868話「KXランチャー」では、ビッグマムに向けて
攻撃開始したものの、その攻撃が風圧によって防がれてしまいました。
KXランチャーの砲弾も弾かれてしまい、
ブリュレの能力で鏡の世界に逃げ込もうとするも、
鏡が割られてしまい逃げることができません。
万事休すとなった瞬間に、ベッジが能力を発揮し、
「大頭目(ビッグファーザー)」
で要塞に引きこもる策をとります。
ただ、これは一時的な回避に過ぎず、
根本的な解決にはなっていません。
869話「籠城」ではルフィたちの反撃が描かれるのか、
あらすじと考察もお伝えしてまいります。
城の中へ引きこもる麦わらの一味
城の中へ引きこもる麦わらの一味とベッジ達。
ガチャンというドアの音で中に入ったことがわかります。
ビッグマム海賊団の面々も
ベッジが始めから裏切るつもりで自分たちの参加に入ったのかと
今更ながら知り、腸が煮えくり返っています。
(気づいても遅いですが・・・)
そして、ビッグマムの”叫び”が延々と続いており、
周囲の人間たちは鼓膜が持たないと言っています。
すると、そこに玉手箱を発見するルフェルド。
戦いが始まっている状況でも強欲が止まらずに、
そのまま玉手箱を発見して中身を探ろうとします。
(こういう状況でこそ宝に目が行く性分なのは、
ルフェルドは元海賊なのでしょうか。)
一方で、ルフィ達は城の中へ入っていき、
ビッグファーザーの内側に籠もり、
「籠城」することになります。
すると、シーザーの背中に背負っていたブリュレが、
カタクリの能力によって背中から引き剥がされてしまいます。
今後は鏡を手にしたとしても、
その世界に戻ることはできないため、
いよいよルフィ達は自分たちの城に引きこもることになってしまいそうです。
ただ、そのまま城の中へ返すカタクリではなく、
コインで無数に攻撃をしかけてきます。
スムージーもナミをつかみ取り、
キャロット、チョッパーも捕まってしまいます。
ルフィが城の中に入ろうとしましたが、
引き返し全員を助けようとします。
一方で、ジャッジ含む、ジェルマ66は
サンジに促されて城の中へ入ろうとします。
そのためにも変身をすることで、
全員がモビルスーツを着て、
まるでゴレンジャーのような佇まいです。
ジェルマ66の面々は是認がモビルスーツのようなものを着ているため、
炎の中でも全く燃えることもなく、
無傷のままです。
科学戦隊であり、科学の力を駆使することで、
ビッグマム海賊団とも同等に渡り合うことができるのです。
SPARKLING REDのイチジ、
DENGEKI BLUEのニジ、
POISON PINKのレイジュ、
VINCH GREENのヨンジ、
全員がビッグマム海賊団の幹部達に一撃を喰らわせることに成功し、
チョッパー、キャロット、ナミの全員が救われたのです。
サンジが下した決断というのは、
かなり英断でしたね。
サンジがナミを抱きかかえて救った際に、
焦っている女性の姿も・・・
おそらくこの女性というのは
プリンだと思われます。
自分が結婚するはずだった男が
目の前で別の女性を抱きかかえていて、
嫉妬している状況なのだと思われます。
サンジに対して一ミリも想いを寄せてなかったはずのプリンですが、
いつの間にかサンジに対して嫉妬心むき出しになっているのだと思われます。
そして、ル・フェルドについては、
「玉手箱」を持ち帰ろうとしています。
この箱の中身をすり替えれば、
お宝が手に入るので、こっそり持ち帰ろうとしているのでしょう。
(中身が爆弾だということはビッグマムも含めて、
まだ気づいていない様子ですね)
すると、そのタイミングで、ビッグマムの叫び声が再び炸裂し、
ルフェルドが吹っ飛んでしまいます。
その勢いで玉手箱が崖の上から落ちてしまうのでした。
ルフェルドが目が飛び出てしまうほど、
