海軍は分裂する!?
世界の海を荒らす海賊を取り締まる海軍。
そのすべての海軍支部を頂点から指揮するサカズキ元帥。
しかし、サカズキ元帥体制下の海軍は今海軍が始まって以来最大のターニングポイントを迎えそうとしていると管理人は考えています。
それは、海軍が分裂するかもしれないという事です。
どういう事か、その考察を説明します。
海軍内には世界政府への反感が強い海兵と完全に支持する海兵がいる
一巻から97巻まで刊行されている長きにわたるワンピースの世界。
その中で、海軍の動きもまた麦わらの一味と比べると、少ない動きですが、確かに描写されています。
例えば、クロコダイル討伐後のスモーカーと政府側の人間との通話ですが、スモーカーがクロコダイル討伐を果たしていないにも関わらず、そのまま居合わせたスモーカーをクロコダイルを倒した功績として階級を上げる話をしてきます。
いうなれば、スモーカーはここで政府の命令を素直に聞いて居れば、早く階級をあげれていたでしょう。
しかし、スモーカーはその話を蹴り、あくまで自分がクロコダイル討伐の件を無下にしました。
この一連の流れで、スモーカーに階級だけでなく、自分達に都合の良い海兵にしたがっていたかもしれません。
クロコダイルは政府が創った政府公認の海賊、結局その海賊が世界政府加盟国であるアラバスタ王国を滅んだ追及を受けていたのかもしれませんし、ましてクロコダイルを倒したのが海賊である麦わらの一味なども世間に公表したくなかったのでしょう。
もし、クロコダイル討伐が麦わらの一味がしたとなると、その場に居合わせた海軍と政府公認の海賊が国を乗っ取ろうとしていたなど、諸外国からしてみれば、おかしな話だと考えられます。
以上の様に、スモーカーは政府の指示を素直に聞かない海兵であり、彼に続いて出てきた海軍本部大将イッショウもまた、ドレスローザ事件で、ドフラミンゴを倒したのは海賊麦わらの一味と海賊達が団結して解決に導いた事件として諸外国へ広く広まりました。
そして、海軍がこのドレスローザ事件で動くことが出来なかったのも世間に広まりました。
この様に、海軍や政府の不手際を認め、世間に公表する動きをする海兵は世界政府不支持派といってもよいでしょう。
では、政府の不手際を広めるのが世界政府不支持派、スモーカーや藤虎だとすれば、世界政府の起こした事件を隠蔽する動きはそのまま世界政府支持派となります。
それが、オハラの悪夢で避難船を砲撃し、オハラを滅ぼしたサカズキこと世界政府支持派といえます。
王下七武海を支持していたのもサカズキ、スモーカーや藤虎は王下七武海を支持していなかった。
ここまで書くと、管理人はサカズキやスモーカーと藤虎が世界政府支持派か世界政府不支持派に置き換えれます。
更に、王下七武海に関していえば、サカズキは王下七武海を完全撤廃を唱えていませんが、スモーカーは「海賊はどこまでいこうと海賊なんだ。」と結論付け、藤虎が海軍大将になったのは王下七武海完全撤廃を遂げたいためになったと言い放ちます。
要するに、今王下七武海を完全撤廃した事は、ある意味海軍が分裂する動きの起爆剤になると管理人は考えます。
サカズキはあれだけ海賊を滅ぼせといっても、政府公認の王下七武海を滅ぼそうとはしませんでした。
いうなれば、両者の対立は王下七武海完全撤廃を斬り口に、分裂するのではないでしょうか?