オロチというまだ出番の伸びしろがあるキャラ
キャラには、過去回想や能力が全容を現していない、因縁が途絶えていないというモノがあれば、出番の伸びしろがあります。
これはズバリ、オロチに当てはまります。
オロチは能力をオロチ城でしか発現しておらず、同盟関係にあったカイドウに消されるというかなり予想外な消され方をされた何から何までおでんの重臣たちの恨みを晴らされてない奴です。
今回はこんなオロチですが、死亡というのが確定とはいえない可能性、八岐大蛇という首を一つ切断されても生きている可能性を踏まえて、オロチがワノ国を脱出する上で、切り札を強奪する考察を考えます。
オロチが逃げ込むのはやはり世界政府だろう
オロチとしては、鬼ヶ島から逃げれたとしても、絶海の孤島にして、逃げ回るには完全に限界があるワノ国に潜伏するのは不可能でしょう。
かといって、自殺する気もないのであれば、命尽きるまで逃げ惑うというのが奴の性格でしょう。
となると、安全圏に逃げたいというのがオロチの心情の筈です。
でそうなる為には、自分が外海でも暮らしていける切り札が必需品です。それも巨大な組織に匿って貰えばいいでしょう。
そう、正にオロチはレッドポーネグリフを奪う算段を立てると考えられます。
レッドポーネグリフを手中に収めれば、幸い
レッドポーネグリフはラフテルに行ける唯一のキーアイテムであり、世界政府としてはポーネグリフを解読し、ラフテルに行ける船は世界的な反逆者と考えるでしょう。
そして今、世界政府、いやイム様は世界的にこれ以上無い程に海賊、革命軍、民衆の動きが歴史上大きく動く時代のうねりを感じているでしょう。
それはまさしく、世界政府というよりも、天竜人やイム様の支配が永遠の終わりを告げる事になりそうだからです。
とはいえ、現在ルフィがやろうとしているのは正しく海賊王になることで、イム様を倒すことではないという事です。
つまり言うなれば、イム様の最大のアドバンテージは自分の存在が世界に知らされていないという事です。
もし、レッドポーネグリフを在り処を誰かに頼めば、秘密裏に自分の存在を悟らされることなくレッドポーネグリフを手中に収めれる事が出来ます。
レッドポーネグリフを手土産に出航するオロチ
オロチはレッドポーネグリフを能力を使ってむりやり運び出せるでしょう。
普通なら、運び出せない巨石も、ゾオン系それも幻獣種八岐大蛇という能力を使えば運び出せれる筈です。
そのために、今の焔雲でワノ国へ移動している鬼ヶ島はオロチにとっては絶好の機会でしょう。船を使わず、急いで城の地下に駆け込みポーネグリフそのものを奪い取る。
これが成功すれば、オロチはワノ国を脱出出来、尚且つ匿い先として世界政府を選べることが出来るでしょう。
勿論ここまで上手くいくことが出来るのは相当な難度と運がいるでしょうが、オロチの悪運と実力がもしも発揮されると分からないと考えます。