ローの株価は老舗企業ムギワラに引けを取らないベンチャー企業
最悪の世代でも、既に格差、いうなればキャラ固有の活躍度、株価みたいなものがあると管理人は考えています。
キャラが本編に登場した後、本編に如何にして関わるかでその株価は変動するのです。
例えば、最悪の世代の一人であるルフィを目にすると、そもそも主人公ルフィの物語なので、最初から株価の価値は非常に高く、今もノンストップで活躍度は上がり続けているでしょう。
ゾロも当然、二番手なので、二年後以降はホールケーキアイランド編で出ていなかった分、ワノ国編で目立つようになってきています。
そして、ローに至っては、ルフィとゾロを除いた最悪の世代の中でもトップの出世頭であり、ルフィとゾロを1997年から続く老舗だとすれば、2008年ごろに進出したベンチャー企業といったところでしょうか?当然、他の最悪の世代もベンチャー企業、厳密にいえば、黒ひげは二番目の老舗です。
ローは2008年登場したにも関わらず、ルフィとヒューマンショップで関わり、マリンフォード頂上戦争でまさかの命の恩人として、最悪の世代で最も目立ちます。
そして、二年後、王下七武海として爆誕し、ワノ国編に至るまで、過去回想入り、敵幹部の撃破、プライズフィギュアやハイグレードフィギュア多数輩出、ゲームやワンピースパーティなどのメディア露出がトップクラスで抜きんでています。
いかがでしょうか?ローの株価は老舗であるルフィやゾロというか、ナミやウソップを喰らう程、目立ってると言えます。
対して、ホーキンスの株価は?
対して、ホーキンスはどうでしょうか?
ホーキンスは占いで自分の生存率を見極め、不要な戦闘を避けるタイプです。この時点で、この男はある意味致命的な目立ちたがりではないと言えます。
漫画のキャラに於いて、目立つような動きをしなければ、必然的に読者から印象は薄くなるのです。
いうなれば、行動を起こす前に、運勢を見極めるので、どこか能動的というよりも受動的なキャラという印象を受けます。
「海賊王に俺はなる!!」と宣言する様なルフィと比べると、「殺生をすると運気が下がる日なんだ…。」と全ては運気次第と考えています。
かくして、二年前ではホーキンスは黄猿の攻撃を誰かに移すという、最悪の世代でもトップクラスの回避性能を魅せ付けました。
しかし、ストローマンのストックを用意していなかったので、そのまま倒されてしまいます。その後は、他の最悪の世代と同じくマリンフォード頂上戦争を見届け、新世界に入ります。
そして、茶ひげの足を切り落としたようです。
ローにやらそうなホーキンス
ですが、二年後にカイドウの強さにビビり、真打という下っ端になりました。一船長が使い走りというのはなかなか来るものがあります。
現在、ホーキンスはローの攻撃を受け、始末されたと思いましたが、殺しが嫌いなローに見逃され、ドレークを葬り去ろうとしています。
裏切ったドレークよりも後から入ったホーキンスの方がなんだか貢献していますが、元々ホーキンスはルフィとローと同じく、最悪の世代と言われているのを忘れてはいけません。
あくまで、ホーキンスはカイドウにビビり、百獣海賊団に入ったという事なのです。カイドウの使い走りになる為に新世界に入った訳ではないのです。
そう考えると、今のホーキンスはまるで牙を折れたようにしかみえません。
もしかすると、鬼ヶ島で今度こそローに引導を渡されるかもしれないのです。