カイドウがさきにやられるのか
カイドウはいま、ルフィと戦っていますが、これまでに無い程に苦戦をしています。
その苦戦ぶりは以前のカイドウとは思えない程の追い詰められぶりです。
正しく、海賊達の世界で頂点が入れ替わる戦いといえます。
さて、そんなカイドウの行く末を考察していきます。
武闘派カイドウ
カイドウは四皇の中でも、武闘派と呼ばれています。
その理由は、カイドウが趣味自殺と公言しているに他なりません。
カイドウの自殺は空島からの投身自殺もありますが、空からの落下ですら、カイドウに傷をつけることが出来ないのです。
異常なタフネスさというより、ワンピースの世界という多種多様な種族が生きている世界において、ビックマムと共にカイドウは生物の規格を大きく外れていると言えます。
故に、自分を自分で仕留めることが出来ないカイドウは、死に場所を常に求めていると解釈できます。
そんなカイドウは二年前のマリンフォード頂上戦争に参戦しようとしていたのが、二年前の時点で分かっていました。
つまり、キング、クイーン、トビロクホウ、ナンバーズ、真打等々がマリンフォード頂上戦争に参戦していたかもしれないのです。
そう考えると、シャンクスがいなければ、マリンフォード頂上戦争は更に混迷を極めていたといえるでしょう。
話がそれましたが、当時のカイドウの評価は武闘派というのがファンの印象でした。
そして、最悪の世代が二年後に経った後の世界で漸くシルエットを現し、その圧倒的な巨体を見せつけました。
正に、鬼の棟梁の様な出で立ちで、恐ろしい形相と巨体が見る者を震え上がらせます。
本当にこんな化け物に勝てるのではと、二年後によりその印象を強めたカイドウ。
そして、ワノ国に入り、ルフィはカイドウと戦いますが、カタクリにさえ届いた攻撃が全くカイドウには通用せず、ルフィは完膚なきまでに敗北をしてしまいます。
ところが、カイドウはルフィを戦力にしたいと考え、ルフィをそのまま生け捕りにして兎丼採掘場に閉じ込めたのでした。
かくして、ルフィはそこでヒョウ五郎に鍛え貰い、弾く覇気、流桜を習得します。
更に、ルフィはカイドウとの戦いで、覇王色の覇気を纏えるようになったという訳です。
最早、ルフィの勢いはカイドウですら、止められないのです。
本当にルフィの発言通りなら
ルフィはそもそも、ビックマムと出会ったトキ、カイドウの次はお前だビックマム。
と宣言していました。
つまり、カイドウを倒すのが先になり、ビックマムは後からという事なので、ビックマムはカイドウよりも先に登場し、ホールケーキアイランド編でカイドウが出ていないにも関わらず、ワノ国では二大ラスボスの様に戦っています。
正直、出番が多いビックマムよりもカイドウが先にやられるとは思えません。
ところが、ルフィはカイドウをこの場で倒すように宣言していた以上、例外なく、ルフィに狙われた男はもう生き延びれません。これがルフィの恐ろしいところで、流石海賊王になる男といえます。