882話では、カタクリとルフィの戦いがいよいよ本格化する、
というところで終わりました。
ルフィがようやくカタクリと直接戦うことができる状況になりました。
ゴムゴムvsモチモチはどっちが勝つのか、ここから戦いが戦いが激化していきます。
882話「四皇の想定外」についてあらすじの振返りと考察をしていきます。
新しい武器を手にするカタクリ
前回のあらすじはこちら。
→881話の考察はこちら
カタクリが槍を持っています。
その槍を使って、ルフィに攻撃をするものと思われます。
この槍とモチの能力を駆使して、突きの威力を何倍もの力に変えることができるのだと思われます。
鏡の世界からはブリュレが顔を出しており、
ルフィが目の前で死ぬことを求めています。
ブリュレはこれまでも、ルフィ達に捕まり、
鏡の世界を何度も利用されてきました。
ウェディングケーキを破壊されたのも、
ブリュレの能力を使って、ケーキの内部から侵入して、
崩壊させたからです。
それだけ恨みがあるのはある意味で当然なのかもしれません。
そして、ブリュレから「超人」カタクリの紹介があります。
なんと、カタクリは生まれてこの方、
横たわったことが無いという人間のようです。
そのため、全てのものに対して見下すのだそうです。
(それだけ、自分自身を誇り高く、
気高い存在と思っているようですが、
ビッグマムに対してはどのように思っているのでしょうか・・・)
シャーロット家の最高傑作であるというカタクリですが、
それだけのセルフイメージが高いのは、
根っからの性格なのでしょう。
しかも、妹想いなので、ルフィがブリュレを攻撃する手を掴み、
「俺の妹に何してるんだ?」
と見聞色の覇気で先読みをしているのでした。
ルフィがこれでカタクリの近くにいて、
攻撃を読まれない状況は続きます。
カタクリがルフィの腕を掴んで、ルフィを壁に叩きつけます。
(この時、槍で攻撃すればいいのにと思うのですが、難しいのでしょうか)
「モチ突」
という名前で、槍の先端部分を回転させて、
腕をバネのようにして、突きの力を何倍もの威力にして攻撃します。
それだけに、壁に大きな穴を開け、
ルフィの後ろで壁が崩れています。
槍の名前は”モグラ”という名前のようで、
由来はモグラが地面に穴を掘る用に、
壁に穴をスパスパと穴を開けることができるからでしょうか。
ルフィの体をどの箇所から切り刻もうか、
質問するカタクリですが、
ブリュレもブチ切れて「クビからお願い!」
と口を出してきます。
ブリュレもルフィたちの落ち合う場所を聞いていたので、
不敵な笑みを残したまま場面は変わっていきます。
ナワバリ内海上にて
ブリュレからの連絡を聞いて驚くペロスペロー。
ルフィ達が生きていたことに気づかずに、
そのままカカオ島を目指しています。
キャンディの高波で、サニー号を覆い尽くしたはずなのに、
ルフィ達が生きていた事を知り驚いています。
「カカオ島」内にて、麦わらのルフィとサンジ達が、
落ち合うことを知るペロスペロー。
そこに行けば、ウェディングケーキも作られており、
またはルフィ達をビッグマムが捕らえることになり、
いずれにせよペロスペローの命は助かるものと思われます。
しかし、そう簡単に物事は運びません。
ビッグマムの食べ物に対する執着は異常なもので、
目の前のナッツ島にケーキの匂いを感じると、
一目散にそこに向かおうとするのでした。
(これで時間稼ぎにはなりそうですね)
最終的にはカカオ島から、サンジ達が船を出して、
チョコレートシフォンケーキを作りながら、
途中でビッグマムに合流して差し出すものと思われます。
それまでにルフィ達の命があればいいですが・・・
続:ルフィvsカタクリ
カタクリがモチモチの実を駆使して、
ルフィに攻撃をしかけてきます。
ルフィの顔面めがけて攻撃をしますが、
間一髪で避けるルフィ。
