941話では衝撃の展開が明らかになりました。
今回の考察では、
・丑三つ小僧=トノ康で確定!
・小紫=日和(モモの助の妹)も確定!(日和のリアクションから明らかに…)
・光画(ひかりえ)とはどんな意味なのか?
・山火事が意味することとは一体何か?
・ルフィ、ヒョウ五郎がおしるこを大量に食べれた理由について
・オトコがトノ康の処刑を見守るために都へ飛び出したが…
・トノ康=ハリネズミの康、当時の大名と確定!
・トノ康が暴露する詫びること2つ、オロチに伝えたいこと1つとは?
などです。
941話「えびす町の人気者」について、ネタバレ考察見ていきましょう。
(えびす町の人気者と言えば、間違いなくトノ康ですが…)
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ネタバレ考察その1:丑三つ小僧=トの康、逮捕され処刑へ…
前回までのあらすじはこちら。
⇛940話でオロチへの反逆者が数万人以上にも登ることに…ワノ国編衝撃のラストはいかに!?
⇛百獣海賊団の団員まとめ!
場所はワノ国「花の都」にて、2つの事件が勃発します。
(1)九里で山火事
(2)丑三つ小僧の逮捕
同時に2つの事件が明らかになり、
それを福ロク寿がオロチに報告しています。
オロチは涙ながらにショックを受けている理由として、
小紫が死んでしまったからなのです。
最愛の女性を失ったことで、傷を負ってしまったのですが、
それ以上に衝撃の事実が福ロク寿から明らかになりました。
それが、丑三つ小僧の正体について。
それが、トノ康であり、20年前におでんとともに、光月家に仕えていた大名である、
「ハリネズミの康イエ」なのです。
それを知り、オロチも驚きを隠せません。
ちなみに、康イエは上下返すと、イエ康=家康(いえやす)になるので、
モデルは江戸幕府を築いた、徳川家の初代将軍「徳川家康」と思われます。
ただ、本物の家康と共通点はいくつかありますが、
相違点も結構ありそうです。
家康といえば、いい言い方をすると「倹約家」でありますが、
ドケチだったことが知られています。
どちらかというと正確は腹黒く、「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」とあるように、
そのためにはとにかく我慢強かったとも言われています。
(ただ、それはあくまで説ではあります)
そして、家康も実は影武者がいて、表舞台から本人は身を引いていたとも言われています。
実際の家康はどうだったかは分かりませんが、
ただ、トノ康も周囲の人間から「生きていたのか?」と驚かれるくらい、
生存が確認されてませんでした。
ずっとえびす町のところにいて、街の人達に食べ物を配りあるいていました。
そして、夜中には「丑三つ小僧」として、
えびす町の人間に悪者から奪ったお金を配って歩いていたのでした。
将軍「オロチ」は真っ先にトノ康の処刑を命じます。
そこで出てきたのが、「光画」です。
これはスクリーン画面で映し出して、電伝虫のような仕組みのようです。
光は電磁波の光を意味していると思われますが、
光月家の光も含んでいると思われます。
やはり、ワノ国は独自に発達した国ともいえます。
鎖国をしていた日本だからこそ、海外からの技術は入ってこなかったのでしょう。
そして、丑三つ小僧(トノ康)の処刑については、「小紫のお供」に死なせようと、
狂四郎が提案します。
「殉葬」にして、二大スターの死として大々的に発表する、
というのです。
ワンピースの世界で、「死」というのは限られており、
すごく象徴的な形で描かれています。
・ゴール・D・ロジャー
・ベルメール
・ポートガス・D・エース
・エドワード・ニューゲート
など、その人間の死が描かれた後で、
間違いなく流れは変わっていったのです。
今回、トノ康が死亡することで、”ある”狙いがあると思われます。
それはロジャーが死亡したことで、大海賊時代を作ったり、
白ひげが死んだことで、再び海賊たちにワンピースを目指すように促したのと同様に、
トノ康が死ぬことで、オロチやカイドウを追い込む第一歩を作ろうとしているのだと考えてます。
こちら死亡した際の白ひげです。
ネタバレ考察その2:ルフィとヒョウ五郎がどうやっておしるこを食べたのか?
