実は、ルフィ、ゾロ、ナミとしか面識のない髭男
黒ひげといえば、イム様と並ぶラスボス候補の一人ですが、ワンピースという作品はキャラが多いせいもあり、組織や立場が違うキャラが数多くいます。
それもあって、ルフィがこれまで戦ってきた敵は、元海軍大将、黄金帝、ロジャーのライバル、サイファーポール最強の男、スカイピア唯一神、新魚人海賊団船長、元世界政府の科学者、ロジャー海賊団の元クルー等々、知らない人が読んでも、明らかに同じ組織に属していないと一目瞭然です。
鬼滅の刃の様に、無惨率いる十二鬼月や他の鬼しか出ていないのと比べると、敵組織の多種多様がありそれぞれの色があるようです。
さて、そんなわけで、この24年の歴史において、黒ひげはラフテルをゴールに、ラフテルに近づくように島を冒険するワンピース独自のストーリー展開とそれに伴い、敵キャラが必然的に多くなる性質も相まってなのか、黒ひげは存在感がいまいちパットしないキャラになってしまいました。
更に極めつけが、黒ひげはルフィ、ゾロ、ナミとしか直接面識が無いのもあります。
そんな黒ひげが最終盤に於いて、最も目立つ動きをすると思われます。
一気に王手に掛かる黒ひげ
黒ひげの計画は二年前のヤミヤミの実を手に入れてから、一気にブーストがかかりました。
サッチ殺害、エースを手土産に王下七武海へ、インペルダウンで戦力増強、白ひげ殺害及びグラグラの実奪取、二年後に大掛かりな能力者狩りという悪行を築いています。
その成り上がりは、実質二年間で四皇にのし上がったといえるでしょう。
と同時にここまで計画を進めたヤミヤミの実は末恐ろしいといえます。
能力者狩りは、アブサロムを殺害したと思われるので、本編に登場していない能力者はそのまま黒ひげの餌食になっているでしょう。
ハチノスでの描写を見る限りは、黒ひげは既に海兵に追われるような毎日にストレスを感じていたキャプテンクロと比べると、美女を侍らし、悠々自適に暮らしています。
つまり、下手に黒ひげを捕まえることが難しいために、黒ひげを余裕にさしているといえます。
さて、黒ひげは四皇に成り上がって尚、その野望は止まることはないようです。
そう、直接相手を叩き潰せる力を持っているといえます。
まさしく、今後強敵となりうる麦わらの一味を葬ることも考えているでしょう。
ワノ国は混乱の中、出航する可能性
管理人が想定している未来予想図は、黒ひげがワノ国へ来襲する可能性です。
黒ひげは当然、ワノ国でカイドウやビックマムとの戦いで消耗している麦わらの一味を潰そうと考えている筈です。
黒ひげからすれば、戦いが終わったばかりのワノ国を襲う方がアトアト面倒なことがないと考えているのでしょう。
それ程に、カイドウとビックマムが敗北し、その戦いの余波で麦わらの一味を葬れるのはまさに千載一遇のチャンスでしょう。
故に管理人は恐らく、宴の最中、まさしくカイドウとビックマムが宴会を催しているときと同じように、今度は自分達が襲われる側に陥るでしょう。
そして、麦わらの一味は慌ただしく出航することになるでしょう。