驚いてしまっているのでした。
ベッジがここから反撃にでます。
カポネvsビッグマム海賊団
カポネがシロシロの実を駆使して、
ビッグマムに対して砲撃を開始します。
ビッグマムが未だに意識が戻らない状態であるので、
この隙に攻撃を食らわせようとします。
しかし、キャンディウォールによって防がれてしまいます。
ペロスペローの能力で飴細工で跳ね返してしまうのでした。
しかし、本人「痛かった」と言っていることからも、
完全に防ぎ切ったというわけではないようですね。
すると、別の方向から攻撃しようとして、
大砲をビッグマムの方に照準を合わせます。
「弾が尽きるまで打ち続けてやる!」
そういって砲撃を続けようとしましたが、
急に爆発が起きます。
何が起きたのかというと、
城中の大砲に対してカタクリの方で、
もちを詰まらせているのです。
そのため、弾が大砲の中で爆発してしまい、
これ以上は攻撃することが実質不可能な状態になってしまったのです。
また、さらに悪い知らせがベッジに届きます。
それが、大頭目の手足が全てアメで固められてしまい、
それ以上動かすことができない状態です。
四皇「ビッグマム」海賊団に周囲を囲まれて、
それ以上籠城したところでこれ以上は何もできることはありません。
単なる時間稼ぎにしかならず、
一歩外を出たら全員瞬殺されてしまうと思われます。
カタクリたちは、ブリュレに対して怒りをぶつけます。
「散々利用されやがって」
とカタクリから言われますが、
自分も被害者だと言い張るブリュレ。
スムージーの腕にはポイズンピンクの毒がまとわりついていて、
その毒を必死に落としています。
手からボタボタと毒を削ぎ落としていますが、
これで毒を全て自分の体内から排出しているのでしょう。
大頭目の体内では、ルフィを含めて一味メンバーと、
カポネギャングベッジの一味、ジェルマ66の面々が揃っています。
興奮するルフィに対して、
ベッジが「自分たちの作戦は失敗に終わったこと」ということを告げるのでした。
しかも1年以上にも渡って計画してきたにもかかわらず、
何もできずに失敗に終わってしまったのは、
ベッジにとってもはじめての経験のようでした。
すると、コーヒーを飲みながらぼーっとして、
「やはり桁違いなんですね・・・四皇は」
と呑気にしているブルックとジンベエを横に、
ベッジは「のんびりしている暇はねぇ!」
と一括します。
城はベッジ本体でもあり、城が壊されたら、
全員城の外に放り出されてしまい、
化物共の餌になってしまうのです。
絶望の中で、地獄しか待っていない状況の中で、
ベッジが急に血を吐いて苦しみます。
ベッジが床にひれ伏してしまっている状況です。
すると、城の外から何かが壊れる音とともに、
叫び声も聞こえてくるのでした。
「出てこい!」
それはビッグマムの姿だったのです。
「全員城から出てこい!」
そう叫ぶと、城の要塞を叩き割るビッグマム。
ビッグマムが正気に戻り、怒りをぶつけるのでした。
ベッジに対して裏切ったことを知り、
目が血走っているビッグマムですが、
仲間が裏切ることは絶対に許しません。
それはマザーカルメルが自分の元から
離れてしまったトラウマもあるのだと思われます。
だからこそ、自分の仲間が目の前からいなくなるのが許せないのでしょう。
意識を取り戻したビッグマムの反撃が始まります。
カルメルの写真を割られた恨みと、
仲間だと思ってた人間に裏切られたショックとで、
かなり攻撃的になっていることは間違いありません。
正直、ルフィ達が勝てる見込みはほぼないので、
ここからはウルトラC的な裏技のような方法でしか、
回避することはできないものと思われます。
ビッグマムがルフィ達の仲間になる可能性も高いとは思いますが、
まだまだ熾烈な争いが続いていくことからも、
今後の展開は見逃せません。