兎丼「囚人採掘場」にて、クイーンが涙を流して止まりません。
小紫が死んだことを初めて知ったため、
ショックを受けているのです。
オロチと同様に、小紫のことが大好きだったために、
ショックを受けてしまったのでした。
すると、そこにルフィが喧嘩を挑みます。
ルフィ
「今日の相撲はまだか!」
ただ、ルフィの腹があまりにも膨れていて、違和感です。
これでは完全におしるこを食べていたことが明らかです。
(ルフィは完全にゲフっていってます。)
どうやら、二人は食べ過ぎてしまったようです。
そもそも2人はどうやっておしるこを食べることができたのか、
素朴な疑問が出てくるでしょう。
クイーンの方もびっくりしてます笑
どうやっておしるこを手にしたのかと言うと、
雷ぞうが盗んできてくれたのだと考えてます。
これは非常に大きな発見です。
雷ぞうはかなり早いスピードで国内を動き回ることができるのです。
そのスピードを活かして、檻の鍵も入手してきました。
今回もその役割を全うして、おしるこも瞬殺で手にしたのだと思われます。
ルフィ、ヒョウ五郎の2人は土俵の外に出ると死亡してしまうので、
誰かが持ってきてくれたに決まってます。
…と言っていた矢先に、よくみると雷ぞうが陰ながらに、
「だから食い過ぎはバレると言うのにルフィ殿…」
とセリフがあります。
クイーンの部下たちはというと、おしるこがなくなったことを報告すべきか話をしてます。
しかし、クイーンがショックを受けるのを懸念して伝えていません。
部下たちはクイーンの顔色を伺って、伝えないように口裏を合わせているのです。
ネタバレ考察その3:酒天丸が再登場!ホームデルが報復で衝突…
頭山(あたまやま)にある”酒天丸”のアジトが燃やされてしまってます。
これは非常に大事件です。
赤鞘9人男の1人、アシュラ童子はのらりくらりと仲間になることを拒否ったのです。
ただ、今回の放火によって、アシュラ童子こと、酒天丸がブチ切れてしまってます。
これによって、百獣海賊団に対して、目の敵にしてるため、
自動的に味方になるのは間違いないでしょう。
酒天丸はものすごく理解力があり、食料や武器を盗んでいたのを、
ホームデルvs酒天丸の戦いが繰り広げられるはずです。
ただ、ジャックに対して攻撃に成功したこともあり、
勝負自体は一瞬で解決しそうな予感です。
続いて、鈴後に行くと衝撃の事実が更に明らかになるのでした。
ネタバレ考察その4:丑三つ小僧逮捕を知る日和、どのような関係なのか?
鈴後(りんご)にて、ブルックが突然ゾロ達がいる家の中に入ってきて驚いています。
ゾロが日和と二人で寝ているところを見られてしまいます。
仲が良さそうです。
ここで新たな事実が発覚します。
日和
「でも私の添い寝は皆さん鼻の下を伸ばされます!
嬉しかったですか?」
と純粋無垢な様子です。
これは明らかにこっちの方が日和の「素」です。
花魁「小紫」というのは、あくまで演じているということでしょう。
(恐ろしい…)
花魁「小紫」が死亡していることを知り、
日和は「・・・」と何も語っていません。
完全に何かあるとしか思えない印象です。
丑三つ小僧の処刑を知って、オトコは「お父ちゃんだよ!」
と言って、花の都まで走っていくのでした。
この展開は、間違いなく父親が目の前で処刑されることになると思われます。
それによって、オトコは何かしらの能力の”目覚め”につながると考えてます。
ワノ国編の物語を進めていく上で、非常に重要な流れになるのは間違いありません。
ネタバレ考察その5:小紫の葬式とトの康の死の意味について
小紫の棺が羅刹町に運ばれていきます。羅刹町というのは、トの康が捕獲されている場所です。
すると、住民たちは丑三つ小僧がトの康だと皆噂しているのです。
磔にされたトノ康をみると、元大名の「康イエ」とは全く違っていて、
厳格な威厳がまるでなかったというのです。
(それは敢えてなくしていたのか分かりませんが…)
トノ康が磔にされながら、語り出すのでした。
・まずは皆に言いたいことが2つ
・オロチの馬鹿にいいたいことが1つ
・これをいったら笑ってあの世に参ろうぞ!
ということでした。
言いたいことというのは、まずは自分が身を隠していたことでしょう。
自分を慕っていた住民達は死んだと思っていたはずです。
20年以上も姿を見せなかったので、会いたかったのではないでしょうか。
二つ目はオロチの支配から住民を救ってあげられなかったことでしょう。
そもそも、えびす町にいたのは、貧しい住民達一人ひとりに食料を渡して回っていました。
それだけではまだ足りないと思って、「丑三つ小僧」として悪人からお金を奪って、
えびす町に配っていました。
それだけ不幸になっている住民を一人でも救おうとしていたのでした。
ただ、それでも全く救われていない人たちがたくさんいたことを痛感してたはずです。
最後に、オロチに言いたいことです。
間違いなく、「おでんが予言したことが実現する」ということでしょう。
そんな生き方をしてきたオロチは人から恨まれてしまって、
100%失脚するだろうということです。
赤鞘9人男が再び現れて、オロチを倒しに来て、
オロチが恐れていることが必ずやってくるということを伝えたいのではないでしょうか。
942話ではオロチが怒り狂って、トノ康を処刑する展開が予想できます。
また、「笑ってあの世に参る」というのも、ゴールドロジャーの死に方に似てます。
処刑される瞬間に、笑ってこの世を去ったと驚いてましたが、
ルフィがロジャーと同じ処刑台で、首を斬られそうになった際、
同様に笑っていました。
それをスモーカーが見て、驚いていました。
ちなみに、以前にもこのような記事を作成してました。
(ワノ国編以降の展開でありえると思われます)
⇛ナウシカとワンピースの共通点とルフィが死亡する真相について
おそらく、今回トノ康が処刑される際も、
「笑ってあの世に参ろう」
と言っているので、笑った顔で死んでいくのではないでしょうか。
その姿を見て、オトコも悲しみながらも、
勇気づけられて、オロチへの復讐を誓うのだと思われます。
また、ルフィも光画でその様子を見て、
オロチに対して謎の怒りを持つようになるのではないでしょうか。
兎丼にいる裏社会の住人たち数万人もトノ康の死亡で、
さらにダメ押しでヒョウ五郎が声をかけたら、
一気に火がつくのではないでしょうか。
カイドウ軍何万人という勢力に対して、光月家に仕えていた侍・ヤクザも味方につけて、
戦いが一気に加速していくのではないでしょうか。
⇛最新942話のネタバレ考察はこちら