新世界で現れた血統因子の存在
ワンピース二年後に登場した血統因子の存在もまた、かなり重要ではないかと考えております。
何故なら、まだ本編に未登場であるベガパンクが発見したもので、更に二年後に登場したジェルマ66やスマイル等にも利用されているからなのです。
血統因子自体、大きく目立った印象はありませんが、確実に本編で更に深く関わってくると考えられます。
今回はそこに悪魔の実と血統因子になんらかの関係があるのではないかと考えました。
さまざまな技術に血統因子が使われている
そもそもの話、上記にもスマイルに血統因子が使われていると述べましたが、スマイルの製造は、ベガパンクが血統因子を発見したのが始まりなのです。
血統因子は遺伝情報の地図と呼ばれる代物で、これを利用する事は人間が神懸かりな力を手にすると言ってもいい程に非常に重要かつ恐ろしい代物なのです。
ジェルマ66の面々はそもそも、イチジは火花、ニジは電撃、ヨンジは怪力、レイジュは毒等の特殊能力を得ています。
これはまるで悪魔の実の能力の様な、異能といってもいいですが、彼等はカナヅチではないのです。
ワンピースの世界で、特殊能力者はほぼ全員が悪魔の実の能力者といっても過言はないので、ジェルマ66の存在はさながら、カナヅチになることなく、特殊能力を手に入れることが出来るということです。
これはビックマムが狙うのも理由が分かります。
いうなれば、スマイルとは別に特殊能力を手に入れることが出来ますから。
スマイルは血統因子によって引き起こされたなら、本物の悪魔の実にも血統因子が関わっている?
そして、気になるのがスマイルが血統因子を利用してこの世に誕生したというなら、本家本元の悪魔の実もまた悪魔の実も血統因子によって造られたモノだと考えられます。
つまり、ルフィやサボやロビンの血統因子に影響を与えたのが悪魔の実だという事です。
だとすれば、悪魔の実は自然に発生した物ではなく、100%の人工物の可能性が高いのです。
悪魔の実こそ古代の遺物であった
人造悪魔の実スマイルが血統因子を元に造られたのなら、本物もまた血統因子によって造られたのではないかという事です。
ブキブキやシロシロ、ホビホビ、モチモチ、ドルドル、アメアメ、ビスビスなどの明らかに自然に発生しないモノがモチーフの悪魔の実ですから、これを造ったのが人の手によって造られたというのは一目瞭然です。
そして、気になるのが本編23年も経っていますが、悪魔の実がどうやって出来るのか未だどのキャラも言及していないという事です。
もし悪魔の実が造れるのであれば、海軍にしろ、世界政府にしろ、悪魔の実を自由に造れるというのはある種、古代兵器以上にこの世のパワーバランスを一気に掌握すると過言ではありません。
管理人としては、悪魔の実は手に入れることが出来れば、それ自体が兵器の様なものです。
実際にプロデンス王国軍師のダガマもメラメラの実が手に入れば、今まで以上に戦略が他の諸外国が目じゃない程に強力な兵器だと言っていました。
しかし、本編や映画でも悪魔の実を実際に造っているのは一切ないです。
あくまで人造ゾオン系悪魔の実スマイルだけで、パラミシア系やロギア系は製造出来ていません。
これは悪魔の実を人工物とすれば、それを生み出す技術はロストテクノロジーになっているに他らないのです。
だからこそ、スマイルを発見したベガパンクはそもそも血統因子を見つけた事で、本当はパラミシア系やロギア系が欲しかったのではなかったのでしょうか?
なにせ、パラミシア系もは未来へ飛べるトキトキの実、不老を手に入れられるオペオペの実などの非常に有益な悪魔の実なのです。
それが造れるのであれば、非常に素晴らしい技術の筈です。