頭を掴んで、無理やりクビをグイっと傾けることで、
避けることに成功します。
避けようと思った方に必ず攻撃が来るとのことで、
ルフィは異常さを感じています。
カタクリの見聞色の覇気によって、
相手の逆をつくのが癖づいているようです。
どうやら「これは倍疲れる」
とルフィ。
カタクリが攻撃をこれまでこんなにもかわされ続けているの初ストレスが溜まっている状態は初めてなのかもしれません。
ただ、カタクリも「覚醒」の能力者であり、
地面がモチ状になっています。
これでルフィが逃げることができなくなりました。
地面からモチの手が数本出てきて、
ルフィを捕まえることによって、
逃げることが不可能となります。
ルフィは追い詰められて、左手をパクっと噛みだします。
これはギアフォースが出る準備段階でもありますが、
それをみて未来を先読みするカタクリ。
「面白そうだな!」
とつぶやくのでした。
場面は代わり、アイスランドスイートシティでは、
四皇の幹部たちが報告をまとめています。
ただ、ルフィ達の位置情報だけ入ってこないことが気がかりとなっています。
ウミウシ達の情報が一切入ってこず、どこにいるのか分からないようです。
そもそもどうしてウミウシが機能していないのか、理由が分かりませんが、
偶然にしてはできすぎています。
そして、ペドロが死亡して泣き崩れるペコムズ。
同じミンク族であるだけに、死を選んだことはかなりショックでしょう。
ペドロが命がけでルフィ達を助けたことに対して、
ルフィたちを甘く見ていたことに改めて気づくたまご男爵。
世界を夜明けと導く者たち
という表現のあるように、世界が現在は”夜中”だとすれば、
そこに光を灯すためにも、ルフィたちは太陽となり、
いずれは世界中に夜明けを迎えるために、
ルフィ達の力が必要なのです。
海賊四皇の一味がここまで手こずってしまっているのも、
偶然にしては出来過ぎなのです。
ホールケーキが崩れたこと
ウミウシ達が機能してないこと
ジェルマが逃げ出しているこ
色んな出来事が想定外のことばかりで、
ルフィが来てから酷い状態になっています。
しかもベッジを監視していたウミウシも行方不明となり、
何が起きているのか一切分からない状況です。
海底を調査しろ!とモンドールが命令をします。
ナワバリ内にて、電伝虫が一切反応してないため、
ナワバリの中を移動し放題の状況です。
最短距離でカカオ島に向かうことができ、
そのまま一直線で迎えにいくことができるようですね。
これは予想ではありますが、
ウミウシが機能していない理由としては、
ペドロの爆発と関係している、という考えです。
例えばペドロが生きて、海の中を泳ぎながら、
ウミウシを退治している、
ということも考えられるのかもしれません。
(爆破で死亡した人は例外なく生きていたので)
ペドロが何かしらの形で関係しているというのは、
管理人としては可能性が高いと考えてます。
さて、最後にジェルマ66を襲った四皇の1万人の兵隊達ですが、
なんと全滅してしまっているのでした。
全て、ヴィンスモーク家達の手によって、兵隊が壊滅してしまっており、
それを虚偽の報告として、モンドールに電伝虫で伝えています。
それに加えて、ルフィ達の船の情報も仕入れて、
援護に行くようです。
実はそれほどの実力を兼ね備えていたので、
ヴィンスモークも頼もしいです。
ここから、一気にビッグマム達を追い詰める状況になっていきます。
ルフィとカタクリの戦いもまだまだ先が長そうですが、
ジェルマとの協力タッグでなんとか逃げ切りそうな予感です。
いよいよ架橋になってきた、
ホールケーキアイランド編ですが、
ここからいよいよクライマックスに向かうものと思われますね。
次号、883話のあらすじはこちら。
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