、有名な黒ひげ危機一発が
有名でしょう。
尾田先生といえば、これまでに様々な
伏線を張り巡らせており、眼帯の海賊を
知らないというわけではありません。
実は、尾田先生が眼帯の海賊を描かないのは
『ポリシー』だという事が分かってます。
これはONE PIECE SECRET PIECESという
公式ブックの中の、349ページの左下に
尾田先生が直筆で記載していました。
こちらの内容をみてみましょう。
OONEPIECEには実は今まで、本編において、
たった一人も眼帯の海賊が登場していないんです!!・・・
うん。どうでもいいでしょうが。実はこれが僕のささやかな裏ポリシーです。・・・
「何も!海賊がみんあ眼帯してるわけじゃないんだぞ!!
別に!!眼帯使わなくても海賊は描けるんだぞ!!」
こんな気持ちで、見た目なんでもないただの少年の海洋冒険は始まりました。
つまり、みんなの頭に固まった海賊のイメージがあるのなら、
僕は少年がそこへ行きつくプロセスを描いてやろうと思ったわけです。
とはいえ、別に僕が眼帯ギライというわけじゃないので、
ONEPIECEという大きな物語の終盤。一度だけ。
まさに”眼帯の海賊”が登場します。
はやくそいつをえがきたくてウズウズしてます。
2007.7.6 Eiichiro Oda
つまり、眼帯の海賊は物語の終盤に
たった一度だけ登場するためだけに、
今まで眼帯の海賊を描いていないという
尾田先生のポリシーが伺えますね。
このような重要な情報がさらっと書いてあるのが
ワンピースの公式ブックだったりしますね。
この他にも重要な情報がたくさん記載されて
ますので、気になる方はGREEN SECRET PIECESを
もう一度、見返してみると思わぬ事実を
発見できるかもしれませんよ。
眼帯の海賊はルフィの真相は?
先ほどの尾田先生のポリシーの中では、
『僕は少年がそこへ行きつくプロセスを
描いてやろうと思ったわけです。』
という記載がありましたね。
これはつまり、ルフィだというのが
最も可能性としては高いはずです。
絵の中で、ルフィを描いているので、
『まさかルフィではないだろう』と思った
読者の意表をつくのが尾田先生の手法です。
しかも、眼帯をするのは『左目』というのも
これまでの伏線の中でも噂されてきました。
ルフィが左目を失う伏線とは?
1巻の第一話でルフィが冒頭で左目に
傷をつけていたのは衝撃的なシーンでしたね。
1巻では、シャンクスがルフィを守るために
左手を失うというシーンもありました。
(ちなみに、シャンクスは黒ひげによって、
左目を傷つけられていることも明らかに。)
この時ルフィはシャンクスに同じ海賊船に
乗せてもらうために、左目の下を傷つけて
アピールしてましたが、これは実は伏線で、
今度はシャンクスを黒ひげから守るために、
ルフィが左目を失ってしまって、
シャンクスに一人前の海賊として認めて
もらうという展開もありえるでしょう。
ルフィが左目を失うというのはこれだけの
伏線を回収するための総仕上げであり、
そこではじめて『眼帯の海賊ルフィ』が
登場するという展開だとすれば、
尾田先生の構成力は凄まじいことが
お分かり頂けるでしょう。
ちなみに、余談ですが、ワンピースの世界では
左目に傷がある人物がかなり多いです。
●モンキー・D・ルフィ
●赤髪のシャンクス
●モンキー・D・ガープ
●ロロノア・ゾロ
●サボ
●ベン・ベックマン
●キャプテンキッド
とこれだけの人物達が左目付近に
傷がついてますね。
(レイリーも右目に傷があります)
余談ですが、ドフラミンゴの素顔も
左目に傷があるということについて
こちらでも検証してます。
⇒ドフラミンゴは片目の真相!
目に傷があるということが何かの伏線に
なっている可能性もあるのでしょうか。
こちらも判明次第、記事にしますので、
どうぞお楽しみに。
物語の最終章まではまだまだ時間が
かかりそうですが、眼帯の海賊が登場する
のが今からも楽しみですね。