854話では、いよいよカタクリの強さの正体と、
「どうしてルフィの攻撃を避けることができたのか?」
という謎について明らかになりました。
カタクリはおやつの時間を死守するがあまり、
その時間になってもおやつが食べれないことに対して、
ブチ切れて、冷静ではいられませんでした。
それまでは、ルフィが攻撃を読まれてたのです。
おやつの時間を確保するカタクリが、
イライラモードになり、我を忘れてしまって、
見聞色のは気が使えませんでした。
それを今回はルフィとカタクリの戦いの中で、
衝動に駆られてしまい、カタクリは一方的にやられますが、
その後でどうにか復活して、ルフィを返りうちにしようとします。
885話では一体どうなっていくのかというと、
いよいよルフィの新必殺技をくり広げていって…
885話「ブリュレだよ!」考察していきます。
ルフィvsカタクリ決着・・・!?
前回884話のあらすじはこちら。
→884話の考察はこちら
ルフィがカタクリに対して、コングガンをかまします。
しかし、見聞色の覇気を復活させることに成功し、
ルフィの攻撃が再び当たらなくなります。
それどころか、むしろカウンターパンチを喰らってしまい、
全然パンチ、キックが当たらずに、モチモチの実の能力でルフィが倒されてしまいます。
カタクリの攻撃を避けても、別なところから餅状のドーナツが現れて、
「力餅」が腹に入ります。
カタクリが冷静でいる限りは、見聞色の覇気が使えるのです。
それが切れてしまうときというのは、
隙ができてしまっている時、油断している時です。
なので、ルフィは「必ず隙をみせる」と断言しているだけあって、
この後も何か仕掛けを考えているようです。
ただ、ルフィが今度はギア4の時間が切れてしまい、
その時間に伴い、一旦退散することにします。
覇気が使える状態でギア4でなければ、
正直、カタクリとまともに戦うことは難しい状態なのかもしれません。
ルフィのギア4の最大の弱点というのは、時間に制限がある点です。
それがドフラミンゴ戦のときも課題でした。
その弱点に対してルフィが未だに克服ができてません。
今後、カイドウ戦、ティーチ戦と控えるに辺り、
いつの日か克服するときが訪れるのでしょうか。
現実世界の方に話は戻ると、
ルフィは元の体に戻ってしまって、カタクリの餅状の物質が追いかけています。
それを必死になって逃げようとするルフィ・・・
すると、驚くべき事実が発覚します。
なんと目の前にブリュレがいるのです!
ルフィは千載一遇のチャンスだと思い、
ブリュレを捕獲してカガミの世界から逃げ切ろうとします。
間一髪で、カタクリの攻撃を交わして、
鏡の世界から抜け出すことに成功します。
悔しそうなカタクリ・・・
ただ、ルフィとブリュレが抜けた場所が、ビッグマムがいる、
ナッツ島に到着します。
そこでは、ウェディングケーキを求めて、
ビッグマムが食い煩いで暴れまわっている場所です。
ルフィがどうしてそこにいるのか、
理解できてない、ペロスペロー達部下一同。
ナッツ島では、アマンドが統治する島で、
何人もの部下たちが一斉に襲ってきます。
何より一番はビッグマム本人が直接攻撃をしてきます。
巨大な岩をルフィたちに向けてぶつけてきて、
それを間一髪で避けますが、ペロス・ペローもアメアメの実の能力で、
キャンディーウォールで行く手を阻みます。
ブリュレを担いだ状態でその場から逃げ切ろうとしますが、
最終的にはビッグマムが「ケーキをよこせ」と言って、
自分たちを追いかけて来るのです。
今度はビッグマムとの鬼ごっこが開始したのです。
一方で、ナミ、ジンベエ達はサニー号に乗っており、
そこにサンジ達がウェディングケーキを持って来るのを待っています。
そこの場所で落ち合うことができなければ、
ビッグマムの手によって、全員海の藻屑になってしまうか、
逃げ切れたとしても一生ビッグマムに恨みを買った状態で生きていくことになるので、
どちらにしても地獄が待ち受けていそうです。
一方で、カカオシマノ方では、サンジ達がようやくケーキの完成が見えてきました。
クリームのホイップクリームを食べただけで、
気絶するシェフが出るくらい、究極のクリームなのです。
全て予定通りに完成させたサンジ。
この時間通りに行けば、ビッグマムにウェディングケーキを食べさせることができます。
「ビッグマムを倒す」という表現を使っているサンジ。
これはいわば、料理で相手をうならせるという点で言えば、
戦いなのかもしれません。
サンジの一流の腕で作った料理と、
ビッグマムの理想を追求する舌、
どちらが上なのかそれを決める戦いがいま繰り広げられようとしているのかもしれません。
単に戦ってどっちが強いという次元の話ではなく、
そういうフィールドでの戦いも見ものです。
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