頑張らないと生き残れない世界
ワンピースはギネス記録に載るほどに、世界的な発行部数を叩きだしている漫画です。
実際にワンピースは今や内容を知らなくても、知っているという人が大多数という事になっています。
しかし、そんなワンピースでもここ最近、ある動きがありました。
それはアニメと漫画の無料公開です。
アニメはいうなれば、YouTubeから定期的な配信で、漫画は一巻から六十巻、つまり新世界に入るまでのサバイバルの海です。
これはまさにワンピースを知らない子供世代へ、ワンピースを伝える大きな動きになっています。
今回はこの受け継がれる意志、受け継がれる世代を考察としてとらえていきます。
ワンピースを読まない子供世代=100巻近いから
管理人がワンピースを毎週欠かさず読んでいるのは、おもしろいからということと、今回の考察で一番重要な長すぎないという事です。
要するに、まだワンピースが30カン未満の時に読み始めたので、結果的にいえばよかったのです。
ところが、これが年下の子供世代になってくると、既に90巻以上を超える大長編漫画になっているのです。
これが去年完結した鬼滅の刃なら、23巻で完結を迎えており、23巻といえば、アラバスタ編が終わった時ですね。
そう、単純に長すぎて読む気になれないという事です。大雑把にいえば、読破するのに時間が掛かるのが嫌と言えます。
ワンピースに限らず、様々な作品がある
昨今の情勢を見ると、スマホが一人一台の時代に突入しており、そこから無料ソシャゲで遊ぶ人は今や日常の風景です。
ポケモンGO、パズドラ、FGO、モンスト、pubg等々の兎も角すさまじいソシャゲが跳梁跋扈していますね。
更に、なろう転生の様な、転生特典でチートやハーレムを築いていくようなネット小説が源流の業界。
ワンピースよりも歴史が長い、ガンダム、仮面ライダー、ウルトラマン、戦隊にドラゴンボール等も今も尚続いています。
要するに、ワンピースに興味を持たなくても、他の作品に流れるという事なのです。
これはワンピースを大看板とする集英社としては、考慮すべき時代です。
ワンピースをこれからも続けたい集英社
集英社は、ワンピースを大看板に例えており、現にワンピースの漫画を買っているのは、かつて十代だった少年が二三十代をむかえており、かいそろえているのが現状です。
しかし、ワンピースが完結を迎えてしまうと、それまで追っていたファンも引退するでしょう。いうなれば、今のワンピースはストーリーが完結していないからこその全盛期なのです。
これが本編が終われば、一気に熱が冷めるでしょう。現にナルトの続編であるボルトは、読者層が週間少年ジャンプより少ないVジャンプに移籍し、以前の様に立ち読みで見れなくなっています。
週間少年ジャンプはいうなれば、立ち読みで済ませている人もいるので、コンビニに販売されていないVジャンプは読むことがないのです。
だからこそ、集英社としては、若いファン層をしっかり獲得したいのです。