905話ではマリージョアでの世界会議に向けて、
全世界中から各国の王族が集まり続けています。
その中で、ドラゴン率いる革命軍も徐々に潜入しており、
中でもサボは東の海「ゴア王国」を護衛する兵士に扮していたのでした。
そして今回は非常に重要なことが明らかになります。
マリージョアに眠る宝が麦わら帽子であることが発覚したのです。
その他にも、
・天竜人の闇が明らかに・・・
・ビビの登場!レベッカ、しらほし姫との対面へ!
・ワポル、ドルトン登場!
・サイ登場!
・ドフラミンゴ登場!レベル6に収監
など、盛りだくさんとなっております。
ただ、最後なんといっても、
「麦わら帽子」の存在が今回の目玉です。
906話ではこの意味について考察をしていきます。
聖地マリージョアとは一体どんな場所なのか?
前回までのあらすじはこちら。
→905話でマリージョアに革命軍が来ている真相
そもそも、マリージョアというのはどういう場所なのかというと、
世界の中心に位置する場所であり、
天竜人が住む地域を指します。
天竜人が実質、海軍を操り、権力を持ち、
世界を牛耳っているのです。
その場所で、世界会議をしていますが、
実際のところは、天竜人達の要望を世界の王族達に示す「場」でもあるのです。
もちろん、要望を聞いてくれる場合もあると思いますが、
その場合、交換条件がなされるはずです。
ちなみに、こちらが聖地マリージョアです。
ここで、世界会議が行われますが、
例えば、しらほし姫がタイヨウの見える場所に国民全員で住みたい、
と言った場合、
「そのかわりにワシの奴隷になるでし」
といった条件が提示されるはずです。
しかも、実際この提案を断るようなことになれば、
間違いなく殺されてしまいます。
それくらい横暴なのが天竜人だと言えるのです。
例えば、マリージョア内では動く歩道のようなものがあるようですが、
それを裏で支えているのは奴隷達です。
奴隷の労働力を駆使して、自動的に歩道を動いているように見せているのです。
天竜人というのは残虐非道な行為をして、
人身売買はもちろん、強盗、殺戮、ありとあらゆる悪逆非道なことをしてきてます。
それが許されているのも過去に、
自分たちに都合が悪い人間・歴史を消し去ってしまって、
自分たちを正当化しているからなのです。
→天竜人の正体は一体何なのか?
また、今回は天竜人以外でも、
ビビ、レベッカ、ワポル、など過去にルフィに助けられた王国の人間達がたくさん登場します。
まず、ビビはアラバスタ編でクロコダイルに国を乗っ取られようとした、
あのときの王女です。
そんなビビとドレスローザのビビが世界会議で再開するのです。
また、しらほし姫とも再開するのです。
ちなみに、ワンピースの世界では、
Dの一族vs天竜人の構図になっています。
世界政府ではなく、最終的な敵として、
天竜人が描かれていると思われます。
今回、天竜人の正体が徐々に明らかになっていくと思われますが、
彼らがひた隠しにしている宝というのは一体何なのでしょうか?
インペルダウンレベル6にいるドフラミンゴの発言
インペルダウンにはドフラミンゴが収監されています。
ドフラミンゴの周囲ではガシ、ガシという音がしていますが、
“誰か”が来ているのかもしれません。
これが、天竜人の刺客だとドフラミンゴは言っていますが、
ドフラミンゴが秘密をばらす可能性があって、
命を狙われている、というのです。
ドフラミンゴは元天竜人であり、
マリージョアに行っていたのも、
重要な「宝」を手にするためだったと過去に発言しています。
その宝というのが一体なんなのかは以前もお伝えしてきました。
→マリージョアに眠る「宝」の正体とは?
そして、今回その宝なのかは分かりませんが、
麦わら帽子が写っておりました。
しかも、立っている人間と比べてみても、超巨大な大きさに見えます。
おそらく、巨人族くらいの大きさの人間が被るくらいの大きさですので、
それでは一体その人間は誰なのか?ということにもなります。
仮に、巨人族くらいに大きい人間だとした場合、
ひとつ考えられるのがジョイボーイの存在です。
→ジョイボーイの正体とは?
ジョイボーイとカイドウの関係性について上記の記事ではお伝えしてきましたが、
ジョイボーイは魚人島でのポーネグリフに記載があったように、
ポーネグリフを駆使していたことが明らかになっています。
ジョイボーイが過去の人魚姫に謝罪をしていたことからも、
何か裏切るようなことをしたのでしょう。
仮にそうだとして、麦わら帽子と一体なんの関係があるのか、
非常に気になるところです。
たかが帽子なので、無駄に取っておく必要もありませんし(邪魔なら捨てればいいです)、
天竜人に取って明らかに邪魔なものにも見えます。(身につけるものでもないはず)
となれば、どうしてそこに置いておく必要があるのか、
ということですが、考えられることとして「残さざるを得ない状況」だということです。
つまり、この麦わら帽子を取っておかないと、
何かしらの目的が達成されないということです。
麦わら帽子自体にどんな価値があるのか、
どんな意味があるのかはまだまだ分かりませんが、
例えばラフテルへの行き方を示す地図が埋め込まれているなど、
宝の”ヒント”になるようなものです。
もしくは更にぶっ飛び説になりますが、
麦わら帽子を使って、ベガパンクが細胞を蘇らせて、
クローン人間を作るということです。
それによって、この麦わら帽子をかぶっていた人間を複数人作り出し、
一大勢力を作るということも可能です。
麦わら帽子とルフィとの関係とは?
そして、今回気になるのが、
ルフィがかぶっている麦わら帽子とマリージョアに隠されている麦わら帽子との関係です。
「メーカーが一緒」とかはさすがに無いとは思いますが、
これまで麦わら帽子をかぶっていたのは、
・シャンクス
・ロジャー
・ルフィ
といった人間達です。
シャンクスはロジャーから受け継いだのではないかと思われるため、
もともとロジャーがかぶっていた麦わら帽子だという説が有力です。
この帽子は、
ロジャー
↓
シャンクス
↓
ルフィ
と受け継がれてきていますが、
その前には一体だれかいたのでしょうか?
そもそも、マリージョアに隠されている帽子と、
ルフィとの関係は一体何なのかということですが、
一つ考えられるのが「Dの一族の象徴」だということです。
レイリーがルフィに言っていた、
「その麦わら帽子は精悍な男によく似合う」
という発言ですが、
これは明らかにロジャーがかぶっていたことと関係しているように見えますが、
そもそもDの人間は過去に、麦わら帽子をかぶっていたのではないでしょうか。
そう考えると、マリージョアに麦わら帽子が飾られていることも意味があるはずです。
つまり、空白の100年のときに天竜人と戦った一族(Dの一族)の人間の帽子、
だということです。
その力を驚異に感じていて、天竜人は保管しているのかもしれません。
この人間の帽子に何か秘密が隠されているのだとすれば、
これを外部に漏れてしまった場合、天竜人の根幹を揺るがすような事態になるのかもしれません。
・・・となれば、この帽子を手にするだけで、
何らかの”力”が手に入ったり、どこか秘密の場所に行くことができたり、
少なくともただの麦わら帽子ではないと思われます。
先程もお伝えしたように、ぶっ飛び説を採用するとすれば、
麦わら帽子の持ち主を復活させることができるのであれば、
空白の100年の歴史も明らかになるかもしれません。
次号のあらすじ考察はこちら。
→907話でシャンクスと五老星の真の狙いが明らかに