シーザーが創ったナンバーズ
カイドウの部下であるナンバーズとは、どうやらシーザーが開発した古代巨人族のようでした。
通常の巨人族が18m~20m、大体RX78-2ガンダムと同じ全長なのです。
古代巨人族はその巨人族の二倍、40m程で、サイコガンダムと同じ全長となります。
ワンピースの世界では、巨人族は大きさもさることながら、筋力や寿命が長く、エルバフは生まれながらの戦士族と呼ばれ、世界一の強国と呼ばれる程です。
ところが、ナンバーズは失敗作のようで、カイドウはそれでもナンバーズを大金で勝ったようです。
問題は、どこがナンバーズが古代巨人族の失敗作というのでしょうか?
今回はそれについて、考察を考えてみましょう。
失敗というのは、オリジナルである古代巨人族よりもナンバーズが劣っているという事
早い話、ナンバーズが古代巨人族の失敗作というならば、どこかに失敗と決定づける要素がナンバーズにあるという事です。
そして、その失敗作とされても、カイドウは合計で12体の古代巨人族を傘下に治めていると言えます。
取り合えず、本編から匂わせる失敗作に繋がる描写から考察していきましょう。
制御出来ていないのがまず分かる
管理人がナンバーズから、読み取れる失敗作に繋がる描写は、やはりコントロール出来ていないというのが分かります。
クイーンはアイツラと酒を飲むのは嫌だぜと愚痴を呟いていました。
その理由は、酔うと暴れだすからと言えます。
大人一人が大勢いる宴会場で、暴れるだけでも抑えるのは中々大変でしょう。
しかしこれが、いくら武闘派のカイドウ達百獣海賊団と言えど、40m級の怪物が暴れたらどうでしょう?
40mというと、ビルと同じくらいの高さです。そんなのが、酔っている状態、つまり自制が出来ていない状態で暴れたら、普通に災害となんら変わりません。
このことから、ナンバーズは毎年の火祭りで鬼ヶ島に被害を齎しているのでしょう。それも悪酔いという形で。
制御できない=知能が低い
上記の様に、管理人は古代巨人族が制御出来ていないと書きました。四皇ですら、制御出来ていない古代巨人族。
それはどうしてなのでしょうか?強すぎて、制御出来ていないという訳ではない筈です。
何を言おうと、鬼ヶ島で最強はカイドウです。それでも、ナンバーズを制御出来ていない。即ち、悪酔いをするがままになっているのは、ナンバーズの知能が低いからではないでしょうか?
早い話、ナンバーズが失敗作なのは、知能が低い。これに限ると管理人は思います。
古代巨人族だからといって、知能が低いという種族ではないでしょう。巨人族もそうですが、小人族、ミンク族、人魚族、魚人族、手長族、足長族、種族は多く存在しますが、一言もしゃべれない種族は登場していません。
実際に本編に出てきたナンバーズ八茶をクローズアップしても、ハチャチャと言うだけで、日常会話をしていません。
しかも、フランキー将軍をおもちゃかなにかに思うどこか子供心がありますし、正にそこまでの知能を有していない様に見えます。
それでも、カイドウがナンバーズを買ったのは知能が低くても、街を破壊する事は簡単にできるという事なのでしょう。