885話ではルフィが鏡の世界から抜け出して、
ナッツ島に逃げ込んだところでカタクリ戦は一旦休止しているところで終えています。
鏡の世界で待つカタクリとの戦いを前に、
今回からルフィが戦略を練っていくものと思われます。
果たしてその戦略とは・・・!?
そして、前回のラストシーンでサンジがビッグマムを倒すべく、
空前絶後のケーキを作成することで、
ビッグマムの食い煩いをとめようとしています。
いよいよケーキが完成に近づきますが、
ただ、このまますんなりと完成になるようには思えません。
なんとなく、ケーキが壊れたり、水で濡れてしまうなどのアクシデントが予想できますね。
そして、今回は久々に登場するベッジも男気を発揮します。
886話の展開を見ていきましょう。
ホールケーキがいよいよ完成間近だが・・・
前回885話のあらすじはこちら。
→884話の考察はこちら
ビッグマムの食い煩いを止めるため、
サンジ、プリン、シフォンが中心になって作ってきた、
チョコレートシフォンケーキですが、こちらがいよいよ完成間近だというのです。
形も出来上がり、何十メーターもの高さにもなり、
形が出来上がっているので、ビッグマムが食べても問題ない高さにまで至っています。
ここから、ケーキで運んでいって海上で完成させた直後に、
サニー号で落ち合って、ビッグマムに食べさせる、
という作戦です。
ただ、現時点で既にビッグマムとサニー号は別々に別れてしまっています。
作戦が当初予定していたものとは違った方向になりそうです。というのもビッグマムは現在、アマンダが仕切っているナッツ島に滞在してそこで暴れまわっているからです。
カカオ島まで向かってる麦わらの船を既に追いかけていません。
どうにかしてカカオ島まで向かってもらうか、
もしくはビッグマムのいるナッツ島までケーキを持っていく必要があります。
話は本編に戻って、管理人が最も気になっていた点が描かれます。
シフォンは既に裏切り者になっているにも関わらず、
特に今の所は何も言及されていませんでしたが・・・
今回、オーブンがシフォンを捕まえます。
ビッグマムに対する裏切り行為を絶対に許す気配はありません。
(そりゃそうだろうなぁと思ってましたが)
ビッグマムを暗殺しようとしている旦那の所に嫁いでいて、
しかもその旦那を応援しようと様々な教育をしていることからも、
完全なる裏切り者には変わりありません。
それを今まで誰も突っ込まずに来てたのが不思議で仕方ありませんでした。
ここに来てようやく、オーブンが「反逆の罪は重い」と言って、
捕まえて連れて行こうとします。
サンジがいつものように、ピンチになったら誰かを助けにいけばいい、
という考えは全く通じない状況です。
シフォンはその状況でも全くへこたれることはなく、
「最後までケーキを作る」
と一貫して主張しています。
ローラを助けた恩人を見届ける、
というところまでを仁義としているのです。
しかし、それはあくまでローラ側の主張であり、
ビッグマムをはじめとしたホールケーキ側の人達からすれば、
ただの反逆者であることにはかわりはありません。
オーブンがシフォンを見せしめに殺そうとしていますね。
「国」を守るというと点を遵守するとすれば、
むしろオーブンがやろうとしていることの方がまっとうに見えるます。
ビッグマムがどういう人間なのかはこの際置いておいて、
自分たちが仕える主君の命を狙う人間がいたのだとすれば、
その人間を近づけない、追放したりするのは当然でしょう。
するとそこに、シフォンをかばおうとして、
シフォンとローランの父親が登場します。
ちなみに、シフォン達はこの父親のことを全く覚えていないようです。
父親がシフォン達をかばおうとして、
の所に向かってきます。
サンジがこの隙を狙って、
瞬間的に移動して、
オーブンと父親がぶつかる瞬間に、
サンジが顎下から蹴り上げて攻撃します。
オーブンはこのまま吹っ飛びますが、
周囲の人間は父親が倒したものと勘違いしているのです。
プリンは近くで見ていて、そのことに気づいているのか、
目がハートになっています。
サンジがそのままシフォンを抱えて、
すぐに現場からは立ち去りました。
ちなみに、シフォンの父親は自分が殴ったことで、
オーブンがふっとんだと勘違いしています。
オーブンもめちゃめちゃブチ切れて、
「てめぇなわけねぇだろ」
と怒るのです。
すぐにシフォンを乗せて、
港に向かおうとするサンジ達。
かなり大型のケーキを乗せて、
運び出そうとしています。
ケーキを運び出す大きな台車の中に、
シフォンが隠れていますが、
すぐにオーブンによって見つかってしまいます。
(兄弟達は見聞色をはじめとして、覇気がかなり使えているのかと思われます)
するとシフォンに対してベッジからでんでん虫で電話がかかってきます。
その電話に出て、ベッジを挑発するオーブン。
妙な動きをしたら、「それまで」であり、
シフォンを殺してしまおう、ということを言ってると思われます。
ベッジに対して、
「捕まれば全員死刑になるから、
あんた達だけでも助かって!
そのまま皆にげて!」
と伝えるシフォン。
それを聞いて、上陸する決意をするベッジ。
捕えられて、殺されるかもしれないリスクをとってでも、
シフォンを助けにいこうとしているのです。
すると、オーブンの顔面に銃弾が直撃します。
オーブンが吹っ飛んでしまい、
シフォンが開放されます。
そこで一言、ベッジがペッツに対して、
「これがパパの生き様でちゅよ」
と伝えます。
いつも眠ったり、泣いたりしていたペッツも、
なぜか起き上がってバンザイしています。
(言葉が分からなくても、なんとなく意思疎通できてるのでしょうか)
一方、サニー号では、キャロットがぼそっと一言残します。
今夜は「満月」かなぁ。
これは非常に気になる一言です。
ゾウ編のときも満月ならジャック達にやられることはなかったと
話がありましたが、ミンク族は満月のときに本領を発揮するのかもしれません。
そして、何と言ってもルフィvsカタクリです。
ルフィvsカタクリの戦いの行く末は・・・!?
ルフィがカタクリから一旦はなれてしまっていて、
鏡の世界を通じて、各地を移動しているようです。
ブリュレを捕まえて、色んな民家を転々と動き回っているルフィ。
カカオ島に行こうとしているわけではなく、
あくまでもカタクリにこだわっているのです。
ルフィがこの後、カタクリとの戦いを再度開始するつもりでいるようですが、
このまま時間が過ぎれば、見聞色の覇気が弱まって
カタクリとの戦いにも勝機が見えるのかもしれませんが、
それでは本当に強くはならないのです。
極限状態だからこそ、「覇気は更に開花する」というレイリーの言葉の通り、
強敵と向き合うほどに、ますますルフィはどんどんと強くなれるのも、
ピンチに追い込まれた時にこそ、
ルフィの覇気も磨きがかかってくるのではないでしょうか。
ルフィが最後に、「あいつをこえたい!10億の男に勝ちたい!」と言っていますが、
最大限の強さを発揮したカタクリにかってこそ、
ルフィはどんどんと強さを増していきますし、
覇気も磨きがかかってくるのです。
見聞色の覇気を使って、
「おれも少し未来見えるようになるかな・・・」
と言っているルフィですが、
すでに使えているカタクリからその感覚を学ぶ方がてっとり早いかもしれません。
次号、887話のあらすじはこちら。
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